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茨の小径の向こうには:カントに学ぶ、希望の哲学
¥1,870
予約商品
ISBN 978-4-7634-2148-7 C0010 発行:2024年12月10日 四六判上製 168頁 ●内容紹介● 「汝が求めるものは汝の内にある。汝の外に尋ねるな。」 ひたすらに「善」や「美」について考え続けた“理性の実践哲学者”、カント。 理想社会に近づくため徹底的に思索を重ねた彼の言葉は、複雑で困難な課題をかかえて現代を生きる我々に、今も希望の光をもたらす。 カントのように考え、誰のものでもない自分らしい人生を歩むには―― カントに学び、カントとともに考える、悩み、努める人のための人生論 ●目次● 第Ⅰ部 内なるもの――「自」の世界 第一章 生きている 第二章 育つ 第三章 考える 第Ⅱ部 外なるもの――「他」の世界 第四章 自然・宇宙 第五章 わが内なる道徳法則 第六章 人間疎外 第Ⅲ部 共なるもの――「自・他」交わる世界 第七章 友 第八章 創造と遊び 第九章 歩み続ける道 ●著者紹介● 力武晴紀(りきたけ・はるき) 1951年、長崎県に生まれる。京都・大阪・長崎で教職に就く。著作に、『炎は消えない――長崎県の治安維持法犠牲者』、『ザボンよ、たわわに実れ――民主医療に尽くした金高満すゑの半生』(花伝社)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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元気のないおさむのにげにげ日記:うつ病クィアのみている日常
¥1,870
予約商品
ISBN 978-4-7634-2146-3 C0095 発行:2024年12月10日 四六判上製 168頁 ●内容紹介● 「精神障害」の「性的マイノリティ/クィア」に立ちはだかる日常の壁。トラウマ、パートナーとの関係、そして就労・社会保障……。ぐったり寝ながら、逃げながら、「生活」と「社会」改善をめざしてつづられた、真剣で、たまに笑える日々の記録。 性的マイノリティ・メンタルヘルスの問題から社会をみるコミックエッセイ&インタビュー ●目次● まえがき 第1部 元気がない、生産性もない 第2部 精神障害と就労 第3部 寝たきりからの回復 あとがき ●著者紹介● 元気のないおさむ(げんきのないおさむ) 1995年九州生まれ。小学4年生で不登校になり、6年間を自室で過ごす。定時制高校に進学し、ゲイであることをカミングアウト。大学では教授からセクハラを受け、就職先ではパワハラを受けるというハラハラの人生。うつ病とパニック障害の治療中。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アジア経済から考える高成長・中成長・低成長:中国、韓国、インドに見る経済成長モデル分析
¥2,750
ISBN 978-4-7634-2145-6 C3033 発行:2024年11月25日 A5判並製 224頁 ●内容紹介● アジア経済の低成長化は、「資本主義の破綻」か、 それとも「ポスト資本主義」への前進か 2000年代以降、世界経済を牽引してきたアジア諸国の経済成長は、中国経済の減速に象徴されるように曲がり角を迎えている。 この低成長化を自然法則としてとらえ、マルクス派最適成長モデルでの分析を通じて最適な成長パスをモデル化。アジア各国の直面する課題を抽出し、成長期とは質的に異なる新たな社会のあり方を模索する。 中国出身、気鋭の経済学者が鮮やかに示す新たな経済成長のとらえ方 ●目次● 第1部 経済成長理論分野におけるマルクス派最適成長モデルの位置付け 第1章 経済成長理論分野における再生産表式論の位置付け 第2章 中国におけるマルクス経済学の展開──再生産表式論の展開を中心に── 第3章 再生産表式論と新古典派最適成長理論とを統合としたマルクス的最適成長モデル──マルクス派最適成長モデル── 第2部 理論編:マルクス派最適成長論の実証モデルとしての諸改良 第4章 労働成長率・技術進歩率を考慮したマルクス派最適成長モデルの基本モデルの改良及びMathematica による数値解法の提案 第5章 資本財部門における資本投入を考慮したマルクス派最適成長モデル実証モデルの構築及び方法の提示 第6章 マルクス派最適成長モデル実証のための2部門データ構築──中国2000年代の過剰投資をめぐって 第3部 実証編:アジアにおける成長段階のバリエーション──低成長、中成長、そして高成長── 第7章 韓国経済──停滞の処方箋 第8章 中国経済──崩壊論にあらがって 第9章 インド──蛙飛び型成長の代償 ●著者紹介● 李晨(り・しん) 桃山学院大学経済学部准教授。1990年、福建省生まれ。2014年に華僑大学(中国)を卒業し、同年10月に日本へ留学。2019年9月に慶應義塾大学経済学研究科後期博士課程を修了。博士号(経済学)。2020年4月、桃山学院大学経済学部専任講師に着任。2022年より准教授。これまでに、慶應義塾大学経済学研究科の特別研究員、桜美林大学および京都大学の非常勤講師を歴任。主な研究分野は、数理マルクス経済学、経済成長理論、中国経済など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アメリカの悲劇(下)
¥3,300
ISBN 978-4-7634-2144-9 C3021 発行:2024年11月25日 A5判上製 568頁 ●内容紹介● 「おれはほんとに救われたのだろうか。人生ってこんなにもあっけないものなのか」 実際の事件をもとに、ドライサーが描き出した〈ゆがんだ社会構造〉と〈人間のこころの弱さ〉。刊行から100年が経つ今、快楽を追い求め倫理を失いゆく青年の物語は、わたしたちに何を語りかけるのか。 資本主義社会の欺瞞を描く、不朽の名作 ●目次● 第二部(続き) 第三部 訳者あとがき ●著者紹介● 【作者紹介】 セオドア・ドライサー(Theodore Dreiser) 1871年、米国インディアナ州の田舎町でカトリック系ドイツ人移民の貧しい家庭に生まれる。新聞記者見習いを経てジャーナリストとして身を立てた後、1900年に小説『シスター・キャリー』を発表したが、世に認められず、挫折感から鬱病となる。雌伏10年、作家として再起を果した後は、小説のみならず、旅行記、自伝、エッセー、戯曲、社会評論など多方面で活発に執筆し、1920年代、1930年代には米国社会のオピニオンリーダーとみなされるまでになる。1945年、死去。 【訳者紹介】 村山淳彦(むらやま・きよひこ) 東京都立大学名誉教授。1944年、北海道生まれ。最終学歴は東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。國學院大學、一橋大学、東京都立大学、東洋大学で教職に就く。国際ドライサー協会顧問。 おもな著訳書に『セオドア・ドライサー論──アメリカと悲劇』(南雲堂、1987年、日米友好基金アメリカ研究図書賞受賞)、『エドガー・アラン・ポーの復讐』(未來社、2014年)、『ドライサーを読み返せ──甦るアメリカ文学の巨人』(花伝社、2022年)、ドライサー『シスター・キャリー』(岩波書店、1997年)、キース・ニューリン編『セオドア・ドライサー事典』(雄松堂出版、2007年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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進藤榮一著作集《地殻変動する世界》第6巻 現代国際関係学:歴史・思想・理論
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2143-2 C3336 発行:2024年11月25日 A5判上製 384頁 ●内容紹介● 国境と世紀を超えた「知と戦略」の原点へ 16世紀近代国際社会の誕生以来の、歴史・思想・理論・政策の諸相に焦点を当て、アメリカ帝国終焉後のポスト近代の道を示した『現代国際関係学』。国際関係論の礎となるこの記念碑的著作に加え、これまで日本で十分展開されてこなかった北欧ポストモダン学派やフェミニズム理論、正義論の動向とともに、資本と貿易のグローバル化とEU等地域統合の動向、アジア台頭の理論を検証・紹介する論文を収録した著作集第6巻。 解説: 吉田徹(同志社大学) 福富満久(一橋大学) ●目次● 第Ⅰ部 現代国際関係学 第Ⅱ部 国際関係理論の諸相 ●著者紹介● 進藤榮一(しんどう・えいいち) 1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。 専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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遊王将軍・徳川家斉の功罪:賢臣・松平定信との相克
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2142-5 C0021 発行:2024年11月10日 四六判並製 232頁 ●内容紹介● 徳川政権最長50年の在位で、家斉はこの国に何をもたらしたのか? 「寛政の改革」に奔走した松平定信と、享楽と廃退をもたらした徳川家斉の相克が、来るべき幕末の導火線となった── 「内憂外患」の時代を導いた強烈な個性たちの群像劇に迫る! ●目次● 第一章 松平定信と一橋家斉の将軍後継をめぐる暗闘 第二章 気配りの将軍・徳川家斉の融和政策 第三章 松平定信の「寛政の改革」 第四章 ロシアの南下 第五章 松平定信の失脚 第六章 寛政の遺老による「寛政の改革」の継続 第七章 将軍家斉の放漫政治 第八章 大御所時代の「そうせい公」家慶 第九章 天保の改革と幕末への突入 ●著者紹介● 鈴木荘一(すずき・そういち) 1948年、東京に生まれる。近代史研究家。 1971年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。2001年退職し、以降歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として活動している。 著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(以上、毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』『日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇』(以上、かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』『名将 山本五十六の絶望』(以上、勉誠出版)、『鎖国の正体』(柏書房)、『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』『西郷隆盛と大久保利通の明治維新』『平和の武将 徳川家康』(以上、さくら舎)、『明治から大正の危機を救った大隈重信の功績』(共栄書房)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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多文化化するデンマークの社会統合:生涯学習が果たす役割とその可能性
¥3,520
ISBN 978-4-7634-2141-8 C3036 発行:2024年11月10日 A5判並製 320頁 ●内容紹介● 移民・難民は、いかにして福祉国家に包摂されうるのか? 人種的に同質性が高く、移民や難民の受け入れに消極的と言われるデンマーク。しかし近年ではヨーロッパ統合とグローバル化の影響で多文化化が進み、福祉国家としての再編が迫られている。市民社会と協働するデンマーク流の生涯学習政策は、国境を越えて移動する人びとの「入口」を準備できるのか。「社会統合」をめぐる政治思想を再検討し、生涯学習の現代的意義と課題を明らかにする。 「新しいデンマーク人」のための多様な教育実践に迫る―― ●目次● 第一部 多文化化する社会におけるコミュニタリアニズム思想の応用可能性 第1章 コミュニタリアニズムとは何か 第2章 学習の「個人化」 第3章 社会統合の規範理論 第二部 欧州連合とデンマークにおける生涯学習政策の実際 第4章 欧州連合の生涯学習政策──雇用力とアクティブ・シティズンシップの両立 第5章 現代デンマークの生涯学習政策 第6章 スキルとモラルの二重性──教育のヨーロッパ化は何をもたらすのか 補章 現代デンマークの社会統合政策 第三部 現代デンマーク社会におけるボランタリーセクターの機能 第7章 デンマーク・ボランタリーセクターの現在──「共同責任」と「生活の質」 第8章 デンマーク・ボランタリーセクターの個人──フレデリクスベア市におけるボランティア活動の実際 第9章 現代デンマーク社会におけるボランタリーセクターの機能と役割 189 第四部 現代デンマーク社会におけるノンフォーマル教育機関の役割 第10章 デンマークのノンフォーマル教育機関──ダウホイスコーレの事例 第11章 デンマークのNGOによる難民に対する成人学習の支援──トランポリンハウスの事例 第12章 社会統合における主流化アプローチ ●著者紹介● 坂口緑(さかぐち・みどり) 明治学院大学社会学部教授。専門は、生涯学習論、市民社会論。2000年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得満期退学、2023年日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻博士課程後期修了。博士(教育学)。著書に『生涯学習と地域づくりのハーモニー』(共著、学文社、2023)、『デンマーク式生涯学習社会のしくみ』(共著、ミツイパブリッシング、2022)、『フォルケホイスコーレのすすめ』(共著、花伝社、2022)、訳書にA.R.ホックシールド『タイムバインド』(共訳、ちくま学芸文庫、2022)、M.サンデル『民主政の不満』(共訳、勁草書房、2011)、A.ホルム『概説 グルントヴィ』(共訳、花伝社、2024)がある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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たたかいの論理:馬奈木昭雄弁護士オーラル・ヒストリー
¥3,080
ISBN 978-4-7634-2139-5 C0036 発行:2024年10月25日 A5判並製 336頁 ●内容紹介● 九州から国を変えてきた弁護士、その思想に迫る 筑豊じん肺訴訟、水俣病訴訟、「よみがえれ!有明訴訟」をはじめ、数々の環境・公害問題をめぐり、国家権力とたたかい続けてきた弁護士、馬奈木昭雄。地方から近代化の歪みと対峙し格闘してきた法律家、その法的思考を解き明かす渾身の聞き書き。 権利は国から与えられたものではない 国民が勝ち取り、次世代に継承するものである! ●目次● はじめに 第1章 筑豊じん肺訴訟 第2章 廃棄物処分場問題 第3章 水俣病とは何か 第4章 水俣病の責任の考え方 第5章 なぜ、よみがえれ!有明訴訟なのか 第6章 よみがえれ!有明訴訟開門確定判決 第7章 住民参加から住民決定へ 第8章 公害の教訓を原発に生かす 第9章 なぜ、たたかいを続けるのか あとがき 参照文献 ●著者紹介● 土肥勲嗣(どい・くんじ) 九州大学法学部卒業。九州大学大学院法学府博士課程単位修得退学。日本学術振興会特別研究員、モナッシュ大学訪問研究員、九州大学大学院法学研究院助教、久留米大学法学部講師などを経て、2022年4月より熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)講師。 共著として『ポストフクシマの政治学:新しい実践の政治学をめざして』(法律文化社、2014年)、『つながる政治学【改訂版】 : 12の問いから考える』(法律文化社 2022年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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コッソンイ:朝鮮学校児童・生徒たちの詩と作文集
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2140-1 C0036 発行:2024年10月25日 四六判並製 240頁 ●内容紹介● わたしたちは、こうして「今」を生きている 日本の地で民族教育を行う朝鮮学校、そこに通う子どもたちが自分たちの日常語=朝鮮語で書いた詩と作文のコンクール、「コッソンイ」。 歴代の入選作から厳選した50編から浮かび上がる、子どもたちの真の姿とは。 時代ごとに吹き荒れた逆風の中、朝鮮学校の児童・生徒たちは何を感じてきたのか? ●目次● 1 現実を生きる 2 私たちの学校 3 民族の誇りを胸に 4 祖国統一という悲願 5 未来に向かって ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アリストテレスもヘーゲルもサルトルも出てこない実用「哲学する」入門
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2138-8 C0010 発行:2024年10月10日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● 哲学って、こんなに「使える」んだ……! 私たちの「あたり前」は、本当に「あたり前」なのか? 普通の頭と「世の中をよくしたい」という意欲さえあれば、「哲学」は誰にでもできる! 偉大な哲学者の言葉なんかなくても、「哲学」の命である実用性を武器にこの世界の現実とあるべき姿を探る、目からウロコのエッセイ集。 政治、社会、環境、教育……あらゆる問題を解く鍵は、「哲学」にあった ●目次● 総論編 「哲学する」とはどういうことだろう? 各論編 実際に「哲学する」と世の中はどう見えるか? 第1章 法と政治制度をめぐって 第2章 戦争と環境問題をめぐって 第3章 家族と経済をめぐって 第4章 メディアと文化をめぐって 第5章 命と心の問題をめぐって 第6章 学校と学びをめぐって 総括編 「哲学」だけが世界を救う ●著者紹介● 平居高志(ひらい・たかし) 1962年大阪府生まれ。1986年東北大学文学部哲学科中国哲学専攻卒業 1988年東北大学大学院文学研究科中国学専攻博士課程前期修了 1989年より宮城県高等学校国語科教諭。女川、石巻、仙台第一、水産、塩釜の各校を経て、現在は石巻工業高校に勤務 2017年博士(東北大学・文学) 著書『「高村光太郎」という生き方』(三一書房、2007年)、『それゆけ、水産高校!』(成山堂書店、2012年)、『中国で最初の交響曲作曲家 冼星海とその時代』(アルファベータブックス、2019年) 論文・雑文:中国近現代史の論文多数。他に社会問題、日本文学・語学、芸術、紀行、スポーツ、科学などに関するおびただしい雑文を、ブログ「Tr,平居の月曜プリント」で公開している。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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身のまわりの不思議を科学する:自然、健康、生活、料理のサイエンス
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2137-1 C0040 発行:2024年9月25日 四六判並製 136頁 ●内容紹介● 花はどうして決まった時期に咲く? 気象予報の仕組みって? 熱冷ましシートはなぜ冷たい? ブルーライトは体に悪い? 不織布とはどんな布? 2日目のカレーがおいしいのはなぜ? ……その疑問、科学で答えるとこうなります 身近な「?」が、科学への第一歩。 明日のために、科学を通じて社会を、世界をとらえよう! ●目次● 第1章 自然についてのサイエンス 第2章 健康についてのサイエンス 第3章 生活の中のサイエンス 第4章 料理のサイエンス ●著者紹介● 古崎新太郎(ふるさき・しんたろう) 1960年東京大学卒業、1964年マサチューセッツ工科大学修士、1977年工学博士(東京大学)。東京大学教授、九州大学教授、崇城大学教授、化学工学会会長、日本膜学会会長、化学兵器禁止機関(OPCW)科学諮問委員会(SAB)委員(オランダ、ハーグ)、日本学術会議会員、連携会員などを歴任。現在、東京大学名誉教授。 著書: 『移動速度論』(培風館)、『分離精製工学入門』(学会出版センター)、『バイオ生産物の分離工学』(培風館)、『化学工学』(朝倉書店)、Expanding World of Chemical Engineering(Taylor & Francis)など多数。専門は化学工学、生物化学工学。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アメリカの悲劇(上)
¥3,300
ISBN 978-4-7634-2136-4 C0097 発行:2024年9月25日 A5判上製 568頁 ●内容紹介● アメリカ現代文学の先駆的傑作、待望の新訳! 夢を求めてアメリカ社会の中で生き抜こうとした青年……。貧困と差別、性の在り方、資本家と労働者、宗教の役割、陪審制度と死刑問題、新聞の役割など、現代に繋がるアメリカ社会の断面を浮き彫りにしながら、その中に生きる人々の苦闘を描く。 ●目次● 第一部 第二部 ●著者紹介● 【作者紹介】 セオドア・ドライサー(Theodore Dreiser) 1871年、米国インディアナ州の田舎町でカトリック系ドイツ人移民の貧しい家庭に生まれる。新聞記者見習いを経てジャーナリストとして身を立てた後、1900年に小説『シスター・キャリー』を発表したが、世に認められず、挫折感から鬱病となる。雌伏10年、作家として再起を果した後は、小説のみならず、旅行記、自伝、エッセー、戯曲、社会評論など多方面で活発に執筆し、1920年代、1930年代には米国社会のオピニオンリーダーとみなされるまでになる。1945年、死去。 【訳者紹介】 村山淳彦(むらやま・きよひこ) 東京都立大学名誉教授。1944年、北海道生まれ。最終学歴は東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。國學院大學、一橋大学、東京都立大学、東洋大学で教職に就く。国際ドライサー協会顧問。 おもな著訳書に『セオドア・ドライサー論──アメリカと悲劇』(南雲堂、1987年、日米友好基金アメリカ研究図書賞受賞)、『エドガー・アラン・ポーの復讐』(未來社、2014年)、『ドライサーを読み返せ──甦るアメリカ文学の巨人』(花伝社、2022年)、ドライサー『シスター・キャリー』(岩波書店、1997年)、キース・ニューリン編『セオドア・ドライサー事典』(雄松堂出版、2007年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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進藤榮一著作集《地殻変動する世界》第5巻 現代紛争と軍拡構造:非極紛争から軍産官複合体へ
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2135-7 C3336 発行:2024年9月25日 A5判上製 528頁 ●内容紹介● 世界の紛争を非極から掴む 「専制国家」対「民主国家」とのヨコの対立に戦争の根源を見る米欧流戦争論(全体主義パラダイム)でなく、「支配する極」対「支配される非極」とのタテの抗争に現代紛争の本質を見る「非極紛争論」を、米西戦争から朝鮮戦争、ベトナム、イラク戦争に至る戦争を通じて理論構築。軍産官学複合体がつくる冷戦構造を分析、市民主義的日本外交を提示。 従来の戦争論を刷新した現代紛争理論の礎、その集大成 解説 宮田律(現代イスラム研究センター理事長) 広瀬佳一(防衛大学校教授) ●目次● 識者解説 著者解題 Ⅰ 現代紛争の構造 Ⅱ 現代の軍拡構造 Ⅲ 『世界』主要関連論考 ●著者紹介● 進藤榮一(しんどう・えいいち) 1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。 専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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概説 グルントヴィ:近代デンマークの礎を築いた「国父」、その思想と生涯
¥2,420
ISBN 978-4-7634-2133-3 C0037 発行:2024年9月10日 A5判並製 248頁 ●内容紹介● 今あらためて脚光を浴びる北欧の教育思想家、N. F. S. グルントヴィ 19世紀、対独戦での敗北によりデンマークは独立国家としての危機を迎えていた。グルントヴィは国民の大多数を占める農民を、「デンマーク人」としての意識や政治参加する市民として覚醒させるための民衆教育を構想する──母語の獲得、神話や歴史の学習、詩や歌といった民衆文化の尊重、立場を越えた対話、政治的主体化の教育などを通じて現代まで続く豊かな民主主義の土壌を作り上げたグルントヴィの足跡と、その現代的意味を概説。 参加型・対話型民主主義が深く根差すデンマーク その精神的支柱、グルントヴィとは何者か? ●目次● 序 グルントヴィの生涯 第1章 ロマン主義者 第2章 神話論者 第3章 牧師 第4章 歴史家 第5章 教育者 第6章 讃美歌作家 第7章 政治家 第8章 デンマーク人 第9章 デンマークにおけるグルントヴィの遺産 第10章 世界のなかのグルントヴィ ●著者紹介● アナス・ホルム(Anders Holm) 1973年生まれ。コペンハーゲン大学神学部准教授。2007年にN. F. S. グルントヴィとS.キルケゴールに関する論考でオーフス大学より博士学位を取得。2011年より学術誌『グルントヴィ研究』の編集委員を務める。2016年にはアメリカのアラバマ州バーミンガムにあるサムフォード大学客員教授。教育や講演、作家活動を通じて、デンマーク国内外でグルントヴィの著作や遺産の研究と普及に貢献している。主著に、『歴史と反響――N. F. S. グルントヴィの「デーンの防塁」誌研究』(Historie og Efterklang, En Studie i N. F. S. Grundtvigs Tidskrift Dannne-Virke, Odense Universtetsforlag, 2001)、『キルケゴールとグルントヴィ――同時代思想家の相互批判』(To Samtidige: Kierkegaards og Grundtvigs Kritik af hinanden, Copenhagen, Anis, 2009)、『グルントヴィ案内とテクスト』(Grundtvig, En Introduktion og tekster, Systime, 2012)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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母を亡くした女性たち:「マザレス女性」は何を思い、どう生きたか
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2134-0 C0036 発行:2024年9月10日 四六判並製 168頁 ●内容紹介● この悲しみはいつか、私を支える強さになる── 主に10代・20代で母親を亡くしたマザレス(mother less)女性たちは、人生のロールモデルであり最も身近な理解者の不在をどう受け止め、どのような「母のいない人生」を歩んできたのか? 当事者みずからが、誰にも語れなかった当事者たちの声を丹念に拾い集めた、それぞれの喪失と恢復のストーリー。 早すぎる母親の死と向き合った、彼女たちの生き方から見えてくるものとは ●目次● 第1章 母親を亡くした女性たち 第2章 海外における先行研究 第3章 母を亡くした女性たちのライフストーリー 第4章 女性たちの気持ちの変化とライフステージ 第5章 親戚との関係 第6章 意地悪な他人、親切な他人 第7章 もがき苦しんだ先につかんだもの ●著者紹介● 臼田明子(うすだ・あきこ) 旧姓筒井。1963年東京生まれ、神奈川育ち。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員(2013年~現在)。任意団体「マザレスお嬢」(母親と早期死別した女性の会)主宰(2018年~現在)。 雙葉高校、慶應義塾大学文学部(英米文学)卒業後、NECに8年半勤務。その間に29歳で結婚、30歳で第一子出産。育児休職中に夫がオーストラリアのシドニーに転勤となり、帯同するため退職。シドニー大学大学院修士課程ジェンダー・スタディーズ専攻入学。在学中に第二子出産。修士号(Master of Letters)取得。ニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で女性学(Women’s Studies)専攻にて博士号(PhD)取得。2024年初孫誕生。 単著に、『女性進出の影で:オーストラリアのジェンダー事情』(新風舎、2003年)、“Husbands’ Inconsistencies and Resistance: Japanese Husbands’ Views on Employment of Married Women”(博士論文)(LAP Lambert Academic Publishing、ドイツ、2010年)、『オーストラリアの学校外保育と親のケア』(豪日交流基金・オーストラリア大使館出版賞受賞・旧サー・ニール・カリー賞、明石書店、2016年)。共著に、池本美香(編著)『子どもの放課後を考える──諸外国との比較で見る学童保育問題』(「第7章オーストラリア」を担当執筆。勁草書房、2009年)、松村祥子・野中賢治(編著)『学童保育指導員の国際比較』(「オーストラリア」の章を担当執筆。中央法規出版、2014年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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検証・100部隊:関東軍軍馬防疫廠の細菌戦研究
¥3,850
ISBN 978-4-7634-2131-9 C3021 発行:2024年9月5日 A5判上製 274頁 ●内容紹介● 731部隊の裏に隠された 謎多き「100部隊」、その実像に迫る! 100部隊の存在を跡付けた『731部隊と100部隊』(花伝社)の刊行からほどなく、出版社宛てに突如届いた「元100部隊隊員から遺言を受けた」人物からの匿名資料提供。新たに出てきたこの「秘密資料」に加え、さまざまな史資料を組み合わせ浮かび上がる100部隊の、その驚愕の実態とは── ●目次● はしがき 第一章 陸軍獣医部と関東軍軍馬防疫廠 第二章 関東軍軍馬防疫廠一〇〇部隊の虚像と実像 第三章 情報戦としての細菌戦 あとがき ●著者紹介● 小河 孝 (おがわ・たかし) 元日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科教授。1943年東京都八王子市生まれ。北海道大学獣医学部獣医学科卒業。博士(獣医学)。農林水産省家畜衛生試験場などで研究職として35年間勤務(疫学研究室長、九州支場長)。ほかJICAベトナム国立獣医学研究所プロジェクト・チーフアドバイザーなどを歴任。専門分野は獣医疫学。 著書に『満州における軍馬の鼻疽と関東軍』(文理閣)。 加藤哲郎(かとう・てつろう) 一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。 著書に『20世紀を超えて』『情報戦の時代』『情報戦と現代史』『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後日本』『パンデミックの政治学』(花伝社)、『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、など多数。 松野誠也(まつの・せいや) 黒龍江外国語学院特任教授、明治学院大学国際平和研究所研究員。1974年埼玉県上尾市生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。専門は日本近現代史。 編著に、『毒ガス戦関係資料Ⅱ』(共編、不二出版、1997年)、『十五年戦争期 軍紀・風紀関係資料』(共編、現代史料出版、2001年)、『日本軍 思想・検閲関係資料』(現代史料出版、2003年)、『満州国軍ノ現況』(不二出版、2003年)、『大本営陸軍部 上奏関係資料』(共編、現代史料出版、2005年)、『日本軍の毒ガス兵器』(凱風社、2005年)、『関東軍化学部・毒ガス戦教育演習関係資料』(共編、不二出版、2006年)、『陸軍省「調査彙報」』全5冊(不二出版、2007年~2008年)、『迫撃第五大隊毒ガス戦関係資料』(不二出版、2019年)、『陸軍登戸研究所関係資料』(不二出版、2024年)がある。ほか、学術論文多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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北大院生協議会史:大学院生の苦闘と成長の軌跡
¥3,520
ISBN 978-4-7634-2125-8 C0036 発行:2024年9月5日 A5判並製 348頁 ●内容紹介● 「高等教育の拡大・多様化」の初期に、 大学院生は何に悩み、どう手を取り合ってきたのか 戦後の高等教育の民主化の一環としての「新制大学院制度」のもとで、生活・研究条件の改善、研究の自主的、創造的発展を求め、院生協議会を組織し、大学当局・部局と粘り強い交渉を重ねた運動の軌跡を辿る。 大学院制度の未来を見据えて編まれた 貴重な本邦初の院協運動史、ついに刊行 ●目次● 目次 執筆者一覧 まえがき 第Ⅰ部 北大院史(通史) 第Ⅱ部 各研究科と個別分野における北大院協の活動 第Ⅲ部 北大院協と私(個人回想録) 第Ⅳ部 資料・年表・文献一覧 あとがき 【編集後記】 執筆者一覧 ●著者紹介● (編集委員) 佐々木忠、岡孝雄、小坂直人、佐久間亨、高田純、手島繁一、羽田貴史、平田文男、明神勲、山口博教 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992)
¥3,080
未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992) ISBN 978-4-7634-2132-6 C0098 発行:2024年9月10日 A5判並製 288頁 ●内容紹介● シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり…… 「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」 シリーズ累計売上300万部突破! 23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー 急展開!! 圧巻の第4巻 シリア人の父とフランス人の母、その間に生まれた3人の子供。 一家はシリアで暮らしていたが、父を残しフランスへ帰国する。 長男・リアドはフランスで中学校に入学するが、そこでもシリア同様いじめが待ち受けていた。 そんな中、両親の言い争いは増え、関係は冷え切ってゆく。 シリアでの生活を望んだ父は、ついにとんでもない行動に出る。 ──シリアとフランスで2つの文化を学び、自らのアイデンティティに悩む少年の記録。 ●著者紹介● リアド・サトゥフ(Riad Sattouf) コミック作家、映画監督。 1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。主な作品に『Les Pauvres Aventures de Jérémie(ジェレミーの情けない冒険/未邦訳)』、『La Vie secrète des jeunes(若者たちの密かな生活/未邦訳)』、『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル/未邦訳)』など。 2010年『Pascal Brutal』でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも『未来のアラブ人』で2度目の受賞を果たす。 『未来のアラブ人』邦訳版は、2020年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。 週刊誌で連載した『Les Cahiers d’Esther(エステルの日記/未邦訳)』はテレビアニメ化。2023年アングレーム国際漫画祭で全業績を対象とするグランプリを受賞、欧州コミック界最高の栄誉を得た。 自ら監督・脚本を担当した映画に『Les Beaux Gosses(いかしたガキども)』(2010年セザール賞・初監督作品賞)、『Jacky au royaume des filles(ジャッキーと女たちの王国)』。 『未来のアラブ人』シリーズは作者初めての自伝的作品で、23ヶ国語に翻訳され300万部を超える世界的ベストセラー。2022年11月に第6巻が刊行され完結した。 鵜野孝紀(うの・たかのり) 1967年東京生まれ。 1995年から2013年までパリのマンガ書店・出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。 また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる。 主な訳書に『未来のアラブ人』シリーズ(花伝社)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、ユング『はちみつ色のユン』(DU BOOKS)など。 エルザ・ブランツ『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』(DU BOOKS)ではコラム&解説を担当。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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袴田巖と世界一の姉:冤罪・袴田事件をめぐる人びとの願い
¥1,980
ISBN 978-4-7634-2130-2 C0036 発行:2024年8月25日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● いよいよ審判が下る、戦後最大の冤罪事件 見込み捜査と捏造証拠により死刑判決を受け、60年近く雪冤の闘いが繰り広げられてきた袴田事件。 数奇な運命をたどってきた88歳の死刑囚と91歳の姉、そして「耐えがたいほど正義に反する」現実に立ち向かってきた人々の悲願が、いま実現する—— 無実の人・袴田巖を支え続けた姉・ひで子と、弁護団・支援者たちの闘いを追った、渾身のルポ ●目次● 序 章 袴田巖が帰ってきた 第1章 事件発生から逮捕へ 第2章 証拠をめぐる疑惑の数々 第3章 袴田事件と交錯する人生 第4章 雪冤への長い道のり 第5章 〝開かずの扉〟の先にあるもの 終 章 「常識」を取り戻す闘い 本書によせて 袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会事務局長 山崎俊樹 解説 ルポライター 鎌田 慧 ●著者紹介● 粟野仁雄(あわの・まさお) ジャーナリスト。1956年生まれ、兵庫県西宮市育ち。大阪大学文学部西洋史学科卒、ミノルタカメラを経て1982年から共同通信記者。2001年に退社。ジャーナリストとして現在に至る。『サハリンに残されて』『瓦礫の中の群像=阪神大震災』『アスベスト禍』『警察の犯罪』『原発難民』など、現場ルポを中心とした著書多数。災害取材、将棋やレスリング、柔道の取材も手掛ける。趣味は水泳、スケートとオートバイ、ピアノ演奏、クラシック音楽鑑賞。神戸市在住。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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思いつきだらけの医療常識:「生物多様性」で見えてくる医療のウソとホント
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2129-6 C0047 発行:2024年8月25日 四六判並製 224頁 ●内容紹介● がん検診とがん治療、そしてワクチンも、すべては「思いつき」だった!? ○「おまじない」から始まった医療、実は現代も変わらない!? ○統計データから読み解くがん医療の実態と、その限界 ○過剰診断を生み出すがん検診、大きな代償をもたらすがん治療に、意味はあるのか? ○手洗いもワクチンも、実はほとんどの感染症には無意味だった事実 ○進化生物学の説く「生物多様性」から医療常識を疑えば、本当の医療が見えてくる! 「受けるべき医療は自分で決める」――新しい時代へのガイドブック! ●目次● 第1章 医療は医者の「思いつき」の歴史 第2章 がん医療の嘘と真実 第3章 無意味なばかりか有害なワクチン 第4章 医療を見抜くための進化生物学入門 第5章 医療は自由選択の時代へ ●著者紹介● 木川芳春(きかわ・よしはる) 1951年生。1977年、京都大学医学部卒業。福井赤十字病院小児科勤務後、福井医科大学小児科(現福井大学医学部)常勤講師を経て、現在、キンダークリニックきかわ小児科開設、埼玉県飯能靖和病院(木川浩志理事長)嘱託。 京都大学医学博士。京都大学医学部医化学研修員。海外研修にて米国シカゴ・イリノイ州立大学生化学教室訪問研究員。旧文部省より公費留学にてドイツ・ミュンヘン小児病院で共同研究。生化学、小児白血病、小児遺伝学、小児科アレルギー分野にて筆頭著者として英文原著論文を米国専門医学・学会雑誌等に掲載。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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藍子
¥2,200
ISBN 978-4-7634-2128-9 C0093 発行:2024年8月15日 四六判並製 430頁 ●内容紹介● 高校生の目から見た 日本共産党「50年問題」分裂時代 1951年、京都。電柱に貼られた民主青年団のステッカーが16歳の 藍子の胸を波立たせた。イールズ声明反対、文化祭、朝鮮戦争、 文学クラブ、メーデー、旗作り、山村工作隊、レポ活動……。 時代と社会にスパークした藍子の青春物語。 ●目次● 第一章 藍子 第二章 文化祭前後 第三章 明日 第四章 レポ 第五章 藍子の旗 第六章 一九五二年 藍子・最終章 70年後の藍子〜あとがきに変えて ●著者紹介● 草川八重子(くさかわ・やえこ) 1934年 京都市右京区で誕生 1953年 京都市立西京高校卒業 1953年 全電通大阪天満支部書記として就職 1990年 内田百閒生誕百年記念 第一回 岡山・吉備国文学賞最優秀賞 著書に『女の水脈』(毎日新聞社 1983年)、『少女の季節』(沖積舎 1989年)、『風の伝言』(かもがわ出版 1990年)、『海を抱く』(新日本出版社)1992年、『奔馬河上肇の妻』(角川書店 1996年)、『山の慟哭』(未来工房 1998年)、『お月さまはお空のバナナ』(未来工房 1999年)、『空飛ぶおばあさん』(本の泉社 2000年)、『ある巨木──蔡東隆ものがたり』(かもがわ出版 2001年)、『黄色いコスモス』(花伝社 2023年) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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〈日本学術会議問題〉とは何か:任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ
¥2,420
ISBN 978-4-7634-2127-2 C0036 発行:2024年8月15日 四六判並製 320頁 ●内容紹介● 日本学術会議は、これからどうなるのか? 会員任命拒否事件を皮切りに、学術会議を国家機関から外す「法人化論」の登場など、学術会議の在り方が根底から問われている現在。組織の成立に遡り、政治的・社会的・学問的意義を徹底的に検証。「学問と政治」のあるべき関係性、そして「科学」に対する国の政治的責任を問う。 日本学術会議、そして「科学の未来」に向けた提言の書 ●目次● はじめに 一 日本学術会議とは? 1.学術会議とは何か? 2.学術会議の組織はどのように仕組みとなっているか? 3.会員の選考はどのように行なわれるのか? 4.学術会議は科学的助言をどのように行なっているか? 二 任命拒否はなぜ問題なのか? 1.任命拒否はどのように行なわれたのか? 2.任命拒否は正当か? 3.任命拒否と学問の自由とはどのように関連するのか? 三 学術会議のあり方をめぐって問われるべきことは何か? 1.学術会議のあり方はなぜ問題にされているのか? 2.学術会議のあり方を考えるための論点は何か? 3.学術会議の現在のあり方はどのようにして生まれ、評価されてきたか? 4.政権は学術会議をどのように変えようとしているか? おわりに 参考文献 資料 ●著者紹介● 小森田秋夫(こもりだ・あきお) 東京大学名誉教授、神奈川大学名誉教授。1946年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。北海道大学法学部教授、東京大学社会科学研究所教授、神奈川大学法学部教授を歴任。元日本学術会議会員・第一部長。専門は、比較法学、ポーランド法・ロシア法。 著書に、『体制転換と法―ポーランドの道の検証』(有信堂)、『ロシアの陪審裁判』(東洋書店)、『ソビエト裁判紀行』(ナウカ)、『法廷から見た人と社会―ロシア・ポーランド・韓国・ベトナム』(日本評論社)、『現代ロシア法』(編、東京大学出版会)、『日本学術会議会員の任命拒否―何が問題か』(花伝社)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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進藤榮一著作集〈地殻変動する世界〉第4巻 アジア力の世紀:光は東方から
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2124-1 C3336 発行:2024年7月25日 A5判上製 448頁 ●内容紹介● 「パクス・アメリカーナ」から「パクス・アシアーナ」へ 勃興するアジアの経済社会動向を、韓国、中国、インドネシアからアセアン各国、ネパール、インドに至る現地調査を基に発展の未来を予測。アジア主義の過去と欧州統合の未来を見据え、アジア地域統合の近未来と「一帯一路」ユーラシア戦略の展望――「パクス・アシアーナへの道」を描く。 「行動する国際政治学者」の半世紀にわたるアジア論、その軌跡 解説 平川均(名古屋大学) 大西宏(京都大学・慶應義塾大学) ●目次● 識者解説 著者解題 Ⅰ 「岡倉天心と東アジア共同体」 Ⅱ 東アジア共同体をどうつくるか Ⅲ アジア力の世紀 Ⅳ 動き始めた朝鮮半島から一対一路構想へ ●著者紹介● 進藤榮一(しんどう・えいいち) 1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。 専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「多様性時代」の人権感覚:実例に学ぶ人権ノート
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2126-5 C0036 発行:2024年7月25日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● ジェンダー、DV、いじめ、共同親権、過労死、冤罪…… わたしたちが直面する人権問題に、どう向き合っていけばよいのか? ジェンダーギャップをはじめ、国際的にも指摘される日本の遅れた人権環境。 多様性の時代を迎え、ますます複雑化する人権問題を前に、私たちは何を、どう変えていくべきなのか。 具体的な事例をもとに、一人ひとりの意識をアップデートするための手がかりを探る。 職場で、教育現場で、家庭で、いま求められる「人権」のあるべきかたち ●目次● 第1章 「人権」受難時代の問題例を解く 第2章 DVと人権問題 第3章 増え続ける虐待から児童を守る 第4章 同性婚とパートナーシップ制度 第5章 生存権を保障する生活保護 第6章 婚姻における夫婦の「氏」の選択 第7章 違法捜査の実態と被疑者の人権侵害 第8章 離婚をめぐる妻の人権問題 第9章 止まらぬ過労死事件――問われる経営者の人権感覚 第10章 いじめ事件と人権侵害 第11章 こどものための共同親権 第12章 トランスジェンダーの性転換をめぐる法律と人権問題 第13章 袴田事件から考える再審制度 第14章 6つの冤罪事件を読み解く ●著者紹介● 澤田省三(さわだしょうぞう) 1936年兵庫県豊岡市出身。関西大学大学院法学研究科修士課程中退、法務省入省。 法務大臣官房長付、法務省民事局補佐官、法務省東京法務局人権擁護部第二課長等を経て 鹿児島女子大学教授、志學館大学法学部教授、同図書館長、同特任教授、中京大学法科大学院教授、市町村職員中央研修所講師、全国国際文化研修所講師等歴任 主な著書 『夫婦別氏論と戸籍問題』(ぎょうせい・1990年) 『家族法と戸籍をめぐる若干の問題』(テイハン・2000年) 細川清・海老原良宗共編『家族法と戸籍――その現在及び将来――戸籍誌第500号記念論文集』(テイハン・1985年) 野田愛子・梶村太市総編集『新家族法実務大系(2)』(新日本法規出版・2008年) 『私の漱石ノート』(花伝社・2014年) 『法の適用に関する通則法と渉外戸籍事件』(テイハン・2020年) 『新版親族法概論』(テイハン・2023年) その他著書・論文多数 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net