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北極で、なにがおきてるの?:気候変動をめぐるタラ号の科学探検
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2112-8 C0098 発行:2024年4月25日 A5判変形並製 60頁 ●内容紹介● 「この暑さは北極では普通なの?」 「すべてが終わったわけじゃないよ 大人たちにも行動を起こしてもらおう!」 「私たちは世界を終わらせるつもりはないよ!」 「何もしなければ数十年以内には夏に海氷がほとんどなくなってしまう」 北極圏における地球温暖化の影響を調査したタラ号北極プロジェクトでの実際の探査を元に描かれた、気候変動の最前線がわかるバンド・デシネ。 地球をこれ以上破壊させてたまるもんか!――私たちに今、できることは? ●著者紹介● [作] ルーシー・ルモワン(Lucie Le Moine) 1990年代、本、バンド・デシネ、ビデオゲーム、森に囲まれて育つ。社会を席巻するアクティビズムに関心をもち創作活動を行うフェミニスト。著作に、Les Aventureurs(éditions Milan)。2020年、短編小説コンテストÉmergences!で優勝。 [絵] シルバン・ドランジュ(Sylvain Dorange) 1977 年生まれ。ストラスブールの装飾美術学校を卒業。主な作品に、友人のジャック・マティスの自伝を自由に脚色したPsychotique(La Boîte à bulles)、ナチス戦犯追及者の戦いを辿ったパスカル・ブレッソン原作のSerge et Béate Klarsfeld, un combat contre l'oublなど。 [訳] パトゥイエ・由美子(ぱとぅいえ・ゆみこ) 一般社団法人タラオセアンジャパン事務局長。 大学3年時にフランスへ留学。帰国後はフランス企業の日本支社数社で勤務。フランス大手化粧品会社の日本支社で約17年管理部門管理職、フランス中小企業の日本子会社代表を1年務めた後、社会課題、特に、地球温暖化問題の改善に少しでも貢献出来る仕事を志し、2019年3月より現職。 小澤 友紀(おざわ・ゆき) 一般社団法人タラオセアンジャパン広報。 幼少期から自然の中でアクティブに過ごす機会もあり、いつしか環境問題に関心を抱く。 アニエスベージャパン入社後はマーケティング部などで勤務する一方で、社内サステナビリティプロジェクトで包装資材の脱プラスチックに向けて取り組む。2022年11月より現職。海の大切さをみなさまにわかりやすくお届けしている。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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幻像のアオサギが飛ぶよ:日本人・西欧人と鷺
¥1,650
ISBN978-4-7634-0767-2 C3045 発行:2026年2月25日 四六判並製 196頁 ●内容紹介● なぜアオサギは不気味になったのか? 「孤独、孤高、精悍なアオサギ」のヨーロッパ。 「火を吐く妖怪、不気味で憂鬱なアオサギ」の日本。 なぜアオサギのイメージは日本と西欧で全く異なるのか? サギの生態に魅せられたサギ博士が、古今東西の文学を渉猟して、サギ像分裂の背景を探り、人間と動物の関わりに思いを馳せる。 ●目次● 第Ⅰ部 分裂するアオサギ像 ──日本と西欧── 第Ⅱ部 妖怪アオサギ ──日本人にとってのサギ── 第Ⅲ部 羽根飾り問題とサギたち ●著者紹介● 佐原雄二(さわら・ゆうじ) 1949年兵庫県生まれ。1971年東京大学理学部生物学科動物学課程卒業。1978年東京大学大学院理学系研究科修了(理学博士)。弘前大学教養部、同農学生命科学部を経て2014年退職。現在、弘前大学名誉教授。専門は動物生態学。主な研究テーマは魚類と魚食性鳥類との種間関係。 主な著書『さかなの食事』岩波書店、1979年(毎日出版文化賞受賞)。『魚の採餌行動』東京大学出版会、1987年。『現代日本生物誌10 メダカとヨシ』(共著)岩波書店、2003年。 『フィールドワークは楽しい』(共著)岩波書店、2004年。『青森県のフィールドから——野外動物生態学への招待』(編著)弘前大学出版会、2007年。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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多発する人造地震:人間が引き起こす地震
¥1,650
発行:2019年5月21日 四六判 174ページ 並製 ●内容紹介● 「地震兵器」「HAARP」は地震学的にあり得ない。しかし…… 世界中で起きている人造地震に地球物理学者が警鐘を鳴らす! シェールオイル・シェールガスの採掘、ダム建設、地下核実験、地熱利用……。 エネルギー問題“期待の星”の現場で次々と起こる謎の地震。 CCS(二酸化炭素の回収貯蔵実験)は本当に地震発生と無関係なのか? 北朝鮮地下核実験によって、白頭山の地震・噴火を誘発する恐れはないのか? ●書評・紹介記事情報● 「北海道新聞」(2019年7月3日) ●著者紹介● 島村英紀(しまむら・ひでき) 武蔵野学院大学特任教授。1941年東京生。東大理学部卒。東大大学院終了。理学博士。東大助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。『完全解説 日本の火山噴火』、『火山入門――日本誕生から破局噴火まで』、『直下型地震-----どう備えるか』『地震と火山の基礎知識―生死を分ける60話』『日本人が知りたい巨大地震の疑問50』『新・地震をさぐる』など著書多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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富士山大爆発のすべて:いつ噴火してもおかしくない
¥1,650
発行 2016年9月25日 四六判並製 208頁 ●内容紹介● 富士山はどんな火山なのか? 未曽有の危機に備える時間はあるか 火山灰が1ミリ積もるだけで、交通網はすべてマヒ、 失明、呼吸困難、コンピュータのショート…… いつどこで起きるか、現在の科学力ではわからない 第一線で活躍し続けてきた地球物理学者が警鐘を鳴らす! 箱根噴火は破局噴火の前兆なのか? ●目次● 第1章 不十分な富士山の監視 第2章 もし富士山が噴火したら 第3章 火山の成り立ち 第4章 日本人が見なかった富士山の過去 第5章 日本人が見た富士山の過去 第6章 富士山最後の大噴火は三〇〇年前の宝永噴火 第7章 噴火予知は難しい 第8章 破局噴火・そして原子力発電所を持つ「無謀」 ●著者紹介● 島村英紀(しまむら・ひでき) 1941 年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。理学博士。東大助手、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授。ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)。
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気候の暴走:地球温暖化が招く過酷な未来
¥1,650
発行 2016年8月25日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● もう本当に後がない 「あと一押し」で地球環境は崩壊する! 膨大な温暖化難民と、食糧危機、都市水没だけではない、未曽有の事態… ●このまま温暖化が高じるとどんな未来になるのか? ●過去にはどんな気候変動があったのか? ●現在、どんな状態に置かれ、どうしたら危機を脱出できるのか? 温暖化懐疑論をしりぞける事実──パリ協定は人類の希望となるか!? 東京大学がスーパーコンピュータで導き出した、 温暖化とCO2の決定的な因果関係 ●目次● 第一章 気候が暴走する未来の社会 第二章 何が暴走の背景にあるのか 第三章 人類を何度も襲った急激な気候変動 第四章 温暖化で恐竜が栄え、全球凍結もあった 第五章 気候変動の主役たち 第六章 立ちはだかるさまざまな壁 第七章 やっとここまで、パリ協定 第八章 わずかな可能性を求めて ●著者紹介● 横山裕道(よこやま・ひろみち) 淑徳大学客員教授。1944年仙台市生まれ。東京大学理学部卒。同大学院理学系研究科修士課程修了。1969年毎日新聞社入社。科学環境部長兼論説委員などを歴任し、2003年淑徳大学国際コミュニケーション学部教授。2011年から現職。 現在、環境省「国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会」検討員。 著書に『いま地球に何が起こっているか――21世紀の地球・環境学』(ぴいぷる社)、『地球温暖化と気候変動』(七つ森書館)、『3・11学 地震と原発そして温暖化』(古今書院)、『いま地震予知を問う 迫る南海トラフ巨大地震』(化学同人)、『徹底検証!福島原発事故 何が問題だったのか』(化学同人、共著)などがある。地球・環境論専攻。
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幻像のアオサギが飛ぶよ:日本人・西欧人と鷺
¥1,650
発行 2016年2月25日 四六判並製 196頁(カラー口絵4頁) ●内容紹介● なぜアオサギは不気味になったのか? 「孤独、孤高、精悍なアオサギ」のヨーロッパ。 「火を吐く妖怪、不気味で憂鬱なアオサギ」の日本。 なぜアオサギのイメージは日本と西欧で全く異なるのか? サギの生態に魅せられたサギ博士が、古今東西の文学を渉猟して、サギ像分裂の背景を探り、人間と動物の関わりに思いを馳せる。 ●目次● 第Ⅰ部 分裂するアオサギ像 ──日本と西欧── 第Ⅱ部 妖怪アオサギ ──日本人にとってのサギ── 第Ⅲ部 羽根飾り問題とサギたち ●著者紹介● 佐原雄二(さわら・ゆうじ) 1949年兵庫県生まれ。1971年東京大学理学部生物学科動物学課程卒業。1978年東京大学大学院理学系研究科修了(理学博士)。弘前大学教養部、同農学生命科学部を経て2014年退職。現在、弘前大学名誉教授。専門は動物生態学。主な研究テーマは魚類と魚食性鳥類との種間関係。 主な著書『さかなの食事』岩波書店、1979年(毎日出版文化賞受賞)。『魚の採餌行動』東京大学出版会、1987年。『現代日本生物誌10 メダカとヨシ』(共著)岩波書店、2003年。 『フィールドワークは楽しい』(共著)岩波書店、2004年。『青森県のフィールドから——野外動物生態学への招待』(編著)弘前大学出版会、2007年。
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地震と火山の基礎知識:生死を分ける60話
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発行 2015年11月25日 四六判並製 208頁 ●内容● 巨大地震の後は、「巨大噴火」だ!! カルデラ噴火で人類絶滅……! 3・11以降、ひずみがたまり続けている日本列島の地殻 迫りくる大噴火への予兆、露呈する科学の限界…… 人類は生き残ることができるのか!? 第一線で活躍し続けてきた地球物理学者が、 地震と火山の地下事情を縦横無尽に切る! ●目次● 第1部 地震と火山 ・未来エネルギーが引き起こす「人為的地震」 ・日本海溝に迫る大地震予備軍「海山」 ・御嶽山の噴火予知が失敗したワケ ・ 「噴火の前兆」空振りのナゾ など 第2部 これだけは知っておこう地震・火山の恐怖 ・都会襲う「火災旋風」の恐怖 ・日本人全滅の可能性ある「カルデラ噴火」 ・地滑り地形だらけの日本列島 ・最前線の研究者も大地震の前には無力だった など 第3部 暮らしと震災 ・ 「地震の名前」めぐる政治的駆け引き ・世界の気候にも影響を及ぼす火山灰 など 第4部 地球物理学の豆知識 ・死亡事故多数、最も危険な火山学者 ・ジャンボ機のエンジン停止させる噴煙 ・ 現代社会を混乱させる磁気嵐 ・北海道でもオーロラ!! 大騒ぎ ・地球と酷似する金星にも火山活動 など ●著者紹介● 島村英紀(シマムラ ヒデキ) 1941 年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。理学博士。東大助手、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授。ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)。