-
小説・弁護士のしごと:地域に根ざす日々
¥1,650
ISBN978-4-7634-2014-5 C0093 発行:2022年6月20日 四六判並製 359頁 ●内容紹介● 「もっと早く相談すればよかった……!!」 身近な暮らしに潜む、詐欺・離婚・借金・任意整理・労災・不当逮捕──。 個人では解決できない、企業犯罪・公害・住民訴訟まで──。 もちこまれる数々の「難事件」を、霧山昴弁護士が解決する。 知られざる弁護士の日常としごと。裁判のクライマックス・「証人尋問」のコツも伝授! ●目次● プロローグ 弁護士になる 事件ファイル1 霊感商法 閑話休題◎日本の女性は今も昔も強い 事件ファイル2 子どもを取り戻す(親権者の変更) 閑話休題◎証人尋問 事件ファイル3 借金相談の現場 事件ファイル4 ポスター貼り不当逮捕事件 事件ファイル5 労働災害 事件ファイル6 有明鉱火災裁判 事件ファイル7 区画整理(住民訴訟) 閑話休題◎公事師 事件ファイル8 地場スーパーの閉店・任意整理 閑話休題◎アイちゃんと前川喜平氏 事件ファイル9 先物取引被害と弁護士の懲戒 ●著者紹介● 霧山 昴(きりやま すばる) 1948年 福岡県生まれ 1972年 東京大学法学部卒業 1974年 弁護士(横浜弁護士会登録) 現 在 福岡県弁護士会所属 著書『小説・司法修習生──それぞれの人生』(花伝社、2016年) 『小説・司法試験──合格にたどりついた日々』(花伝社、2018年) 福岡県弁護士会のホームページの「弁護士会の読書」コーナーに毎日1冊の書評を20年以上アップしている。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
欲望の鏡:つくられた「魅力」と「理想」
¥1,980
ISBN978-4-7634-2012-1 C0098 発行:2022年6月20日 A5判変形並製 178頁 ●内容紹介● 「なりたい自分」を求めてSNSを彷徨う現代人を描く! “多様”な人生が当たり前に映し出されるネット時代、 「美しさ」「魅力」「欲望」はどこからきて、これからどこへ向かうのか? スウェーデン発のグラフィックノベル 世界で最も読まれている作家の、「美しさ」をめぐる哲学的コミック! ●目次● 鏡の前の女の子 レアのブサイクな目 亡霊のような痕跡 白雪姫の母 暴君のような絵 参考文献 作者・訳者略歴 訳者解説 ●著者紹介● [作]リーヴ・ストロームクヴィスト Liv Strömquist 1978年生まれ。スウェーデンを代表する漫画家、文化人。ほかの著作に『禁断の果実──女性の身体と性のタブー』(相川千尋訳、花伝社、2018年)、『21世紀の恋愛──いちばん赤い薔薇が咲く』(よこのなな訳、花伝社、2021年)など。多くの作品が舞台化されている。 [訳]よこのなな Nana Yokono 1977年生まれ。90年代半ばと2000年代初めにスウェーデンの地方都市でスウェーデン語や社会科学を学ぶ。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
子どもへのワクチン接種を考える:臨床現場でいま、何が起こっているのか
¥1,320
ISBN978-4-7634-2011-4 C0047 発行:2022年6月10日 四六判並製 128頁 ●内容紹介● 十分な治験を経ておらず、将来への影響もわからない新型ワクチンを、本当に子どもにまで接種してよいのか? ●1回目、2回目のワクチン接種が始まったころから、帯状疱疹が急に増え始めた。 ●3回目のワクチンを打ってから、急に体調を崩す方が増えている。 ● 進行がんが見つかる人が、立て続けに出てきた。 ● ワクチンを打った人の「5~10歳急に歳をとったようだ」との声。 ● ブースター接種を打てば打つほど、コロナに感染しやすくなっている。 ● 子どもはコロナにかかっても重症化しないし、ワクチンを打つと免疫力が落ちる。 立ち上がった医師たちの緊急提言! ●目次● Ⅰ 臨床の現場で何が起こっているのか Ⅱ 医師を取り巻く環境と医学界の体質 Ⅲ 子どもへのワクチン接種は何が問題か Ⅳ コロナワクチンの中長期的な影響 Ⅴ 被害者救済とこれから ●著者紹介● 藤沢明徳(ふじさわ・あきのり) 1966年生まれ。北海道札幌市出身。京都大学工学部原子核工学科中退、京都府立医科大学卒。京都南病院、本別町国民健康保険病院、同院副院長を経て、2012年10月、ほんべつ循環器内科クリニック開設。2021年11月、北海道有志医師の会設立に参加。2022年2月、全国有志医師の会設立に参画。日本内科学会認定内科医。 鳥集 徹(とりだまり・とおる) 1966年生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。同大学院文学研究科修士課程修了(新聞学)。2004年からジャーナリストとして、医療を中心に取材活動を開始。『週刊文春』『文藝春秋』『女性セブン』等に記事を寄稿してきた。著書『新薬の罠』(文藝春秋社)で第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。『コロナ自粛の大罪』『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』『医療ムラの不都合な真実』(いずれも宝島社新書)など著書多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
灯火とともに闇のなかを:二つの世界大戦にみる英米の良心的兵役拒否者
¥1,870
ISBN978-4-7634-2006-0 C3020 発行:2022年4月25日 四六判並製 204頁 ●内容紹介● 戦争と兵役を拒否した人びと 彼らが歩んだ苦難の道とは── 20世紀の二つの世界大戦時、英国と米国で「正義の戦争」が支持されるなか、平和の構築に寄与するという信条にもとづき、戦争を拒否した良心的兵役拒否者たちがいた。クェイカーのパシフィズム(平和主義)を軸とした良心的兵役拒否者の抵抗と、権利獲得までの戦いとは。兵役拒否を実行した人びとや、彼らを支援した人びとの困難を日本の事例も含め多様に描き出し、その毅然とした姿に迫る。 「殺すなかれ」の実践と、「戦争に与しない権利」が確立されるまで ●目次● 略語一覧 はじめに 第1章 クェイカー史に見るパシフィズム 第2章 英国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者 第3章 米国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者 終章 アジア太平洋戦争時の日本の良心的兵役拒否者 あとがき 引用・参考文献 人名索引 ●著者紹介● 西村裕美(にしむら・ひろみ) 元立教大学コミュニティ福祉学部教授。英米近代キリスト教思想史。一九四七年金沢市生まれ。一九九六年同志社大学大学院神学研究科博士後期課程修了。神学博士。 著書『小羊の戦い──17世紀クェイカー運動の宗教思想』(未来社、一九九八年)、『福祉ボランティア論』(共著、有斐閣、二〇〇七年)、『複合国家イギリスの宗教と社会──ブリテン国家の創出』(共著、ミネルヴァ書房、二〇一二年)。 訳書 徐俊植著『韓国人権運動の証言』(共編訳、明石書店、二〇〇一年)、チャン・ピルファ他著『韓国フェミニズムの潮流』(編訳、明石書店、二〇〇六年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
旭川・生活図画事件:治安維持法下、無実の罪の物語
¥1,650
ISBN978-4-7634-2004-6 C0093 発行:2022年4月10日 四六判並製 184頁 ●内容紹介● ある日突然、平凡な学生に権力が牙を剥いた 日本が戦争に向かう暗い時代、現実を直視する「生活図画」により、思想犯に仕立て上げられた旭川の教師と学生たち。 極寒の地を舞台にした理不尽な取り調べと監獄での過酷な日々は、無垢の若者たちにどんな傷跡を残したのか── 忘れることのできない事件から、悪法が跋扈した時代を描く ●目次● 第一章 暗い時代の到来 第二章 師範学校生たちの検挙 第三章 戦時下の獄中生活 第四章 翻弄された青春 ●著者紹介● 安保邦彦(あぼ・くにひこ) 1936年、名古屋市生まれ 南山大学文学部独文学科研究課程修了。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。元日刊工業新聞編集委員。元愛知東邦大学経営学部教授。愛知東邦大学地域創造研究所顧問 主な著書 『中部の産業―構造変化と起業家たち』(清文堂出版)、起業家物語『創業一代』、『根性一代』(どちらもにっかん書房)、『二人の天馬――電力王桃介と女優貞奴』、『うつせみの世 夜話 三題――中高年の性・孤独・恋』、『見切り千両――平成バブル狂騒曲』(以上花伝社)、『明けない夜の四日市』(人間社)、電子書籍『お願い、一度だけ』(22世紀アート)など多数 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
中国に現存する万人坑と強制労働の現場:ガイドブック・初めて知る万人坑
¥880
ISBN978-4-7634-2005-3 C0036 発行:2022年4月10日 A5判ブックレット 80頁 ●内容紹介● 日本による中国侵略の実態を物語る「人捨て場」=万人坑 万人坑をめぐる旅の記録 加害の歴史を直視することから、未来への歩みは始まる── ●目次● 第一部 中国本土に現存する万人坑と強制労働の現場 1 ハイラル要塞万人坑 2 鶴崗炭鉱万人坑 3 鶏西炭鉱万人坑 4 東寧要塞万人坑 5 板石炭鉱万人坑 6 老頭溝炭鉱万人坑 7 豊満ダム万人坑 8 遼源(西安)炭鉱万人坑 9 石人炭鉱万人坑 10 撫順炭鉱万人坑 11 阜新炭鉱万人坑 12 北票炭鉱万人坑 13 本渓炭鉱鉄鉱万人坑 14 弓長嶺鉄鉱万人坑 15 大石橋マグネサイト鉱山万人坑 16 金州龍王廟万人坑 17 龍煙(龐家保)鉄鉱万人坑 18 大同炭鉱万人坑 19 白家庄炭鉱万人坑 20 井陘炭鉱万人坑 21 石家庄集中営(強制収容所)万人坑 22 塘沽集中営(強制収容所)万人坑 23 淮南炭鉱万人坑 24 石碌鉄鉱万人坑 25 八所港万人坑 26 南丁(朝鮮村)千人坑 27 田独鉱山万人坑 28 陵水后石村万人坑 第二部 中国本土における強制連行・強制労働と万人坑 ●著者紹介● 青木 茂(あおき・しげる) 平和を考え行動する会・会員 撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員 日本中国友好協会・会員 長良川河口堰建設に反対する会・会員 アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員 NPO 法人ナショナルトラスト=チコロナイ・会員 著書 『日本軍兵士・近藤一──忘れえぬ戦争を生きる』風媒社、2006年 『二一世紀の中国の旅──偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』日本僑報社、2007年 『万人坑を訪ねる──満州国の万人坑と中国人強制連行』緑風出版、2013年 『日本の中国侵略の現場を歩く──撫順・南京・ソ満国境の旅』花伝社、2015年 『華北の万人坑と中国人強制連行──日本の侵略加害の現場を訪ねる』花伝社、2017年 『華南と華中の万人坑──中国人強制連行・強制労働を知る旅』花伝社、2019年 『万人坑に向き合う日本人──中国本土における強制連行・強制労働と万人坑』花伝社、2020年 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
コロナワクチンが危険な理由:免疫学者の警告
¥1,650
ISBN978-4-7634-2003-9 C0047 発行:2022年3月25日 四六判並製 232頁 ●内容紹介● コロナワクチンは、やっぱり危険だ! データと解析から導き出される遺伝子ワクチンが危険な理由 私たちはこれからも、このワクチンを打ち続けるのか? ●コロナワクチンは治験が済んでおらず、「緊急使用」や「特例」で承認されたもの ●そもそもコロナワクチン=遺伝子ワクチンとは何か ●どうしてコロナワクチンで血栓が出来るのか ●コロナワクチンと自己免疫疾患との関連性 ●コロナワクチン 接種後に危惧されるADE (抗体依存性感染増強) 及び抗原原罪とは? ●コロナワクチンは癌の原因となる なぜ重症者や死者が激増しているのか? 子どもへのワクチン接種は大丈夫か? 「この本は、分子生物学者、免疫学者としての私なりの小さなレジスタンスです──」 ●目次● 1章 もう一度、ワクチンの「常識」について考えてみる 2章 もう一度、感染症対策について考えてみる 3章 コロナワクチン=「遺伝子ワクチン」の正体とは何なのか? 4章 スパイクタンパクの危険性 5章 コロナワクチンは免疫不全の原因となる ●著者紹介● 荒川 央(あらかわ・ひろし) 1968年生まれ。1991年 京都大学理学部卒業、1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学)。分子生物学者、免疫学者。バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て、現在、分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
クィア・アクティビズム:はじめて学ぶ〈クィア・スタディーズ〉のために
¥1,980
ISBN978-4-7634-2002-2 C0036 発行:2022年3月25日 四六判並製 224頁 ●内容紹介● 「LGBT」「多様性」理解のその先へ── これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを 考えるための新教養、超入門編 女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる── あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す ●目次● 第1章 アメリカ独立宣言とリベラル・フェミニズム 第2章 1960 年代のアメリカと性革命 第3章 ラディカル・フェミニズムとレズビアン・フェミニズムの勃興 第4章 病気としての同性愛から抵抗へ 第5章 アイデンティティとプライド 第6章 エイズの流行 第7章 エイズ・アクティビズム 第8章 クィア・スタディーズの理論とその背景 第9章 同性婚と軍隊 第10章 性別を越境する ●著者紹介● 新ヶ江章友(しんがえ・あきとも) 1975年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(学術)。 カリフォルニア大学バークレー校人類学部客員研究員、エイズ予防財団リサーチ・レジデント、名古屋市立大学男女共同参画推進センター特任助教を経て、現在、大阪市立大学大学院都市経営研究科/人権問題研究センター教授。 著書として、『日本の「ゲイ」とエイズ-コミュニティ・国家・アイデンティティ』(青弓社、2013年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
1966年早大学費闘争の記録:学生たちは、なぜこのように闘ったのか
¥1,980
ISBN978-4-7634-2001-5 C0036 発行:2022年3月25日 四六判上製 248頁 ●内容紹介● 過激派の暴力と対峙したまともな学生運動の存在と、参加した学生たちの貴重な証言 大学は誰のものか──根源的な問いを投げかけ、大学における民主主義や学生自治のあり方を問い、150日の長期にわたって全学ストを闘い抜いた早稲田の学生たち。 全国学園闘争の先駆となった早大学費闘争の歴史的意義と現代に連なる精神を、貴重な資料と当事者たちの証言から探る。 ●目次● 刊行に寄せて 第1章 はじめに 「一九六六年早大学費値上げ反対一五〇日スト」とは何だったのか 第2章 早大学費闘争と私 第3章 早大学費闘争が問いかけるもの ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
反対尋問と事実認定2:歴史をめぐる事件の記録と解説
¥2,750
ISBN978-4-7634-0997-3 C3032 発行:2022年2月20日 A5判並製 336頁 ●内容紹介● 裁判官にとって専門外である「歴史をめぐる事件」について、反対尋問と事実認定のあり方を検証する 第三次家永教科書訴訟、南京事件名誉毀損事件をはじめ、争点が「歴史」そのものにもなる法廷。裁判調書、歴史学専門家による調査資料と意見書をもとに「歴史的事実」の認定過程を再現し、現代の法廷における「事実認定」を多角的・批判的に検証する。 “勝つべきものが勝つ”ことが裁判のあるべき姿ならば、なぜあの判決になったのか──「正義」を担う公正な裁判、そしてこれからの裁判のあり方を問う。 ●目次● はじめに 第1 第三次家永教科書裁判における七三一部隊の記述について 第2 李秀英名誉毀損事件 第3 吉見義明名誉毀損事件 第4 原朗に対する名誉毀損による謝罪広告等請求事件 補論 「裁判と学問」のあいだ(序論) おわりに ●著者紹介● 渡邊 春己(わたなべ・はるみ) 山梨県生まれ。東京大学法学部卒。 弁護士(東京弁護士会所属、30期)。 著書に『反対尋問と事実認定1』(花伝社)、共著書に『「事実」をつかむ』(こうち書房)、『歴史の事実をどう認定しどう教えるか』(教育史料出版会)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
ホームレス救急隊:フランス「115番通報」物語
¥1,870
ISBN978-4-7634-0994-2 C0098 発行:2022年1月25日 A5判変形並製 136頁 ●内容紹介● 「国境なき医師団」創設者がつくった路上生活者24時間支援組織、 サミュ・ソシアル(SAMU Social)の挑戦 盲目の移民、脚の腐った人、アルコール中毒者や精神病者…… なぜ彼らは、「何も求めない人々」を助けるのか? フランス発祥のホームレス緊急支援隊を描いたバンド・デシネ 企業や政府を巻き込み、医師やケースワーカーと連携。 世界中に広がり、30年以上続く支援システムの原点と最前線 ●著者紹介● 作者:オド・マッソ(Aude Massot) 1983年生まれ、バンド・デシネアーティスト。ベルギーの美術学校で学んだ後、パリでアニメーションの仕事に従事。2009年より、シナリオライターとの共同でバンド・デシネを出版するようになる。近年は社会問題や国際問題を取り上げたBDが多く、「性差別に反対する女性BDクリエーターの会」のメンバーでもある。 訳者:川野英二(かわの・えいじ) 大阪市立大学文学研究科教授。都市・社会政策の社会学。共訳書にセルジュ・ポーガム『貧困の基本形態──社会的紐帯の社会学』(新泉社、2016年)、『リッチな人々』(花伝社、2020年)など。 川野久美子(かわの・くみこ) フランス語通訳・翻訳。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
だれも知らないイスラエル:「究極の移民国家」を生きる
¥2,200
ISBN978-4-7634-0989-8 C0036 発行:2021年12月20日 A5判並製 240頁 ●内容紹介● イスラエル国内の分断・偏見・差別、 移民2世・3世が問われるアイデンティティ── 「ユダヤ人約束の地」が内側に抱えるジレンマと、温かく熾烈な日常 建国から73年。パレスチナとの確執を抱えながら、多くの移民・難民の移住先となってきたイスラエル。一枚岩に見える国内には、超正統派や宗教シオニストといった宗教者と、宗教とは距離をとる4割の世俗派、出身地域や移民時期、エスニシティなどによる複雑な分断が生まれている。伝統と多様性の交差点に暮らす、一人ひとりの物語。 「イスラエルを心から“祖国”だと思える日がくるのだろうか」 エッセイとグラフィックノベルで綴る、知られざるイスラエル ●目次● はじめに グラフィックノベルで架橋する社会 中東に飛び込む 戸澤典子 from バヴア 「二重の移民」を生きる 井川・アティアス・翔 from バヴア イスラエルってどんな国? エルサレム・ビーン ただいま 声たちが見える アーク イスラエルの日常を描く(イスラエル人アーティストへのインタビュー) ルトゥ・モダン アサフ・ハヌカ ギラッド・セリクター ヤルデン・ヴァッサ おわりに ●著者紹介● バヴア(Bavuah) 井川・アティアス・翔と戸澤典子が2017年にイスラエルで設立したグラフィックノベル制作ユニット。井川はイースタン・メノナイト大学で紛争解決の修士課程修了、戸澤は東京大学大学院総合文化研究科博士課程後期に在籍。それぞれ社会学の知識を生かしながら、イスラエル・パレスチナの様々な人びとのストーリーに耳を傾け、マンガ作りに励む。今後は活動の場を日本へ広げ、日本の人々の多様性を描いていきたい。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
チヨさんの「身売り」:歴史に隠された女性たちの物語
¥1,650
ISBN978-4-7634-0988-1 C0036 発行:2021年12月10日 四六判並製 224頁 ●内容紹介● [推薦]福島みずほ(社会民主党党首/参議院議員) 「本書を推薦します いつの時代も貧困の“しわ寄せ”は女性の身に」 ある日突然消えた乳母は、“お妾さん”にされた── 戦前からコロナ禍の現代まで「戦争に向かう日本」の陰で、搾取される女性の性 現代につづく「女性の貧困」問題に迫った必読の書! ●目次● はじめに 第一章 ウサギと五・一五事件 第二章 戦争と女性の性 第三章 現代の格差と貧困 おわりに ●著者紹介● いのうえせつこ 本名井上節子。1939 年岐阜県大垣市生まれ。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。 著書として、『新宗教の現在地:信仰と政治権力の接近』、『ウサギと化学兵器:日本の毒ガス兵器開発と戦後』、『地震は貧困に襲いかかる:「阪神・淡路大震災」死者6437 人の叫び』(以上花伝社)、『女子挺身隊の記録』、『占領軍慰安所:敗戦秘史 国家による売春施設』、『子ども虐待:悲劇の連鎖を断つために』、『女性への暴力:妻や恋人への暴力は犯罪』、『高齢者虐待』、『多発する少女買春:子どもを買う男たち』、『AV 産業:一兆円市場のメカニズム』、『買春する男たち』、『新興宗教ブームと女性』(以上新評論)、『主婦を魅する新宗教』、『結婚が変わる』(以上谷沢書房)、『78 歳 ひとりから』(私家版)など。ほか共著多数。 [第三章監修]吉田正穂(よしだ・まさほ) 1967年愛知県生まれ。1991年東京大学法学部卒業、ソニー株式会社入社。2006年弁護士登録(横浜弁護士会・現神奈川県弁護士会所属、よこはま第一法律事務所所属)。2020年度神奈川県弁護士会副会長。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
新型コロナとコロナ不況の克服:危機に打ち勝つ総合政策
¥1,650
ISBN978-4-7634-0985-0 C0036 発行:2021年11月20日 四六判並製 200頁 ●内容紹介● 免疫力強化対策と消費税減税がコロナ克服の鍵となる! 戦後最悪のマイナス成長と大不況をもたらした新型コロナ禍。 危機管理政策、経済政策、医療政策などの総合政策学の観点から、多面的かつ徹底的に究明した失策の原因と、それを克服して新型コロナに打ち勝つ総合的な政策を大胆に提言。 次の“波”に備える「ワクチンだけに頼らない免疫強化」とは? ●目次● 第Ⅰ部 検証・日本のコロナ対策 第1章 新型コロナの大流行とあるべき対策・政策とは何か 第2章 新型コロナ感染に打ち勝つ医療対策とは何か 第3章 新型コロナに打ち勝つワクチンとは何か 第4章 新型コロナに打ち勝つ新しい治療薬とは何か コラム 新型コロナに負けない最強野菜スープのレシピ 第Ⅱ部 経済をどう立て直すか 第5章 新型コロナパンデミックによる不況をどう回復させるか 第6章 消費税増税による景気悪化とその回復政策とは 第7章 新型コロナ禍で悪化した企業業績とその回復対策とは 第8章 新型コロナ禍で変化した働き方とその改善対策とは 第9章 消費税増税や新型コロナ禍で悪化した雇用情勢とその回復政策とは 第10章 2021年東京オリンピックは成功したか否か ●著者紹介● 林 直嗣(はやし・なおつぐ) 法政大学名誉教授、SBI大学院大学客員教授、日本経済政策学会元副会長。 1974年慶應義塾大学経済学部卒業。1976年同大学院経済学研究科修士課程修了。1979年同大学院経済学研究科博士課程修了。1982年トロント大学大学院政治経済学研究科博士課程中退。1983年法政大学経営学部専任講師。1986年同学部助教授。1993年同学部教授。2013~2016年日本経済政策学会副会長。2017年法政大学ベストティーチャー賞。 単著書に『ミクロ経済学入門』(世界書院、1992)、『カナダの金融政策と金融制度改革』(近代文藝社、1994、カナダ首相出版賞受賞)、『経済学入門』(新世社、2013)など。共著書多数。翻訳書に『奇跡の選択』(ミルトン・フリードマン著、三笠書房、1984)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
タリバンの復活:火薬庫化するアフガニスタン
¥2,420
ISBN978-4-7634-0530-2 C0036 発行 2008年10月22日 四六判上製 284頁 ●内容紹介● 緊迫するアフガン、 パキスタン情勢を読み解く 外交最前線からのレポート タリバンがなぜ生まれ、いったん崩壊したのち、今またなぜ急速に復活しているのか? 多数民族のパシュトゥンとは? 世界最大の無政府地帯=パキスタン部族地域とは? パキスタンのタリバン化とは? 知られざるアフガンの歴史と現状をふまえ、安定化への方途を探る……。 ●目次● 第1部 前史 ── タリバンの誕生と崩壊 第1章 タリバン誕生 第2章 タリバンによるアフガニスタン支配 第3章 タリバンの置かれた国際関係 第4章 タリバン政権の崩壊 第2部 タリバン復活と政府の統治機能の欠如 第5章 タリバン復活 第6章 カルザイ政権の機能不全 第7章 タリバン復活とパシュトゥン民族主義 第8章 タリバンとアル・カーイダ 第3部 不安定化する隣国パキスタン 第9章 パキスタンの部族地域 第10章 不安定化するパキスタン ●著者紹介● 進藤雄介(しんどう・ゆうすけ) 1964年、大阪府生まれ。 1986年、東京大学経済学部卒業、外務省入省。 在サウジアラビア大使館二等書記官、地球規模問題課首席事務官、在ドイツ大使館一等書記官、通常兵器室長、福井県警察本部警務部長などを経て、2006年8月から2008年8月まで、国際情報官(安全保障、国際テロ等担当)。 現在、大臣官房考査・政策評価官。 著書に『地球環境問題とは何か』(時事通信社、2000年)、『アフガニスタン祖国平和の夢』(朱鳥社、2004年)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
グローバル警察国家:人類的な危機と「21世紀型ファシズム」
¥2,750
ISBN978-4-7634-0980-5 C0036 発行:2021年10月15日 四六判並製 348頁 ●内容紹介● 利潤追求システムに取り込まれる“排除された人間” 資本主義に飼い慣らされた国家はどこへ向かうのか ポスト新自由主義への構想と人間性の回復に向けて── 多国籍資本による人類への構造的暴力を解き明かす ウィリアム・I・ロビンソンによる日本語版序文「コロナウイルス・パンデミックとグローバル警察国家」収載 ●目次● 日本語版序文 コロナウイルス・パンデミックとグローバル警察国家 序論 ジョージ・オーウェルは誤解していた 第1章 グローバル資本主義とその危機 第2章 野蛮な不平等──社会統制という至上命令 第3章 軍事的蓄積と抑圧による蓄積 第4章 未来をめぐる闘争 解題 ウィリアム・I・ロビンソン「理論」の発展とその精神 監訳者あとがき 注/索引 ●著者紹介● 【著者】 ウィリアム・I・ロビンソン(William I. Robinson) カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。専門は社会学、グローバルスタディーズ、ラテンアメリカ研究。受賞歴のある著書に、A Theory of Global Capitalism (2004)、 Latin America and Global Capitalism (2008)、Global Capitalism and the Crisis of Humanity (2014)。2022年、Global Civil War:Capitalism Post-Pandemicを刊行予定。 本書The Global Police State(2020)が初の邦訳書となる。 【監訳】 松下冽(まつした・きよし) 立命館大学名誉教授。1947年生まれ。早稲田大学卒業。明治大学大学院政治経済学研究科、和歌山大学教育学部教授、立命館大学国際関係学部教授を歴任。博士(国際関係学)。 著書に、『現代メキシコの国家と政治:グローバル化と市民社会の交差から』(御茶の水書房、2010年)、『グローバル・サウスにおける重層的ガヴァナンス構築:参加・民主主義・社会運動』(ミネルヴァ書房、2012年)、『ラテンアメリカ研究入門:<抵抗するグローバル・サウス>のアジェンダ』(法律文化社、2019年)など。 訳書に、グレッグ・グランディン『アメリカ帝国のワークショップ:米国のラテンアメリカ・中東政策と新自由主義の深層』(監訳、明石書店、2008年)、ジェームズ・ミッテルマン『グローバル化シンドローム―変容と抵抗―』(共訳、法政大学出版局、2002年)など。 【訳者】 太田和宏(おおた・かずひろ) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。1963年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は途上国研究、開発学、フィリピン地域研究。 著書に、『貧困の社会構造分析:なぜフィリピンは貧困を克服できないのか』(法律文化社、2018年)、『日本の国際協力 アジア編』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)、『地域研究へのアプローチ:グローバル・サウスから読み解く世界情勢』(共著、ミネルヴァ書房、2021年) など。 岩佐卓也(いわさ・たくや) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は労使関係論・社会政策。 著書に、『現代ドイツの労働協約』(法律文化社、2015年)、『新自由主義批判の再構築』(共著、法律文化社、2010年)など。 山根健至(やまね・たけし) 福岡女子大学国際文理学部准教授。1977年生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。専門は比較政治学、国際関係論、東南アジア研究。 著書に、『フィリピンの国軍と政治:民主化後の文民優位と政治介入』(法律文化社、2014年)、『セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)、など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
55年体制の実相と政治改革以降:元参議院議員・平野貞夫氏に聞く
¥2,200
発行:2021年9月10日 四六判並製 368頁 ●内容紹介● 政界の生き字引が語る、日本政治の生々しい実態 ●55年体制の実態は自社の連立政権だった! ●国対政治の悪弊──社会党は自民党から金をもらっていた! ●93年政治改革の始まりと総括 ●陸山会事件の真相──小沢氏の資金源を明かす ●民主党政権、失敗の本質 ●政治における正義、政治家が持つべき共通の価値観、哲学とは? 戦後政治史の教訓から、どのような国のかたちを描くのか? ●目次● 第一部 平野貞夫氏インタビュー 第一章 この国の政治的対抗軸を探る 第二章 政治家の持つべき価値観とは 第三章 五五年体制の深層 第二部 解題 ●著者紹介● 吉田健一(よしだ・けんいち) 1973 年京都市生まれ。2000 年立命館大学大学院政策科学研究科修士課程修了。修士(政策科学)。2004 年財団法人(現・公益財団法人)松下政経塾卒塾(第22 期生)。その後、衆議院議員秘書、シンクタンク研究員等を経て、2008 年鹿児島大学講師に就任。現在鹿児島大学学術研究院総合科学域共同学系准教授。専門は政治学。 著作に『「政治改革」の研究』(法律文化社、2018 年)、『立憲民主党を問う』(花伝社、2021 年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
大丈夫か、新型ワクチン:見えてきたコロナワクチンの実態
¥1,320
発行:2021年8月10日 四六判並製 140頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「中日新聞」(2021年8月29日) 「東京新聞」(2021年8月28日) ●内容紹介● 本当に「ワクチン接種で安心」と言えるのか? 数々の最新論文が明かす、これだけの根拠 ・遺伝子ワクチンの作る「トゲトゲたんぱく」の危険性 ・DNAワクチンは10年以上たたないと安心できない ・ワクチン接種がウイルスの変異を促進する ・2~6カ月のワクチン効果では集団免疫は無理 ・治療薬の完成を待った方がよい理由 「同調圧力」に負けない、賢明な判断のために── ●目次● Ⅰ コロナワクチンの仕組みとその問題点について Ⅱ ここが知りたい、コロナワクチン Ⅲ 対談「コロナワクチンは中止すべきだ」岡田正彦×鳥集徹(ジャーナリスト) ●著者紹介● 岡田正彦(おかだ・まさひこ) 1972年に新潟大学医学部卒業。1990年に同大学教授となり、動脈硬化症、予防内科学などの研究と診療に従事。LDLコレステロールの測定法を世界に先駆けて開発した。循環器専門医(~2011年)、産業医、米国心臓学会プロフェッショナル会員などの資格。2002年に臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。文部科学省・大学設置審議会の専門委員、米国電子工学会・論文誌の共同編集長、日本生体医工学会・論文誌の編集長などを歴任。2012年より新潟大学名誉教授。 著書に『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『がんは8割防げる』(祥伝社新書)、『薬なしで生きる』(技術評論社)、『検診で寿命は延びない』(PHP新書)、『医療AIの夜明け:AIドクターが医者を超える日』(オーム社)などがある。2010年、日本経済新聞にコラム「ほどほど健康術」を1年間連載。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
ガイドブック菊池恵楓園
¥880
発行:2009年9月26日 A5判ブックレット 80頁 ●目次● 第I部 ハンセン病療養所 菊池恵楓園 第II部 菊池恵楓園が経験した事件 ●著者紹介● 菊池恵楓園の将来を考える会 (きくちけいふうえんのしょうらいをかんがえるかい) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
人間回復:ハンセン病を生きる
¥1,980
発行:2021年8月25日 四六判上製 248頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「佐賀新聞」(2021年12月4日) 「週刊読書人」(2021年10月22日 第3412号) 「熊本日日新聞」(2021年9月22日、8月26日) 「西日本新聞」(2021年9月7日) ●内容紹介● ハンセン病差別との闘い。 それは、今は亡き同胞たちの「弔い合戦」だった── 多くの思いを背負い、常に「死」と隣り合わせにいながら病と差別を戦い抜いてきたハンセン病国賠訴訟原告・志村康。 療養所と社会という高い壁で隔てられた二つの世界を行き交い、自由と尊厳のために抵抗し続けてきた、その記憶と証言の声を聴く。 ●目次● 第一章 私の弔い合戦 第二章 殯邑(もがりむら) 第三章 人生後半の鋒鋩 補章 ・病床日記 ・第十八回検証会議──陳述書 ・父のこと 終わりに 解説──北岡秀郎 ●著者紹介● 志村 康(しむら・やすし 園名) 1933年 佐賀県生まれ(父親は国鉄職員) 1948年 旧制中学生で発病・菊池恵楓園に入所 1965年 軽快退所、養鶏業を営む 1983年 後遺症悪化のため再入所 1998年 らい予防法違憲国賠訴訟提訴 2014年 入所者自治会会長 現職:菊池恵楓園入所者自治会会長、全国原告団協議会会長 北岡秀郎(きたおか・ひでお) 1943年 熊本市生まれ 1970年 広島大学卒業後、私立高校教諭、水俣病弁護団事務局員 1998年 ハンセン病国賠訴訟を支援する会・熊本事務局長 現職:ハンセン病国賠訴訟を支援する会・熊本顧問、月刊ミナマタ編集長、一般社団法人いのちのライツ・ハンセン病差別をなくす会ふくおか理事、編集・著述業 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
加速する中国/岐路に立つ日本:ポストコロナ時代のアジアを考える
¥1,650
発行:2021年8月10日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 中国GDPは一挙に米国の7割強 コロナ禍を克服、なおも経済成長を続ける中国 コロナを抑え込んだ「ハイパー監視社会」の実態、 第4次産業革命(AI、自動運転、ビッグデータ、5G)の展望 「新しい」中国の台頭、世界はどう変わるか 脱・対米依存、東アジア連携の道を探る ●目次● 第一章 「One Health の時代」の感染症対応──微生物との共存に向けて 第二章 今後 10 年の米中関係──ボスライオンと巣立つ若い雄ライオンの死闘 第三章 危機の時代における東アジア──共通アイデンティティの構築に向けて 第四章 安心立命のパノプティコン?──ポストコロナ社会のゆくえ 第五章 国境を越えて“持ち歩ける”社会保障の実現──アジアに共通する社会保障を探って 第六章 中国のライフサイエンス研究──発展の沿革、関連機関、現状と特徴 第七章 ポストコロナ時代の中国における DX(デジタルトランスフォーメーション) 第八章 未来を切り開く──若者はいかにAIと友になるか 第九章 世界の食料事情と中国ファクター 終 章 コロナ:国際関係と未来の世界への影響 ●著者紹介● 朱 建榮(しゅ・けんえい) 1957 年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992 年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986 年に来日し、学習院大学・東京大学・早稲田大学などの非常勤講師を経て、1992 年、東洋女子短期大学助教授、1996 年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002 年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007 年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。 著書に『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 1991 年)、『中国 2020 年への道』(日本放送出版協会 1998 年)、『毛沢東のベトナム戦争』(東京大学出版会 2001 年)、『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版 2010 年)、『中国外交 苦難と超克の 100 年』(PHP 研究所 2012 年)、訳書に、沈志華『最後の「天朝」 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(上下巻、岩波書店 2016 年)、呉士存『中国と南沙諸島紛争──問題の起源、経緯と「仲裁裁定」後の展望』(花伝社 2017 年)、編著に『世界のパワーシフトとアジア』(花伝社 2017 年)、『米中貿易戦争と日本経済の突破口──「米中トゥキディデスの罠」と「一帯一路」』(花伝社 2019 年)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
2枚のコイン:アフリカで暮らした3か月
¥1,980
発行:2021年7月5日 A5判変形並製 136頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「まいにちスペイン語」(2021年10月号) ●内容紹介● “泥棒”はいつも、「金」目当て── 大国による搾取が蝕む、美しい世界 17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。 「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」 本当の豊かさとは、支援とは。 SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル ●著者紹介● 作者 ヌリア・タマリット(Núria Tamarit) スペインのイラストレーター・グラフィックノベル作家。1993年バレンシア・ビジャレアル生まれ。バレンシア工科大学美術学部在学中から多数の同人誌に参加、各地で展覧会を開き、2016年『村よ眠れ Duerme Pueblo』(シュリア・ビセンテ共著)で作家デビュー。同年『アベリーのブルース Avery’s Blues』(アングックス共著)でカルロス・ヒメネス賞最優秀新人賞および最優秀表紙デザイン賞受賞。本書でバレンシアグラフィックノベル大賞を受賞した。子供向け書籍のイラストも多数手がける。最新作は『ヒガンタ〜自由を求めて世界を巡った巨人の物語 Giganta, Historia De Aquella Que Recorrió El Mundo En Busca De Libertad』(ジャン=クリストフ・デヴィニー共著)。バルセロナ在住。 訳者 吉田恵(よしだ・めぐみ) 1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻でイスラーム・スペインを研究。卒業後スペインへ留学、マドリード・コンプルテンセ大学外国人コース等修了後、バルセロナで日本企業駐在勤務。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。現在は翻訳やスペイン語書籍関係の仕事に関わる。 共訳書に『ビジュアル版 スペイン王家の歴史』(原書房、2016年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
デジタル馬鹿
¥2,200
発行:2021年6月20日 A5判並製 308頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2021年12月4日 第3522号) 「週刊読書人」(2021年10月15日 第3411号) ●内容紹介● フランスでベストセラーとなった問題作 2019年度フェミナ賞受賞 膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機 大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…… 教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか 加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書! 認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。 ・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない ・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響 ・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる ・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ ……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。 新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。 最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。 フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞受賞)。 ●目次● プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか 第一部 デジタルネイティブ神話 第二部 使用法 第三部 影響力──デジタルに育てられた若者たち 教育──「画面」は成績を上げるか 発達──人間関係、言語、集中力 健康──もろい器械としての脳 エピローグ 基本的な七つのルール ●著者紹介● ミシェル・デミュルジェ 1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。米国に約8年間滞在、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学など多くの大学で研究。 著書に『テレビ・ロボトミー──テレビの影響に関する科学的な真実』(2012年)、『アンチ食事療法、健康的に痩せる』(2015年)があり、いずれもベストセラーに。 [訳]鳥取絹子(とっとり・きぬこ) 1947年、富山県生まれ。フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒。出版社勤務の後、1972~74年パリ滞在。帰国後フリーライターとして、おもに女性雑誌などで人物取材・ルポ記事を書くほか、シャンソンの対訳や翻訳をする。近年はフランス語の書籍の翻訳に主力をおき、企画提案からたずさわる。 著書に、『星の王子さま──隠された物語』(2014年、KKベストセラーズ)など多数。訳書に、『資本主義って悪者なの?』(2019年、CCCメディアハウス)、『理不尽な国 ニッポン』(2020年、河出書房新社)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
-
立憲民主党を問う:政権交代への課題と可能性
¥1,650
発行:2021年6月10日 四六判並製 244頁 ●内容紹介● 今度こそ、“真の政権交代”は実現されるのか? 自民党政治の劣化と限界を誰もが感じるなか、再編を繰り返してきた野党は、どこまで政権担当能力を獲得できたのか? 内実を伴った本当の意味での政権交代でなければ意味がない──政治思想、外交政策など、気鋭の政治学者が大胆に提言する現代日本政治の進路。 野党第一党・立憲民主党のあるべき姿はこれだ! ●目次● 第一章 政治改革の評価について──平成時代の政治改革をどう見るか 第二章 小沢一郎氏とは何であったのか 第三章 政治の劣化と格差社会 第四章 立憲民主党の目指すべき方向と支持基盤について考える 第五章 立憲民主党と野党は政治思想的にはどうあるべきなのか 第六章 野党の外交政策はどうあるべきなのか ●著者紹介● 吉田健一(よしだ・けんいち) 1973年京都市生まれ。2000年立命館大学大学院政策科学研究科修士課程修了。修士(政策科学)。2004年財団法人(現・公益財団法人)松下政経塾卒塾(第22期生)。その後、衆議院議員秘書、シンクタンク研究員等を経て、2008年鹿児島大学講師に就任。現在鹿児島大学学術研究院総合科学域共同学系准教授。専門は政治学。著作に『「政治改革」の研究』(法律文化社、2018年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net