ムンサラット・ロッチとカタルーニャ文学
¥3,300 税込
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発行:2019年9月25日
A5判上製 340頁
●書評・紹介記事掲載情報●
「図書新聞」3434号(2020年2月8日)
●内容紹介●
激動のカタルーニャ現代史の中で、いま蘇る、ムンサラット・ロッチの文学と思想 戦後世代のフェミニストとして スペイン内戦、フランコ独裁期前後に変遷する カタルーニャの、そして、女たちのアイデンティティを問い続けた作家、 ムンサラット・ロッチの文学と思想を紹介
スペインで再び台頭するカタルーニャ主義……
5つの長編から明らかになる、「女としてカタルーニャ人として」の強いアイデンティティ 『さらばラモーナ』(1972)、『さくらんぼの実るころ』(1976)、『すみれ色の時刻』(1980)、『日常オペラ』(1982)、『妙なる調べ』(1987)
●書評・紹介記事情報●
「図書新聞」3434号(2020年2月8日)
●目次●
序章 カタルーニャの歴史と言語
第一章 カタルーニャの女の「内‐歴史」――伝統に生きる女たち
第二章 自由獲得の戦い――ムンサラット・ロッチにおける内戦の位置付け
第三章 後退――敗戦後のカタルーニャ
第四章 抵抗・挫折・解放――ムンサラット・ロッチ世代のカタルーニャ
●著者紹介●
保崎典子(ほざき のりこ)
津田塾大学学芸学部英文学科卒業。フリーランスで英語の翻訳を手掛ける。 1996~7年、渡西。マドリード・コンプルテンセ大学でディプロマ取得。2007年、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻修了(学術博士)。 専門は、カタルーニャ語文学を含む、スペイン現代女性文学。 現在、法政大学ほか非常勤講師。
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