「日本文化論」を越えて:加藤周一「土着世界観」論とその行く先
¥1,870 税込
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発行:2019年11月10日
四六判並製 256頁
●書評・紹介記事掲載情報●
「教育」(旬報社、No892 2020年5月号)
●内容紹介●
「土着世界観」の洗練に見出す〈日本的なもの〉
粗雑で主観的な「日本の個性・アイデンティティ」が社会に流布する一方で、考察対象のあまりの広範さから学問としての成立が困難な「日本文化論」。
“こじつけ”や“フィクション”ではない学問としての日本文化論の確立を、加藤周一の「土着世界観」論を手掛かりに試みる意欲的論考。
「日本らしさ」をめぐる数多の論説を吟味し、人類史的視点から新しい日本文化論を目指す――
●書評・紹介記事情報●
「教育」(旬報社、No892 2020年5月号)
●目次●
第一章 加藤周一「雑種文化論」の問題
第二章 加藤周一における「土着世界観」の追求
第三章 加藤周一における「土着世界観」論の確立
第四章 加藤周一における「土着世界観」論の展開
第五章 〈日本的なもの〉とは何か
第六章 従来の「日本文化論」をどう理解するか
●著者紹介●
干場辰夫(ほしば・たつお)
1952年 石川県羽咋市生れ
1975年 京都大学法学部卒業
1983年 同志社大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程満期退学
著書
『現代政治』(共著、法律文化社)
『日本社会のグランドデザイン』(日新報道)
『東京23区 区立博物館"辛口"批評』(花伝社)
現在の所属学会
日本民俗学会、日本文化政策学会
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