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「老年哲学」のすすめ:生き直し・学び直しのための哲学入門

¥1,870 税込

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発行:2019年6月4日
四六判 274ページ 並製


●内容紹介●
老いた人間は「哲学する」ことを介し、 朗らかな放念のなか、 自己開展する存在者へと向上を遂げ、 次世代の若者たちに対し 人生の生き方と未来を開く力を示す義務がある。 ここに誕生した新しい“終活”論‼


●目次●
Ⅰ 現代日本の高齢者問題
1 日本の高齢者事情
2 老後と死について
3 女性的な死生観
Ⅱ 戦後日本「企業社会」がもたらしたもの
1 戦後の日本社会
2 会社人間の不幸と悲劇
3 社会奉仕としての死と生
Ⅲ 動物身体・植物生命
1 西洋近代の〈毒〉と〈闇〉
2 動物と植物
3 三木成夫〈植物生命論〉
Ⅳ 「まず哲学せよ、それから死ね」──生き直し・学び直しの人間学──
1 老いて「教える」──熊沢蕃山に見る老年哲学
2 〈近代〉と老年哲学
3 老いて「哲学する」
【付論】 生と死、天地往還としての芭蕉の「旅」


●著者紹介●
大橋健二(おおはし・けんじ) 1952年、福島県福島市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。 新聞記者を経て名古屋商科大学、鈴鹿医療科学大学非常勤講師。日本東アジア実学研究会副会長。著書に『日本陽明学 奇蹟の系譜』(叢文社、1995年)『救国「武士道」案内』(小学館文庫、1998年)『良心と至誠の精神史──日本陽明学の近現代』(勉誠出版、1999年)『中江藤樹・異形の聖人──ある陽明学者の苦悩と回生』(現代書館、2000年)『反近代の精神 熊沢蕃山』(2002年)『神話の壊滅 大塩平八郎と天道思想』(2005年)『偉人は未来を語る──近代批判としての偉人論』(2006年)『気の文明と気の哲学──蒼龍窟河井継之助の世界』(2009年)『新生の気学──団藤重光と「主体性理論」の探求』(2012年、以上勉誠出版)第7回湯浅泰雄賞。分担執筆に小島康敬編『東アジア世界の「知」と学問──伝統の継承と未来への展望』アジア遊学176(2014年)小川晴久編『日中韓思想家ハンドブック』(2015年、以上勉誠出版)。


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