日本近世の都市・社会・身分:身分的周縁をめぐって
¥2,420 税込
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発行:2019年9月25日
A5判 並製 314頁
●内容紹介●
日本近世の重層的社会像に迫る!
「士農工商」から諸社会集団の「重層と複合」へ 多様な身分集団を統一的に把握する、
<集団><関係><場>をキーワードとする方法的模索
すべての歴史学徒へ贈る、歴史の読み方・とらえ方
●内容紹介●
Ⅰ 日本近世の都市社会と身分
第1章 近世身分制研究の展開 第2章 日本近世の都市社会史をめぐって
第3章 都市における貧困と救済──アジア・ヨーロッパの近世身分社会の〈比較類型史〉から
第4章 日本近世の社会的結合
Ⅱ 身分的周縁論の模索
第1章 身分的周縁と歴史社会の構造
第2章 「近世の身分的周縁」によせて
第3章 近世大坂の身分的周縁
Ⅲ 先学に学ぶ──山口啓二・鈴木良・永原慶二氏の人と学問
第1章 山口啓二氏を偲ぶ
第2章 『東松山市の歴史』と『鎖国と開国』
第3章 新しい地域史の創造
第4章 時代に向き合って生きる──『山口啓二著作集』の刊行によせて
第5章 鈴木良氏の近代史研究に学ぶ──地域史研究の立場から
第6章 鈴木良氏の近代史研究の展開
第7章 歴史学の方法をめぐって──永原慶二『世紀日本の歴史学』に触発されて
補論 私の歴史学入門
●著者紹介●
塚田孝(つかだ・たかし)
1954年生まれ。東京大学史料編纂所助手を経て、1988年4月より大阪市立大学文学部に 移り、現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻は日本近世史。 著書に、『近世日本身分制の研究』(兵庫部落問題研究所、1987年)『近世身分制と周縁社会』(東京大学出版会、1997年)、『近世身分社会の捉え方―山川出版社高校日本史教科書を通して―』(部落問題研究所、2010年)、『都市社会史の視点と構想―法・社会・文化―』(清文堂出版、2015年)、『大坂 民衆の近世史―老いと病・生業・下層社会―』(ちくま新書、2017年)などがある。
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