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昭和の銀行員 第2巻 システム開発篇:1971─1977年
¥2,200
ISBN 978-4-7634-2117-3 C0095 発行:2024年5月25日 四六判並製 368頁 ●内容紹介● 昭和の銀行で最先端の開発を 昭和46年4月、不動産銀行本店に異動した武田は、新設された事務管理部オンライン班に着任。不銀全店のシステム化を練る議論の熱き日々。業務を分析し、処理の手順を起こし、プログラム設計書をつくるクリエイティブワーク。新方式の外国為替計理で海外店システムを開発した武田は、ニューヨーク支店開設支援のためアメリカへ旅立った──。 『日債銀破綻の原罪』の著者が描く。 コンピュータ黎明期、システム開発に 奮闘する銀行員たちの群像劇。 ●目次● 第2巻 システム開発篇◆目次 第三章 オンラインシステム開発 第四章 ニューヨーク支店システム開発 第二巻終章 総合オンラインシステム苦難の船出 ●著者紹介● 上杉幸彦(うえすぎ・ゆきひこ) 1943年生まれ、東京大学経済学部卒業。 1965年、日本不動産銀行(1977年、日本債券信用銀行に行名変更)入行。 1971年、事務管理部配属、総合オンラインシステム、海外店システム、外国業務システムの開発に従事。 1988年、個人業務部長。 1994年、日債銀総合システム常務取締役。 1998年、同社退任。 著書 『日債銀破綻の原罪(上、下)』(東銀座出版社、1999年、筆名:田代恭介) 『青いシュプール』(東銀座出版社、2003年、筆名:田代恭介) 『昭和の銀行員 第1巻 支店遍歴篇』(花伝社、2023年) 文芸誌『白桃』同人 ホームページ 百名山登頂記他 http://home.p00.itscom.net/tashiro/ ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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プライバシーこそ力:なぜ、どのように、あなたは自分のデータを巨大企業から取り戻すべきか
¥2,200
ISBN978-4-7634-2074-9 C0036 発行:2023年7月25日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● まさにいま、あなたのすべて(あなたの住所・電話番号・配偶者や子どもの有無・銀行口座・健康状態・友人関係・性的指向・次にあなたが何をしようとしているかまで)が巨大IT企業と政府につかまれているかもしれない。 若きオックスフォード大学の俊英がわかりやすく解説する「監視資本主義」の脅威と解決策 英エコノミスト誌が選ぶ2019年ベストブック選出! ●目次● 序章 第1章 データに飢えたハゲタカ 第2章 プライバシー喪失への道 第3章 プライバシーこそパワー 第4章 トキシック・データ 第5章 データの流れを変えられるか 第6章 今のあなたにできること 終章 訳者あとがき 索引 注 ●著者紹介● カリッサ・ヴェリツ(Carissa Véliz) オックスフォード大学哲学科およびAI倫理研究所准教授、ハートフォード・カレッジチュートリアルフェロー。「オックスフォード・ハンドブック・オブ・デジタル・エシックス」編集者。 訳者略歴 平田光美(ひらた・てるみ) 慶應義塾大学法学部卒。同志社大学大学院でMBA取得。幼少期から中学時代をロンドンで過ごす。大学では独占禁止法を中心とした国際経済法を専攻。バイリンガルとして大学在学中から翻訳に加え英会話を教え、国際会議や企業の会議通訳も務める。 平田完一郎(ひらた・かんいちろう) 慶應義塾大学経済学部卒。1970〜80年代にシティにある住友銀行ロンドン支店および同行現地法人に14年間勤務。国際金融、為替ディーリング、証券各業務に携わる。大和証券SMBC取締役を経て、スウェーデンの大手銀行スウェッドバンクおよびスウェーデン地方金融公社の日本代表、福島学院大学副理事長を務め、現在、スウェーデンの商社ガデリウスの監査役。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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投下労働量からの日本経済分析:「価値」と「価格」で見る日本型資本主義
¥2,750
発行:2021年3月25日 A5判並製 220頁 ●内容紹介● 資本主義は、その歴史的役割を終えたのか? 「価格」という社会制度を前提とした視点に加え、普遍的な「価値」としての投下労働量から見た、日本経済の軌跡と展望。 資本主義を相対化することで見えてくる、格差拡大や経済断片化のメカニズムとは。 政治経済学の俊英が鮮やかに分析する日本経済 ●目次● 第一部 社会分析の基準としての投下労働量 第1章 なぜ投下労働量分析が必要か 第2章 投下労働量の意味 第3章 投下労働量と利潤量 第4章 投下労働量の増加が意味するもの 第二部 「搾取の第一定義」を超える搾取と資本主義の歴史的役割 第5章 「搾取の第一定義」を超える搾取の必然性 第6章 「搾取の第一定義」を超える搾取を算出する 第7章 日本経済における資本蓄積の有効性──労働生産性の観点から 第8章 日本経済の景気循環と資本主義の歴史的役割 第三部 日本経済の構造変化と金融化 第9章 置塩型利潤率の動向からみる日本経済の構造変化 第10章 利益率の多様化に見る日本経済の断片化 第11章 日本経済における金融化と産業資本の性格変化 第12章 金融的収益の重要化と格差の変動の関係──資本収益率均等化の観点から ●著者紹介● 田添篤史(たぞえ・あつし) 三重短期大学准教授。1984年生まれ。2012年、京都大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程修了。博士(経済学)。京都大学経済学研究科ジュニアリサーチャー、京都大学アジア研究教育ユニット研究員などを経て現職。 2017年、The Distinguished Achievement Award in Political Economy for The Twenty-First CenturyをWorld Association for Political Economyより受賞、2018年、基礎経済科学研究所創立50周年記念懸賞論文において奨励賞を受賞。 主な論文に、「『置塩定理』に対する擁護論―Laibmanの議論の拡張および厳密化をベースとして」(『季刊経済理論』第48巻第2号、2011年)、「産業連関表を用いた置塩型利潤率の計算による資本労働関係の分析―2000年代初めにおける日本経済の構造変化の抽出」(『季刊経済理論』第51巻第2号、2014年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net