
その暴力は連鎖する:戦争から家庭、そして子どもへ
¥1,650 税込
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ISBN 978-4-7634-2194-4
C0036
発行:2025年9月30日
四六判並製 192頁
●内容紹介●
DV、虐待、宗教2世…
「家の問題」はこの社会の歪みから生まれている!
専業主婦、買春、こども虐待、新宗教、戦争――長年の取材テーマから浮かび上がった「暴力の連鎖」という日本社会の病理に迫る。
推薦・阿部知子(衆議院議員/小児科医)
「家庭の中で起きる暴力は「家庭内」の問題ではなく、社会のあり方そのものです。その構造を明らかにする本書を、子どもを守りたいと願うすべての人に読んでほしい」
●目次●
【第1部】その暴力は連鎖する
高齢者虐待
児童ポルノ・児童買春
DV
妊娠・出産をめぐる暴力
多産DV
――堕胎罪以前/国民優生法/優生保護法/母体保護法/経口中絶薬
不同意性行為
――女性の貧困元年/主婦たちを魅する新宗教/見えない「夫婦間のレイプ」
【第2部】児童虐待
宗教虐待
――子連れの戸別訪問/旧統一協会と養子縁組/子どもは宗教を選べない
性的虐待
――性的虐待とアダルトビデオ/「トー横キッズ」と性犯罪・その後/法改正と日本版DBS/男性から男性への暴力
【第3部】戦争と暴力
戦争に翻弄される子どもたち
――私と戦争/七三一部隊と「少年技術員」/宗教移民と「天理村」
●著者紹介●
いのうえせつこ
1939 年岐阜県大垣市生まれ、フリーライター。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動を行う。一般社団法人日本映像審査センター諮問委員。NPO法人あんしんネット代表。著書として、『女性の自立をはばむもの:「主婦」という生き方と新宗教の家族観』、『チヨさんの「身売り」:歴史に隠された女性たちの物語』、『新宗教の現在地:信仰と政治権力の接近』、『ウサギと化学兵器:日本の毒ガス兵器開発と戦後』(以上花伝社)、『子ども虐待:悲劇の連鎖を断つために』、『女性への暴力:妻や恋人への暴力は犯罪』、『高齢者虐待』、『多発する少女買春:子どもを買う男たち』、『買春する男たち』、『新興宗教ブームと女性』(以上新評論)、『主婦を魅する新宗教』、『結婚が変わる』(以上谷沢書房)など。
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