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声なき叫び:「痛み」を抱えて生きる ノルウェーの移民・難民女性たち

¥2,200 税込

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発行:2020年3月25日
四六判並製  314頁


●書評・紹介記事掲載情報●
「京都新聞」(2020年5月24日)
「J-CASTニュース」(2020年5月19日)


●内容紹介●
女性と戦争、痛み、孤立、愛
北欧・多文化社会における移民・難民女性の実態

アフガニスタンでの迫害を経て ノルウェーに移住し社会人類学者になった著者は 福祉の網の目から抜け落ちたマイノリティ女性たちの存在に気づく。
女性たちからの聞き取りから明らかになる、 移民・難民の受け入れ先進国、ノルウェーの課題と実態。


●書評・紹介記事情報●
「J-CASTニュース」(2020年5月19日)


●目次●
第一章 ノルウェーは世界一寛容な国? 
第二章 苦しい生活 
第三章 多文化社会と多文化主義
第四章 スラム街の暮らし
第五章 女性 戦争 痛み 愛情 
第六章 男性による支配と社会による支配
第七章 メディアとマイノリティ女性の日常
第八章 女性たちの経験は制度を変えるためのヒント
第九章 グローバリゼーションから取り残された人たち
第十章 出口──マイノリティ女性の希望 日本語版に向けての著者あとがき


●著者紹介●
著者 ファリダ・アフマディ(Farida Ahmadi)
1957年3月、カブール(アフガニスタン)生まれ。
カブール大学で医学を学ぶ。カブールで2度投獄され、4ヶ月にわたって拷問を受けた。1982年に釈放されアフガニスタン郡部で抵抗運動に参加、同年12月にパリのソルボンヌでラッセル平和財団(戦争犯罪法廷)の活動に参加。1983年に世界中を旅して自身の投獄や拷問の経験、ソ連独裁や原理主義との戦い、女性解放運動について訴え、レーガン大統領、サッチャー首相、ローマ教皇をはじめとする権力者や団体と面会してアフガニスタンの民主化勢力への支援を求めた。1983年末に帰国し、イランやパキスタンを訪問。1991年に当時5ヶ月だった娘とパキスタン経由でノルウェーへ亡命し、難民として生活しながらオスロ大学で人類学を学ぶ。本書は修士論文を基にしたもの。現在も、難民女性支援の活動を続けている。

訳者 石谷尚子(いしたに ひさこ)
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。
主な訳書に『ママ・カクマ――自由へのはるかな旅』、エリザベス・レアード『ぼくたちの砦』『戦場のオレンジ』『はるかな旅の向こうに』(いずれも評論社)などがある。
NPO法人難民自立支援ネットワーク(REN)理事長。
RENホームページ:https://www.ren-nanmin.org/


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