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沖縄から問う東アジア共同体:「軍事のかなめ」から「平和のかなめ」へ

¥2,750 税込

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発行:2019年4月20日
A5判並製 296頁


●内容紹介●
沖縄の可能性

東アジアの平和と共生のカギは、沖縄にある!

自己決定権を求める声がますます強まる沖縄
その歴史と文化と豊かな自然から、沖縄は東アジア地域における平和創造の拠点となる可能性を秘めている──

18名の識者による心に響く呼びかけ!

沖縄の民意を無視し、強行される辺野古新基地建設。
切迫する朝鮮半島情勢と台頭する中国。 構造的差別を抱え、自己決定権を求める声がますます高まる沖縄──。
沖縄を東アジアの「軍事のかなめ」から「平和のかなめ」に転換し、 東アジア不戦共同体の構築を──。


●目次●
はじめに   木村 朗(鹿児島大学、平和学) 
1章 トランプ以後の世界はどこに行くのか 進藤榮一(筑波大学名誉教授、国際アジア共同体学会代表)
2章 東アジア共同体と韓国──「ミドルパワー外交」の視点から 李鍾元(早稲田大学教授)3章 沖縄アイデンティティの形成と変遷 林泉忠(武漢大学教授)
4章 東アジア文化の世界的地位──日中韓における共通点の一考察 康上賢淑(鹿児島国際大学教授) 
5章 国家と戦争:近代日本の戦争と中国の位置──アジア共同体論構築と歴史認識の乖離を埋めるために 纐纈 厚(明治大学特任教授)
6章 沖縄戦の教訓と東アジアの平和 石原昌家(沖縄国際大学名誉教授) 
7章 沖縄の自己決定権と東アジア共同体 新垣 毅(琉球新報記者)
8章 日本の植民地主義と沖縄差別──アジアの平和のために、日本人への提言 乗松聡子(ピース・フィロソフィー・センター代表) 
9章 属国論 マーク2 ガバン・マコーマック(オーストラリア国立大学教授)
10章 東アジア共同体と沖縄の視座──沖縄から日本と東アジアの人権・平和を問う 木村 朗(鹿児島大学教授)
11章 東アジア平和の課題 金哲(安徽三聯学院教授) 
12章 歴史認識における差異と和解への道 李若愚(四川大学歴史学部准教授)/張博(河南大学日本語学科准教授) 
13章 琉球独立と東アジア共同体への展望 松島泰勝(龍谷大学教授) 
14章 啐啄同時の朝鮮半島と新しい東アジア 韓洪九(聖公会大学教授・ 反憲法行為者列伝編纂委員会)/翻訳:李昤京(立教大学非常勤講師) 
【特別講義】 東アジア共同体と沖縄問題の行方をめぐって
特別講義1 日本人のための平和論──いまだ占領下にある日本
ヨハン・ガルトゥング(社会学者、紛争調停人)/通訳:西村文子
特別講義2 脱 大日本主義
鳩山友紀夫(元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長) 


●編著者紹介●
木村 朗(きむら あきら)
1954年生まれ。鹿児島大学法文学部教授。日本平和学会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、東亜歴史文化学会副会長、国際アジア共同体学会常務理事。単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共編著『沖縄自立と東アジア共同体』(花伝社)、共著『沖縄謀叛』(かもがわ出版)、『「昭和・平成」戦後日本の謀略史』(詩想社)、『誰がこの国を動かしているのか』、『株式会社化する日本』(詩想社新書)、など著書多数。


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