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出口:中絶のための1200kmの旅

¥2,750 税込

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ISBN 978-4-7634-2187-6
C0098
発行:2025年8月25日
A5判並製  240頁


●内容紹介●
〈自分の体を自分で決められない〉国から抜け出すため、姉妹は車を走らせた。

鳥飼茜(漫画家:『先生の白い嘘』『バッドベイビーは泣かない』)推薦‼
「欲しいのは、女が自由に生きることを悪なんて言わせない世界」

綿密な調査と取材で制作期間に4年を費やし、
リプロダクティブ・ライツの現実を描いたグラフィック・ノベル、待望の翻訳。

【あらすじ】
ポーランドで小学校教諭をしているマグダは、望まぬ妊娠をしてしまう。しかし中絶が厳しく制限されているこの国では、誰かに相談することすら難しく、彼女は孤独の中で中絶方法を探し始める。
ネット掲示板を頼りに支援団体と連絡を取り始めるが、中絶薬はなかなか届かない。タイムリミットが迫るなか、ついにオランダの支援団体に頼ることを決意したマグダは、唯一の理解者である姉・オリビアと共に、1200kmの旅に出るのだった——。


●著者紹介●
【作者】
B.キャロット(B.Carrot)
1985年エルサレム生まれ。2006年にアムステルダムに留学し、その後オランダに移住。ショートストーリーやマンガを描いた後、2019年ブリュッセルのシント・ルーカス・アカデミーにてグラフィック・ストーリーテリングの修士課程を修了。卒業プロジェクトであるグラフィックノベル『オール・デイズ・オニオン』が、2020年にソウルフードコミックスから出版された。移民や国境政策、フェミニズム、パレスチナの自由を求める闘争などをテーマに作品を発表している。

【訳者】
川野夏実(かわの・なつみ)
宮崎県出身。東京外国語大学外国語学部を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在オランダ在住。訳書にバーバラ・ストック『ゴッホ──最後の3年』(花伝社、2018年)、ディド・ドラフマン『小さなベティと飛べないハクチョウ──ひとりぼっちのヤングケアラー』(花伝社、2022年)、エメー・デ・ヨング『ハチクマが還るところ』(サウザンブックス社、2025年)、バーバラ・ストック『ゴッホとひまわり』(月と文社、2025年)、ジドルー&ユディット・ファニステンダール『くじら図書館』(小さい書房、2025年)。


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