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人をつなぐ街を創る:東京・世田谷の街づくり報告
¥1,980
予約商品
ISBN978-4-7634-2015-2 C0052 発行:2022年7月10日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 街づくり先進都市・世田谷の現場で培われてきた制度、手法、そして「合意形成」のあり方 100万人に迫る人口を擁し、住宅地、商業地、そして都心の貴重な自然を有する東京都世田谷区。多彩な街づくりの現場で試行錯誤を重ねてきた区職員が思う、「人をつなぐ街」をつくるための要点とは。 行政主導から住民参加、そして行政参加へ──街づくりの軌跡と未来へのヒントを探る ●目次● Ⅰ部 街づくり先進都市・世田谷 第1章 世田谷区という街づくりの舞台 第2章 世田谷区における街づくりの発端 第3章 世田谷区街づくり条例の歩み 第4章 街づくりが抱える課題の解決 Ⅱ部 事例から見る街づくりへの新たな試み 第5章 密集市街地の防災街づくり──太子堂2・3丁目地区 第6章 小田急線上部利用の街づくり──下北沢駅周辺地区 第7章 京王線沿線の街づくり──明大前駅周辺地区・下高井戸駅周辺地区 第8章 都市計画道路沿道の街づくり──補助216号線・補助52号線・放射23号線 Ⅲ部 合意形成のために 第9章 住民参加の街づくりの歩みと未来 第10章 街づくりの推進に期待すること 第11章 信頼関係の構築と合意形成 第12章 誰も置き去りにしない街づくりの心得 ●著者紹介● 小柴直樹(こしば・なおき) 1961年東京都生まれ。世田谷区施設営繕担当部長。 1985年明治大学工学部建築学科卒業、1987年同大学大学院工学研究科建築学専攻博士前期課程修了・修士、1998年東京都立大学大学院都市科学研究科都市科学専攻博士前期課程修了・修士。 1987年世田谷区入所、都市計画課、営繕第一課、世田谷総合支所街づくり課、砧総合支所街づくり課、北沢総合支所街づくり課、都市デザイン課、防災街づくり担当部を経て現職。 一級建築士、建築主事、宅地建物取引士。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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子どもへのワクチン接種を考える:臨床現場でいま、何が起こっているのか
¥1,320
ISBN978-4-7634-2011-4 C0047 発行:2022年6月10日 四六判並製 128頁 ●内容紹介● 十分な治験を経ておらず、将来への影響もわからない新型ワクチンを、本当に子どもにまで接種してよいのか? ●1回目、2回目のワクチン接種が始まったころから、帯状疱疹が急に増え始めた。 ●3回目のワクチンを打ってから、急に体調を崩す方が増えている。 ● 進行がんが見つかる人が、立て続けに出てきた。 ● ワクチンを打った人の「5~10歳急に歳をとったようだ」との声。 ● ブースター接種を打てば打つほど、コロナに感染しやすくなっている。 ● 子どもはコロナにかかっても重症化しないし、ワクチンを打つと免疫力が落ちる。 立ち上がった医師たちの緊急提言! ●目次● Ⅰ 臨床の現場で何が起こっているのか Ⅱ 医師を取り巻く環境と医学界の体質 Ⅲ 子どもへのワクチン接種は何が問題か Ⅳ コロナワクチンの中長期的な影響 Ⅴ 被害者救済とこれから ●著者紹介● 藤沢明徳(ふじさわ・あきのり) 1966年生まれ。北海道札幌市出身。京都大学工学部原子核工学科中退、京都府立医科大学卒。京都南病院、本別町国民健康保険病院、同院副院長を経て、2012年10月、ほんべつ循環器内科クリニック開設。2021年11月、北海道有志医師の会設立に参加。2022年2月、全国有志医師の会設立に参画。日本内科学会認定内科医。 鳥集 徹(とりだまり・とおる) 1966年生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。同大学院文学研究科修士課程修了(新聞学)。2004年からジャーナリストとして、医療を中心に取材活動を開始。『週刊文春』『文藝春秋』『女性セブン』等に記事を寄稿してきた。著書『新薬の罠』(文藝春秋社)で第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。『コロナ自粛の大罪』『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』『医療ムラの不都合な真実』(いずれも宝島社新書)など著書多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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平成都市計画史:転換期の30年間が残したもの・受け継ぐもの
¥2,750
発行:2021年2月10日 四六判並製 368頁 ●受賞歴● 2021年度日本都市計画学会賞論文賞 2022年日本建築学会著作賞 第12回不動産協会賞 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2021年7月31日3506号) 「山陽新聞」(2021年6月20日) 「山陰中央新報」(2021年6月12日) 「神奈川新聞」「河北新報」(2021年5月30日) 「Wedge」(2021年7月号) 「月刊建築技術」(2021年6月号) 「大分合同新聞」(2021年5月9日) 「神戸新聞」(2021年5月8日) 「新潟日報」「上毛新聞」「愛媛新聞」「長崎新聞」「熊本日日新聞」(2021年5月2日) 「富山新聞」「下野新聞」(2021年4月25日) 「北國新聞」「福島民友」「沖縄タイムス」(2021年4月24日) 「日本経済新聞」(2021年4月10日) 「中日新聞」(2021年4月4日) 「東京新聞」(2021年4月3日) ●内容紹介● 「拡大」と「縮小」のはざまに、今をつくる鍵がある 「法」と「制度」のせめぎあいのなかで、「少しでも良い都市」を目指し展開してきた日本の都市計画。 スプロールからシュリンクに向かっていった平成期、想定外の災害に何度も直面しつつ、私たちはどのように都市をつくってきたのか? 規制緩和、コミュニティ、地方分権、復興などのキーワードを手掛かりに、“もっとも近い過去”の軌跡をたどり、現在と未来の行方を探る。 都市計画の新たな基礎文献、誕生 ●目次● 序 章 地の歴史を描く 第1章 都市にかけられた呪い 第2章 バブルの終わり 第3章 民主化の4つの仕掛け 第4章 都市計画の地方分権 第5章 コミュニティの発達と解体 第6章 図の規制緩和と地の規制緩和 第7章 市場とセーフティネット──住宅の都市計画 第8章 美しい都市はつくれるか──景観の都市計画 第9章 災害とストック社会──災害の都市計画 第10章 せめぎ合いの調停──土地利用の都市計画 終 章 都市計画の民主化 ●著者紹介● 饗庭 伸(あいば・しん) 1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。同大学助手等を経て、現在は東京都立大学都市環境学部都市政策科学科教授。専門は都市計画・まちづくり。 主な著書に『都市をたたむ』(2015年 花伝社)、『白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか』(共著 2014年 学芸出版社)、『東京の制度地層』(編著 2015年 公人社)、『津波のあいだ、生きられた村』(共著 2019年 鹿島出版会)、『素が出るワークショップ』(共著 2020年 学芸出版社)など。 ●関連書● 都市をたたむ https://kadensha.thebase.in/items/29683089 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コロナワクチンが危険な理由:免疫学者の警告
¥1,650
ISBN978-4-7634-2003-9 C0047 発行:2022年3月25日 四六判並製 232頁 ●内容紹介● コロナワクチンは、やっぱり危険だ! データと解析から導き出される遺伝子ワクチンが危険な理由 私たちはこれからも、このワクチンを打ち続けるのか? ●コロナワクチンは治験が済んでおらず、「緊急使用」や「特例」で承認されたもの ●そもそもコロナワクチン=遺伝子ワクチンとは何か ●どうしてコロナワクチンで血栓が出来るのか ●コロナワクチンと自己免疫疾患との関連性 ●コロナワクチン 接種後に危惧されるADE (抗体依存性感染増強) 及び抗原原罪とは? ●コロナワクチンは癌の原因となる なぜ重症者や死者が激増しているのか? 子どもへのワクチン接種は大丈夫か? 「この本は、分子生物学者、免疫学者としての私なりの小さなレジスタンスです──」 ●目次● 1章 もう一度、ワクチンの「常識」について考えてみる 2章 もう一度、感染症対策について考えてみる 3章 コロナワクチン=「遺伝子ワクチン」の正体とは何なのか? 4章 スパイクタンパクの危険性 5章 コロナワクチンは免疫不全の原因となる ●著者紹介● 荒川 央(あらかわ・ひろし) 1968年生まれ。1991年 京都大学理学部卒業、1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学)。分子生物学者、免疫学者。バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て、現在、分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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クィア・アクティビズム:はじめて学ぶ〈クィア・スタディーズ〉のために
¥1,980
ISBN978-4-7634-2002-2 C0036 発行:2022年3月25日 四六判並製 224頁 ●内容紹介● 「LGBT」「多様性」理解のその先へ── これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを 考えるための新教養、超入門編 女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる── あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す ●目次● 第1章 アメリカ独立宣言とリベラル・フェミニズム 第2章 1960 年代のアメリカと性革命 第3章 ラディカル・フェミニズムとレズビアン・フェミニズムの勃興 第4章 病気としての同性愛から抵抗へ 第5章 アイデンティティとプライド 第6章 エイズの流行 第7章 エイズ・アクティビズム 第8章 クィア・スタディーズの理論とその背景 第9章 同性婚と軍隊 第10章 性別を越境する ●著者紹介● 新ヶ江章友(しんがえ・あきとも) 1975年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(学術)。 カリフォルニア大学バークレー校人類学部客員研究員、エイズ予防財団リサーチ・レジデント、名古屋市立大学男女共同参画推進センター特任助教を経て、現在、大阪市立大学大学院都市経営研究科/人権問題研究センター教授。 著書として、『日本の「ゲイ」とエイズ-コミュニティ・国家・アイデンティティ』(青弓社、2013年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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新訳 ミリンダ王の問い:ギリシア人国王とインド人仏教僧との対論
¥3,520
ISBN978-4-7634-0998-0 C0015 発行:2022年2月20日 A5判並製 416頁 ●内容紹介● いまなおその輝きを失うことのない 仏教とインド哲学の重要古典 紀元前の仏教・インド哲学の古典的名著『ミリンダ王の問い』をさらにわかりやすくし、一冊にまとめた新訳決定版 パーリ語原典からの全訳 ●著者紹介● 宮元啓一(みやもと・けいいち) 1948年生まれ。東京大学で博士(文学)号を取得。 現在、國學院大學名誉教授、公益財団法人中村元東方研究所が運営する東方学院の講師。 著作に、『インド哲学七つの難問』(講談社選書メチエ)、『仏教誕生』(講談社学術文庫)、『仏教かく始まりき パーリ仏典『大品』を読む』『インド哲学の教室』(春秋社)、『わかる仏教史』『ブッダが考えたこと』(角川ソフィア文庫)、『勝宗十句義論』(臨川書店)など。
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本当に大丈夫か、新型ワクチン:明かされるコロナワクチンの真実
¥1,320
ISBN978-4-7634-0993-5 C0047 発行:2022年1月25日 四六判並製 208頁 ●内容紹介● 次々と報告される新たなデータと症例が物語る、 ワクチン接種が進んだ世界の現実 ●mRNAとスパイク蛋白は、接種後、体内でどうなるのか? ●ブレークスルー感染にブースター接種……ワクチンは本当に効いているのか? ●心筋炎、血小板減少、腎炎、多形滲出性紅斑……無視できない副作用の数々 ●繰り返されてきた「ビッグ・ファーマ」による不正と犯罪 ●コロナとワクチン、氾濫する情報との正しい向き合い方 打った人も、打ってない人も、知っておくべきワクチンの本質 「最も信頼できるワクチン本」、待望の第2弾! ●目次● Ⅰ 新型ワクチンに対する世間の誤解 Ⅱ どこまでわかった? コロナとワクチン Ⅲ 座談会「コロナとワクチン、これからの向き合い方」 ●著者紹介● 岡田正彦(おかだ・まさひこ) 1972年に新潟大学医学部卒業。1990年に同大学教授となり、動脈硬化症、予防内科学などの研究と診療に従事。LDLコレステロールの測定法を世界に先駆けて開発した。循環器専門医(~2011年)、産業医、米国心臓学会プロフェッショナル会員などの資格。2002年に臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。文部科学省・大学設置審議会の専門委員、米国電子工学会・論文誌の共同編集長、日本生体医工学会・論文誌の編集長などを歴任。2012年より新潟大学名誉教授。 著書に『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『がんは8割防げる』(祥伝社新書)、『薬なしで生きる』(技術評論社)、『検診で寿命は延びない』(PHP新書)、『医療AIの夜明け:AIドクターが医者を超える日』(オーム社)、『大丈夫か、新型ワクチン』(花伝社)などがある。2010年、日本経済新聞にコラム「ほどほど健康術」を1年間連載。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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だれも知らないイスラエル:「究極の移民国家」を生きる
¥2,200
ISBN978-4-7634-0989-8 C0036 発行:2021年12月20日 A5判並製 240頁 ●内容紹介● イスラエル国内の分断・偏見・差別、 移民2世・3世が問われるアイデンティティ── 「ユダヤ人約束の地」が内側に抱えるジレンマと、温かく熾烈な日常 建国から73年。パレスチナとの確執を抱えながら、多くの移民・難民の移住先となってきたイスラエル。一枚岩に見える国内には、超正統派や宗教シオニストといった宗教者と、宗教とは距離をとる4割の世俗派、出身地域や移民時期、エスニシティなどによる複雑な分断が生まれている。伝統と多様性の交差点に暮らす、一人ひとりの物語。 「イスラエルを心から“祖国”だと思える日がくるのだろうか」 エッセイとグラフィックノベルで綴る、知られざるイスラエル ●目次● はじめに グラフィックノベルで架橋する社会 中東に飛び込む 戸澤典子 from バヴア 「二重の移民」を生きる 井川・アティアス・翔 from バヴア イスラエルってどんな国? エルサレム・ビーン ただいま 声たちが見える アーク イスラエルの日常を描く(イスラエル人アーティストへのインタビュー) ルトゥ・モダン アサフ・ハヌカ ギラッド・セリクター ヤルデン・ヴァッサ おわりに ●著者紹介● バヴア(Bavuah) 井川・アティアス・翔と戸澤典子が2017年にイスラエルで設立したグラフィックノベル制作ユニット。井川はイースタン・メノナイト大学で紛争解決の修士課程修了、戸澤は東京大学大学院総合文化研究科博士課程後期に在籍。それぞれ社会学の知識を生かしながら、イスラエル・パレスチナの様々な人びとのストーリーに耳を傾け、マンガ作りに励む。今後は活動の場を日本へ広げ、日本の人々の多様性を描いていきたい。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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タリバンの復活:火薬庫化するアフガニスタン
¥2,420
ISBN978-4-7634-0530-2 C0036 発行 2008年10月22日 四六判上製 284頁 ●内容紹介● 緊迫するアフガン、 パキスタン情勢を読み解く 外交最前線からのレポート タリバンがなぜ生まれ、いったん崩壊したのち、今またなぜ急速に復活しているのか? 多数民族のパシュトゥンとは? 世界最大の無政府地帯=パキスタン部族地域とは? パキスタンのタリバン化とは? 知られざるアフガンの歴史と現状をふまえ、安定化への方途を探る……。 ●目次● 第1部 前史 ── タリバンの誕生と崩壊 第1章 タリバン誕生 第2章 タリバンによるアフガニスタン支配 第3章 タリバンの置かれた国際関係 第4章 タリバン政権の崩壊 第2部 タリバン復活と政府の統治機能の欠如 第5章 タリバン復活 第6章 カルザイ政権の機能不全 第7章 タリバン復活とパシュトゥン民族主義 第8章 タリバンとアル・カーイダ 第3部 不安定化する隣国パキスタン 第9章 パキスタンの部族地域 第10章 不安定化するパキスタン ●著者紹介● 進藤雄介(しんどう・ゆうすけ) 1964年、大阪府生まれ。 1986年、東京大学経済学部卒業、外務省入省。 在サウジアラビア大使館二等書記官、地球規模問題課首席事務官、在ドイツ大使館一等書記官、通常兵器室長、福井県警察本部警務部長などを経て、2006年8月から2008年8月まで、国際情報官(安全保障、国際テロ等担当)。 現在、大臣官房考査・政策評価官。 著書に『地球環境問題とは何か』(時事通信社、2000年)、『アフガニスタン祖国平和の夢』(朱鳥社、2004年)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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疲労社会
¥1,980
ISBN978-4-7634-0983-6 C0036 発行:2021年10月15日 四六判並製 160頁 ●内容紹介● 私たちはいつまで「できること」を証明し続けなければならないのか? 絶え間ない能力の発揮と成果を求められる現代社会。 「主体性」を祭り上げ、人々が互いにせめぎ合い、自己さえ搾取せざるを得ない社会構造。この現代の病理を特異な感性から解き明かし、「創造性」「和解」をもたらす新たな「疲労」のかたち──「なにもしない」ことの可能性を探る。 倦み疲れ、燃え尽きる現代社会への哲学的治療の試み ドイツ観念論から出発し、現代思想界の先端を走るビョンチョル・ハン、その代表作にしてヨーロッパ20カ国以上で刊行されたベストセラー、待望の邦訳 ●目次● ■ 疲れたプロメテウス ■ 精神的暴力 ■ 規律(ディシプリン)社会の彼岸 ■ 深い退屈 ■ 活動的な生 ■ 見ることの教育学 ■ バートルビーの場合 ■ 疲労社会 ■ 燃え尽き症(バーンアウト)社会 ■ 訳者あとがきに代えて ●著者紹介● 原著者略歴 ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han) 1959年韓国生まれ。ドイツ在住。1994年にハイデガー研究で博士号を、2000年にバーゼル大学に提出した論文で大学教授資格を取得。バーゼル大学私講師、カールスルーエ造形大学教授を経て、2012年から2017年までベルリン芸術大学教授。 著書にTopologie der Gewalt(Matthes & Seitz, 2011)、Transparenzgesellschaft(Matthes & Seitz, 2012)、Psychopolitik: Neoliberalismus und die neuen Machttechniken(S. Fischer Verlag, 2014)、Palliativgesellschaft. Schmerz heute(Matthes & Seitz, 2020)、Undinge. Umbrüche der Lebenswelt(Ullstein, 2021)ほか。 訳者略歴 横山 陸(よこやま りく) 1983年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、中央大学総合政策学部准教授。 主な著作・翻訳に「マックス・シェーラーにおける「感情の哲学」」(『現象学年報』第33号、2017年)、Selbstgebung und Selbstgegebenheit(共著、Karl Alber、2018年)、ディーター・ビルンバッハー『生命倫理学』(共訳、法政大学出版局、2018年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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透明社会
¥1,980
ISBN978-4-7634-0973-7 C0036 発行:2021年10月15日 四六判並製 192頁 ●内容紹介● 「透明社会」は「管理社会」に転化する── 「透明性」というイデオロギーの哲学的解剖 哲学・現代思想・メディア論を行き来する俯瞰的視点と、現代社会における「病理」の巧みな観想的「時代診察」で、ドイツ現代思想界を牽引するビョンチョル・ハン、恰好の入門書。ハンの著作リスト含む訳者解説収録。 ベンヤミン、ボードリヤール、ロラン・バルト、アガンベンらの思想を拡張し、高度情報化社会における新たな「暴力の形態」を探る現代管理社会論 ●目次● ■ 肯定社会 ■ 展示社会 ■ エビデンス社会 ■ ポルノ社会 ■ 加速社会 ■ 親密社会 ■ 情報社会 ■ 暴露社会 ■ 管理社会 訳者解説 ●著者紹介● 原著者略歴 ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han) 1959年韓国生まれ。ドイツ在住。1994年にハイデガー研究で博士号を、2000年にバーゼル大学に提出した論文で大学教授資格を取得。バーゼル大学私講師、カールスルーエ造形大学教授を経て、2012年から2017年までベルリン芸術大学教授。 著書にMüdigkeitsgesellschaft(Matthes & Seitz, 2010)、Topologie der Gewalt(Matthes & Seitz, 2011)、Psychopolitik: Neoliberalismus und die neuen Machttechniken(S. Fischer Verlag, 2014)、Palliativgesellschaft. Schmerz heute(Matthes & Seitz, 2020)、Undinge. Umbrüche der Lebenswelt(Ullstein, 2021)ほか。 訳者略歴 守 博紀(もり ひろのり) 2019年、一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。高崎経済大学非常勤講師。 共著に『アドルノ美学解読──崇高概念から現代音楽・アートまで』(藤野寛・西村誠編、花伝社、2019年、第四章担当)、単著に『その場に居合わせる思考──言語と道徳をめぐるアドルノ』(法政大学出版局、2020年)。訳書にマーヤ・ゲーペル『希望の未来への招待状――持続可能で公正な経済へ』(大月書店、2021年、共訳:三崎和志・大倉茂・府川純一郎)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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グローバル警察国家:人類的な危機と「21世紀型ファシズム」
¥2,750
ISBN978-4-7634-0980-5 C0036 発行:2021年10月15日 四六判並製 348頁 ●内容紹介● 利潤追求システムに取り込まれる“排除された人間” 資本主義に飼い慣らされた国家はどこへ向かうのか ポスト新自由主義への構想と人間性の回復に向けて── 多国籍資本による人類への構造的暴力を解き明かす ウィリアム・I・ロビンソンによる日本語版序文「コロナウイルス・パンデミックとグローバル警察国家」収載 ●目次● 日本語版序文 コロナウイルス・パンデミックとグローバル警察国家 序論 ジョージ・オーウェルは誤解していた 第1章 グローバル資本主義とその危機 第2章 野蛮な不平等──社会統制という至上命令 第3章 軍事的蓄積と抑圧による蓄積 第4章 未来をめぐる闘争 解題 ウィリアム・I・ロビンソン「理論」の発展とその精神 監訳者あとがき 注/索引 ●著者紹介● 【著者】 ウィリアム・I・ロビンソン(William I. Robinson) カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。専門は社会学、グローバルスタディーズ、ラテンアメリカ研究。受賞歴のある著書に、A Theory of Global Capitalism (2004)、 Latin America and Global Capitalism (2008)、Global Capitalism and the Crisis of Humanity (2014)。2022年、Global Civil War:Capitalism Post-Pandemicを刊行予定。 本書The Global Police State(2020)が初の邦訳書となる。 【監訳】 松下冽(まつした・きよし) 立命館大学名誉教授。1947年生まれ。早稲田大学卒業。明治大学大学院政治経済学研究科、和歌山大学教育学部教授、立命館大学国際関係学部教授を歴任。博士(国際関係学)。 著書に、『現代メキシコの国家と政治:グローバル化と市民社会の交差から』(御茶の水書房、2010年)、『グローバル・サウスにおける重層的ガヴァナンス構築:参加・民主主義・社会運動』(ミネルヴァ書房、2012年)、『ラテンアメリカ研究入門:<抵抗するグローバル・サウス>のアジェンダ』(法律文化社、2019年)など。 訳書に、グレッグ・グランディン『アメリカ帝国のワークショップ:米国のラテンアメリカ・中東政策と新自由主義の深層』(監訳、明石書店、2008年)、ジェームズ・ミッテルマン『グローバル化シンドローム―変容と抵抗―』(共訳、法政大学出版局、2002年)など。 【訳者】 太田和宏(おおた・かずひろ) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。1963年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は途上国研究、開発学、フィリピン地域研究。 著書に、『貧困の社会構造分析:なぜフィリピンは貧困を克服できないのか』(法律文化社、2018年)、『日本の国際協力 アジア編』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)、『地域研究へのアプローチ:グローバル・サウスから読み解く世界情勢』(共著、ミネルヴァ書房、2021年) など。 岩佐卓也(いわさ・たくや) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は労使関係論・社会政策。 著書に、『現代ドイツの労働協約』(法律文化社、2015年)、『新自由主義批判の再構築』(共著、法律文化社、2010年)など。 山根健至(やまね・たけし) 福岡女子大学国際文理学部准教授。1977年生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。専門は比較政治学、国際関係論、東南アジア研究。 著書に、『フィリピンの国軍と政治:民主化後の文民優位と政治介入』(法律文化社、2014年)、『セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)、など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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大丈夫か、新型ワクチン:見えてきたコロナワクチンの実態
¥1,320
発行:2021年8月10日 四六判並製 140頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「中日新聞」(2021年8月29日) 「東京新聞」(2021年8月28日) ●内容紹介● 本当に「ワクチン接種で安心」と言えるのか? 数々の最新論文が明かす、これだけの根拠 ・遺伝子ワクチンの作る「トゲトゲたんぱく」の危険性 ・DNAワクチンは10年以上たたないと安心できない ・ワクチン接種がウイルスの変異を促進する ・2~6カ月のワクチン効果では集団免疫は無理 ・治療薬の完成を待った方がよい理由 「同調圧力」に負けない、賢明な判断のために── ●目次● Ⅰ コロナワクチンの仕組みとその問題点について Ⅱ ここが知りたい、コロナワクチン Ⅲ 対談「コロナワクチンは中止すべきだ」岡田正彦×鳥集徹(ジャーナリスト) ●著者紹介● 岡田正彦(おかだ・まさひこ) 1972年に新潟大学医学部卒業。1990年に同大学教授となり、動脈硬化症、予防内科学などの研究と診療に従事。LDLコレステロールの測定法を世界に先駆けて開発した。循環器専門医(~2011年)、産業医、米国心臓学会プロフェッショナル会員などの資格。2002年に臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。文部科学省・大学設置審議会の専門委員、米国電子工学会・論文誌の共同編集長、日本生体医工学会・論文誌の編集長などを歴任。2012年より新潟大学名誉教授。 著書に『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『がんは8割防げる』(祥伝社新書)、『薬なしで生きる』(技術評論社)、『検診で寿命は延びない』(PHP新書)、『医療AIの夜明け:AIドクターが医者を超える日』(オーム社)などがある。2010年、日本経済新聞にコラム「ほどほど健康術」を1年間連載。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「八月ジャーナリズム」と戦後日本:戦争の記憶はどう作られてきたのか
¥2,200
発行:2021年7月5日 四六判並製 288頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「週刊金曜日」(2021年12月10日 1357号) 「中國新聞」(2021年10月27日 ※著者インタビュー)「河北新報」「山形新聞「新潟日報」「神戸新聞」「徳島新聞」「愛媛新聞」(2021年8月22日) 「京都新聞」「信濃毎日新聞」 「北海道新聞」「岩手日報」「神奈川新聞」「下野新聞」「中國新聞」「琉球新報」(2021年8月15日) 「秋田魁新報」「北國新聞」「高知新聞」「沖縄タイムス」(2021年8月14日) 「図書新聞」(2021年8月14日 第3508号) 「週刊読書人」(2021年8月13日 第3402号) ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月15日) ●内容紹介● 日本人の戦争記憶を形成した“夏のテレビの戦争特番” 「八月ジャーナリズム」は何を伝え、何を伝えなかったのか もはや風物詩と揶揄される向きもある、毎年八月の戦争特番。 戦後日本の戦争観や歴史認識を反映し、同時にそれらの形成にも影響を及ぼしてきた「八月ジャーナリズム」の歴史的展開とその功罪を検証し、今後の可能性と課題、展望を示す。 交錯する「被害」と「加害」──戦後日本の自意識を探る ●目次● 序 章 「八月ジャーナリズム」とテレビ 第1章 「八月ジャーナリズム」の形成:終戦~一九五〇年代 第2章 テレビ時代の「八月ジャーナリズム」:一九六〇~七〇年代 第3章 アジアからの眼差し、アジアへの視点:一九七〇年代 第4章 冷戦下の「反核・平和主義」と「加害」の前景化:一九八〇年代 第5章 「加害の語り」の時代:一九九〇年代 第6章 内向化する「八月ジャーナリズム」:〇〇年代~一〇年代 終 章 「八月ジャーナリズム」の行方 ●著者紹介● 米倉 律(よねくら・りつ) 1968年愛媛県生まれ。日本大学法学部教授。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、NHK広島放送局、報道局ディレクター、NHK放送文化研究所主任研究員、日本大学法学部准教授などを経て、2019年から現職。専門は、映像ジャーナリズム論、メディア史。 著書に『新放送論』(共編著、学文社)、『ローカルテレビの60年』(共編著、森話社)、『メディアの地域貢献』(共著、一藝社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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2枚のコイン:アフリカで暮らした3か月
¥1,980
発行:2021年7月5日 A5判変形並製 136頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「まいにちスペイン語」(2021年10月号) ●内容紹介● “泥棒”はいつも、「金」目当て── 大国による搾取が蝕む、美しい世界 17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。 「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」 本当の豊かさとは、支援とは。 SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル ●著者紹介● 作者 ヌリア・タマリット(Núria Tamarit) スペインのイラストレーター・グラフィックノベル作家。1993年バレンシア・ビジャレアル生まれ。バレンシア工科大学美術学部在学中から多数の同人誌に参加、各地で展覧会を開き、2016年『村よ眠れ Duerme Pueblo』(シュリア・ビセンテ共著)で作家デビュー。同年『アベリーのブルース Avery’s Blues』(アングックス共著)でカルロス・ヒメネス賞最優秀新人賞および最優秀表紙デザイン賞受賞。本書でバレンシアグラフィックノベル大賞を受賞した。子供向け書籍のイラストも多数手がける。最新作は『ヒガンタ〜自由を求めて世界を巡った巨人の物語 Giganta, Historia De Aquella Que Recorrió El Mundo En Busca De Libertad』(ジャン=クリストフ・デヴィニー共著)。バルセロナ在住。 訳者 吉田恵(よしだ・めぐみ) 1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻でイスラーム・スペインを研究。卒業後スペインへ留学、マドリード・コンプルテンセ大学外国人コース等修了後、バルセロナで日本企業駐在勤務。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。現在は翻訳やスペイン語書籍関係の仕事に関わる。 共訳書に『ビジュアル版 スペイン王家の歴史』(原書房、2016年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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デジタル馬鹿
¥2,200
発行:2021年6月20日 A5判並製 308頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2021年12月4日 第3522号) 「週刊読書人」(2021年10月15日 第3411号) ●内容紹介● フランスでベストセラーとなった問題作 2019年度フェミナ賞受賞 膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機 大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…… 教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか 加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書! 認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。 ・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない ・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響 ・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる ・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ ……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。 新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。 最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。 フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞受賞)。 ●目次● プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか 第一部 デジタルネイティブ神話 第二部 使用法 第三部 影響力──デジタルに育てられた若者たち 教育──「画面」は成績を上げるか 発達──人間関係、言語、集中力 健康──もろい器械としての脳 エピローグ 基本的な七つのルール ●著者紹介● ミシェル・デミュルジェ 1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。米国に約8年間滞在、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学など多くの大学で研究。 著書に『テレビ・ロボトミー──テレビの影響に関する科学的な真実』(2012年)、『アンチ食事療法、健康的に痩せる』(2015年)があり、いずれもベストセラーに。 [訳]鳥取絹子(とっとり・きぬこ) 1947年、富山県生まれ。フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒。出版社勤務の後、1972~74年パリ滞在。帰国後フリーライターとして、おもに女性雑誌などで人物取材・ルポ記事を書くほか、シャンソンの対訳や翻訳をする。近年はフランス語の書籍の翻訳に主力をおき、企画提案からたずさわる。 著書に、『星の王子さま──隠された物語』(2014年、KKベストセラーズ)など多数。訳書に、『資本主義って悪者なの?』(2019年、CCCメディアハウス)、『理不尽な国 ニッポン』(2020年、河出書房新社)など多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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立憲民主党を問う:政権交代への課題と可能性
¥1,650
発行:2021年6月10日 四六判並製 244頁 ●内容紹介● 今度こそ、“真の政権交代”は実現されるのか? 自民党政治の劣化と限界を誰もが感じるなか、再編を繰り返してきた野党は、どこまで政権担当能力を獲得できたのか? 内実を伴った本当の意味での政権交代でなければ意味がない──政治思想、外交政策など、気鋭の政治学者が大胆に提言する現代日本政治の進路。 野党第一党・立憲民主党のあるべき姿はこれだ! ●目次● 第一章 政治改革の評価について──平成時代の政治改革をどう見るか 第二章 小沢一郎氏とは何であったのか 第三章 政治の劣化と格差社会 第四章 立憲民主党の目指すべき方向と支持基盤について考える 第五章 立憲民主党と野党は政治思想的にはどうあるべきなのか 第六章 野党の外交政策はどうあるべきなのか ●著者紹介● 吉田健一(よしだ・けんいち) 1973年京都市生まれ。2000年立命館大学大学院政策科学研究科修士課程修了。修士(政策科学)。2004年財団法人(現・公益財団法人)松下政経塾卒塾(第22期生)。その後、衆議院議員秘書、シンクタンク研究員等を経て、2008年鹿児島大学講師に就任。現在鹿児島大学学術研究院総合科学域共同学系准教授。専門は政治学。著作に『「政治改革」の研究』(法律文化社、2018年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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多数決は民主主義のルールか?
¥1,650
発行:2021年4月20日 四六判並製 180頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月29日) 「朝日新聞」(2021年6月19日) ●内容紹介● 多数決は万能……ではない その限界と民主主義との関係を、根本から考える 多数決なら、どんなことを、どのように決めてもよいのか── 重要法案の強行採決が頻発する国会は、「多数の専制」にほかならない。 国民投票の示す「民意」は、時に独裁への信任投票に堕してしまう。 先人の叡智から今こそ考えたい、民主主義と多数決の本質的関係。 ●目次● 第1章 多数決と民主主義 第2章 議会政治における多数決 第3章 多数の支配か法の支配か 第4章 多数決の限界──人権保障 第5章 人民による多数決──直接民主主義 第6章 市民立法──政治参加の回路 ●著者紹介● 1932年和歌山県生まれ。1956年京都大学法学部卒業、58年大阪市立大学大学院法学研究科修了。同法学部助手。1961年九州大学教養学部講師、助教授をへて同法学部教授、同大学院教授を併任。専攻は憲法学。1996年定年退官、名誉教授。 主な著書 『問われた報道の自由』(編著)法律文化社、1971年 『知る権利──マスコミと法』(共著)有斐閣、1974年 『子どもたちは平和をつくれるか』(編著)現代書館、1994 年 『政治倫理条例のつくり方──地方からの政治改革』自治体研究社、1999年 『指定管理者制度と情報公開』自治体研究社、2006年 『政治倫理のすべて──クリーンな地方政治のために』公人の友社、2016年 『ポピュリズムと司法の役割──裁判員制度にみる司法の変質』花伝社、2018年 ほかに訳書、H・I・シラー『世論操作』青木書店、1979年。コラム集『冷めた紅茶』『ちびた鉛筆』現代書館、1989年、92年 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「女医」カリン・ラコンブ:感染症専門医のコロナ奮闘記
¥1,980
発行:2021年4月20日 A5判変形並製 160頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年8月15日) ●内容紹介● 大混乱のパリの医療現場を追ったバンド・デシネ 未知の感染症と旧態依然の男社会、彼女の闘いは続く 「女性が発言を求められたら、かならず応じて、その権利を手放さないことね」 フランスで今一番有名な女性医師 人口あたり感染者数が世界最多クラスのフランスで、医師のカリンは「識者」として突如時の人に! 日々SNSに寄せられる“クソリプ”の嵐、陰謀論を信じ込む友人、そして専門家会議の男社会──うんざりする日々の中、未知の脅威と向き合った記録。 ●著者紹介● 原作 カリン・ラコンブ(Karine Lacombe) 感染症の専門家で教授、サンタントワーヌ病院(パリ)の部門長。Covid-19生存者からの血漿を利用した治療の研究を率いる 作画 フィアマ・ルザーティ(Fiamma Luzzati) シチリア出身のイラストレーター兼脚本家。これまでに2つのグラフィックノベルを発表。 訳者 大西愛子(おおにし・あいこ) 1953年、東京生まれ。フランス語翻訳・通訳。父親の仕事の都合でフランス及びフランス語圏で育つ。バンド・デシネの翻訳多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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日本学術会議会員の任命拒否:何が問題か
¥1,100
発行:2021年3月25日 A5判ブックレット 120頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「しんぶん赤旗 日曜版」(2021年4月4日) ●内容紹介● 日本学術会議とは、そもそもどのような組織か どのように運営されてきたか、その「あり方」は見直されるべきか 「閉鎖的な既得権益」「多様性の欠如」は本当か── 政府の動きを詳細に検証する 前代未聞の「新会員任命拒否」はなぜ起こったのか? 「学問の自由」の歴史的意味を問う! ●目次● 一 日本学術会議とはどのような組織か 1.学術会議の基本的性格 2.組織──総合的・俯瞰的活動を支える 3.会員の選考──コオプテーションによる代表性の確保 4.科学的助言と独立性 5.提言等から見る学術会議の役割 6.軍事研究についての学術会議の立場 二 任命拒否の何が問題か? 1.任命拒否は正当か? 2.なぜ任命拒否が行なわれたのか? 3.学術会議のあり方を見なおす必要はあるのか? 4.任命拒否と学問の自由とは関係があるのか? ●著者紹介● 小森田秋夫(こもりだ・あきお) 神奈川大学特別招聘教授、東京大学名誉教授。1946年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。北海道大学法学部教授、東京大学社会科学研究所教授、神奈川大学法学部教授を歴任。日本学術会議連携会員、元日本学術会議会員・第一部長。専門は、比較法学、ポーランド法・ロシア法。 著書に、『体制転換と法―ポーランドの道の検証』(有信堂)、『ロシアの陪審裁判』(東洋書店)、『ソビエト裁判紀行』(ナウカ)、『現代ロシア法』(編、東京大学出版会)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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21世紀の恋愛:いちばん赤い薔薇が咲く
¥1,980
発行:2021年2月10日 A5判変形並製 192頁 ●書評・紹介記事情報● 「文學界」(2021年11月号) 「週刊文春」(2021年8月26日号) 「読売新聞」(2021年6月6日) 「京都新聞」(2021年4月16日) 「高知新聞」(2021年4月15日) 「山陰中央新報(2021年4月14日) 「南日本新聞」(2021年4月13日) 「熊本日日新聞(2021年4月8日) 「秋田魁新報」「茨城新聞」(2021年4月7日) ●内容紹介● なぜ《恋に落ちる》のがこれほど難しくなったのか 大ベストセラー『禁断の果実』の作者 最新作! 星の王子さまやヘーゲル、フロム、キルケゴール、ジジェク、 プラトンにギリシャ/ヒンドゥー神話にディカプリオ(!)など 古今東西の言説から現代における「恋愛」を読み解く。 スウェーデン発 さらに勢いを増した 最新フェミニズムギャグコミック! 推薦: 野中モモさん(『野中モモの「ZINE」』著者) それはまるで読むスタンダップ・コメディ。 おもしろくてためになる大人の学習まんがです。 相川千尋さん(『キングコング・セオリー』訳者) 身体や性のタブーは破られた。次は「愛」の番。 ●目次● 僕は感じない あんたのかわりはすぐに見つかる テセウスの顔 訳者解説 ●著者紹介● 作者 リーヴ・ストロームクヴィスト(Liv Strömquist) 1978年生まれ。スウェーデンの漫画家。 2006にデビュー作『脂肪分100%(Hundra procent fett)』が大ヒット、『チャールズ皇太子の気持ち(Prins Charles känsla)』(2010年)、『栄華と凋落(Uppgång och fall)』(2016年)などの作品で、スウェーデンを代表する漫画家、文化人としての地位を確立。『禁断の果実(Kunskapens frukt)』(2014年)は27言語に翻訳されスウェーデン国内のみならずドイツやフランスなどでもベストセラーとなり、2018年に花伝社より日本語訳が刊行された(相川千尋訳)。多くの作品が翻訳されているほか、スウェーデン王立ドラマ劇場をはじめスウェーデン国内各地の劇場やドイツ・ハノーヴァー州立劇場などで舞台化もされている。 2016年、漫画家養成コースを持つマルメ高等専門学校から名誉博士号を授与される。ダーゲンス・ニーヘーテル文化賞、カール・イェルハルド振興賞、レーナ・ニーマン賞など受賞多数。 訳者 よこのなな 1977年生まれ。90年代半ばと2000年代初めにスウェーデンの地方都市でスウェーデン語や社会科学を学ぶ。本書がはじめての訳書となる。2021年に訳書『ゴリランとわたし(仮題)』(フリーダ・ニルソン作、岩波書店)刊行予定。 ●関連書● 禁断の果実 https://kadensha.thebase.in/items/29486362 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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この国の「公共」はどこへゆく
¥1,870
発行:2020年12月10日 四六判並製 274頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「北海道新聞」(2021年4月11日) 「中日新聞」(2021年3月28日) 「東京新聞」(2021年3月27日) 「時局」(2020年3月号 第54巻第3号) 「弁護士会の読書」(2020年12月22日) ●内容紹介● 個の分断がますます煽られる21世紀、消えゆく「みんなの場所」を編み直すためのヒントを探る──。 ミスター文部省として「ゆとり教育」を推進した寺脇研、「面従腹背」で国民に尽くした前川喜平、3.11後「原発ゼロ」を企業として真っ先に掲げた吉原毅の3人による、超・自由鼎談! ●目次● 一日目 それぞれはとくに、立派な人間というわけではない 二日目 「この」経済社会が唯一の解だろうか? 三日目 社会が変われば教育も変わる。その逆ではない 四日目・五日目 危機に向かう世界と「公共」 ●著者紹介● 寺脇 研(てらわき・けん) 1952年福岡市生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省に入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長、2006年退官。現在、映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授。 著書に『昭和アイドル映画の時代』(光文社知恵の森文庫)、『危ない「道徳教科書」』(宝島社)など。 前川喜平(まえかわ・きへい) 1955年奈良県生まれ。79年東京大学法学部卒、文部省(当時)入省。文部科学省大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを歴任。2016年6月から17年1月まで文部科学事務次官。2018年から日本大学文理学部非常勤講師。 著書に『官僚の本分』(かもがわ出版)、『面従腹背』(毎日新聞出版)など。 吉原 毅(よしわら・つよし) 1955年東京生まれ。77年慶応大学経済学部卒業後、城南信用金庫に入職。2010年11月理事長就任。15年6月に退任、相談役に。17年6月から顧問。東日本大震災以降、被災地支援を精力的に行うと同時に原発に頼らない安心できる社会を目指して「脱原発」を宣言。17年4月に全国組織「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」を創設、会長に就任。 著書に『原発ゼロで日本経済は再生する』(角川oneテーマ21)、『幸せになる金融』(神奈川新聞社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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未完の時代:1960年代の記録
¥1,980
発行:2020年4月5日 四六判上製 208頁 ●書評・紹介記事掲載情報● 「図書新聞」(2020年9月12日3463号) 「朝日新聞」(2020年5月2日) 「月刊レコンキスタ」(2020年5月1日) 「J-CAST BOOKウォッチ」(2020年4月19日) ●内容紹介● そして、志だけが残った―― 「未完の時代」を生きた同時代人と、この道を歩む人たちへ 全学連委員長として目の当たりにした学生運動の高揚と終焉 50年の沈黙を破って明かす 東大紛争裏面史と新日和見主義事件の真相。 ●書評・紹介記事情報● 「朝日新聞」(2020年5月2日) 「月刊レコンキスタ」(2020年5月1日) 「J-CAST BOOKウォッチ」(2020年4月19日) ●目次● 第1章 上京と安保──1960年 第2章 東大駒場──1961年~1964年 第3章 東大本郷──1965年~1968年 第4章 東大紛争──1968年~1969年 第5章 新日和見主義事件──1969年~1972年 ●著者紹介● 平田勝(ひらた・まさる) 1941年 岐阜県に生まれる。 1961年4月 東京大学教養学部入学。 駒場寮委員長、全寮連委員長、東大学生自治会中央委員会議長、第一回日中青年交流会で学生団体団長、全学連委員長などを務め、東大紛争における文学部の解決のために水面下で交渉にあたるなど、8年間にわたって1960年代の学生運動に従事。 1969年6月 東京大学文学部卒業。 出版社勤務を経て、1985年に花伝社を創立し代表取締役、現在に至る。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net