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ナタンと呼んで:少女の身体で生まれた少年

¥1,980 税込

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発行:2019年4月20日
A5判並製 160頁


●内容紹介●
リラ・モリナ14歳。 サッカーが好き、ヒラヒラの服は嫌い。でもその日、生理がきたー―。

フランスで話題沸騰!

身体への戸惑い、自分を愛せない苦しみ、リストカット、恋人・友人関係、家族の葛藤……。
実話をもとにフランスのトランスジェンダー高校生を描く希望のバンド・デシネ

思春期になったリラは、自分の体が女性として成長していくことに違和感を覚えていた。髪を短くして、ボーイッシュな格好をしても違和感は消えない。リラは悩み、自傷行為に走る――。自分はトランスジェンダーだと気づいたリラが、ナタン(フランスの男性名)として生きていくことを宣言するまでの物語。


●書評・紹介記事情報●
「朝日新聞デジタル」(2019年11月13日)
「信濃毎日新聞」(2019年7月14日)
「共同通信配信」


●著者紹介●
原作:カトリーヌ・カストロ(Catherine Castro)
パリ・ソルボンヌ大学で歴史学を学んだのち、フランスの女性誌『マリ・クレール』の記者 に。ジェンダーの問題に興味を持ち、世界中を取材して回っている。共著に女性をテーマに した小説アンソロジー『11 人の女性たち── 11 の未発表小説(11 Femmes:11 Nouvelles inédites)』。
本書『ナタンと呼んで』は実話をもとにした物語だが、主人公のモデルとなっ た人物の母親と古くから友人で、その人物を幼い頃から知っていたこともあり、本書の原作を担当することになった。

作画:カンタン・ズゥティオン(Quentin Zuttion)
ディジョンの国立高等美術学校を卒業後、イラストレーター、バンド・デシネ作家に。2014 年、オンラインマガジン「madmoiZelle.com」でデビュー。Mr.Q(ムッシュー・キュ)名 義で絵と文章を織り交ぜた記事を定期的に発表した。作画を担当したバンド・デシネとし て、Mr.Q 名義では2016 年『ベッドの下で(Sous le lit)』、2018 年『色視(Chromatopsies)』。 同年、カンタン・ズゥティオン名義で本書を刊行。

訳者:原正人(Masato Hara)
1974 年静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修 了。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を精力的に紹介するフランス語翻訳者。ジュ リー・ダシェ&マドモワゼル・カロリーヌ『見えない違い──私はアスペルガー』(花伝社、 2018 年)、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社、2019 年)を始め訳書多数。 監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社、2013 年)がある。


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