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不平等ではなかった幕末の安政条約:関税障壁20%を認めたアメリカ総領事ハリスの善意

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ISBN 978-4-7634-2191-3
C0021
発行:2025年9月10日
四六判並製  168頁


●内容紹介●
幕末、開国したばかりの日本を支えたのは相互高率関税だった


●目次●
第一部 日米通商条約の経緯 鈴木荘一
 第一章 ペリー来航と日米和親条約
 第二章 日米通商条約の無勅許調印
 第三章 桜田門外の変
第二部 関税率二〇%を容認したアメリカ 関 良基
 第四章 関税率二〇%はどのようにして決まったか
 第五章 尊王攘夷運動がもたらした関税自主権の喪失
第三部 アメリカ総領事ハリスの親切 村上文樹
 第六章 日本へ来たハリス
 第七章 交渉人としてのハリス
 第八章 唐人お吉物語その虚構と真実


●著者紹介●
鈴木荘一(すずき・そういち)
近代史研究家。昭和23 年生まれ。昭和46 年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、その的確な分析力には定評がある。平成13 年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている。主な著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(以上、毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』『日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画と大正天皇』(以上、かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実』『日中戦争はスターリンが仕組んだ』『幕末会津藩 松平容保の慟哭』『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『それでも東條英機は太平洋戦争を選んだ』『陸軍の横暴と闘った 西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』(以上、勉誠出版)などがある。

関 良基(せき・よしき)
拓殖大学政経学部教授。昭和44 年生まれ。主な著書に『赤松小三郎ともう一つの明治維新』(作品社)、『社会的共通資本としての森』(東京大学出版会)、『自由貿易神話解体新書』『社会的共通資本としての水』(以上、花伝社)などがある。

村上文樹(むらかみ・ぶんき)
曹洞宗瑞龍山玉泉寺住職。昭和25 年生まれ。駒澤大学文学部卒業後、昭和48 年から33 年間、下田市役所勤務。平成13 年より瑞龍山玉泉寺。主な著書に『開国史蹟玉泉寺』『唐人お吉物語 その虚構と真実』(玉泉寺ハリス記念館)などがある。


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