 
 幸福の約束
¥4,400 税込
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 ISBN 978-4-7634-2204-0
C0010
発行:2025年11月25日
四六判並製  504頁
●内容紹介●
幸福は、私たちに何をもたらすものなのか
「あなたに幸せになってほしい」「あなたの幸せはわたしの幸せ」……
この幸せという言葉の裏にうごめく、いくつもの「期待」の正体とは――。
フェミニズム、クィア、反人種差別主義、社会主義や革命の歴史から、感情の政治を描写し、「幸福であること」と「不幸であること」のかたち、そしてそれらを別の仕方で見る道を照らし出す。
西洋古典哲学から情動理論までを渡り歩き、「幸福」の系譜学を提示した
各界絶賛の哲学書ベストセラー!
●目次●
謝辞
序 なぜ幸福? なぜいま?
第一章 幸福の対象
第二章 フェミニスト・キルジョイ
第三章 不幸なクィアたち
第四章 メランコリックな移民
第五章 幸福な未来
結論 幸福、倫理、可能性
訳者あとがき
原註 
人名索引 
●著者紹介●
サラ・アーメッド(Sara Ahmed)
1969年イギリス生まれ。フェミニズム理論、クィア理論、人種理論などを専門とする独立研究者、著述家、アクティヴィスト。カーディフ大学批評文化理論センター博士課程修了。2016年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授の職を、カレッジ当局のハラスメントへの対応に抗議して辞す。著書に、『フェミニスト・キルジョイ』(邦訳2022)、『苦情はいつも聴かれない』(邦訳2024)、Queer Phenomenology: Orientations, Objects, Others(2006), On Being Included: Racism and Diversity in Institutional Life (2012), What’s the Use?: On the Uses of Use (2019), No Is Not a Lonely Utterance: The Art and Activism of Complaining(2025)など。
川ちとせ(いかわ・ちとせ)
1970年生まれ。お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学。一橋大学博士(社会学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は英文学。著書に、『読書会の効用、あるいは本のいろいろな使いみちについて──イングランド中部Tグループの事例を中心に』、『アカデミアの内と外──英文学史、出版文化、セルフヘルプ』(いずれも小鳥遊書房)、共編著に、『ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ──英国モダニズムの延命』(小鳥遊書房)、『個人的なことと政治的なこと──ジェンダーとアイデンティティの力学』(彩流社)、訳書に、エドナ・オブライエン『ジェイムズ・ジョイス』(岩波書店)など。
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