私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか:日本ポピュラー音楽の洋楽受容史
¥2,200 税込
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発行:2019年3月20日
四六判並製 310頁
●内容紹介●
戦前から現在まで、洋楽と邦楽の関係性をポピュラー音楽研究の第一線で活躍する最強著者陣が分析。日本音楽史の重要文献登場!
日本のポピュラー音楽は、ついに「洋楽コンプレックス」から解放されたのか?
ジャズ、ポップス、フォーク、ロック、そしてヒップホップ……あらゆるジャンルで「本場」に追いつき・追い越すことを目指してきた日本のポピュラー音楽。
世界有数の音楽消費大国となった現代に至るまで、私たちは洋楽からどのように影響を受け、自分たちの音を追い求めてきたのか?
近年進む「ドメスティック化」は、洋邦の差異が克服されたことを意味するのか?
史学、文学、社会学、カルチュラルスタディーズ等の多様な視点から、これまでにない日本人とポピュラー音楽の関係を提示
●書評・紹介記事情報●
「日本経済新聞」(2019年4月20日)
●目次●
序章 洋楽コンプレックス 南田勝也
第1章 ジャズの貫戦的熱伝導――ジーン・クルーパ・トリオ来日公演にみる熱狂的実演文化の原風景 髙橋聡太
第2章 ビートルズが教えてくれなかったこと 南田勝也
第3章 日本のロック黎明期における「作品の空間」と「生産の空間」 南田勝也
第4章 「洋楽の音」の追求と都市型音楽(シティ・ポップス)――牧村憲一氏インタビュー 大和田俊之
第5章 ファーザーズサン――加藤典洋と浜田省吾 木島由晶
第6章 東京のストリート・ジェネレーション 安田昌弘
第7章 フジロック、洋邦の対峙 永井純一
第8章 Jポップを輸出する――「音楽メディア」としてのアニソン 日高良祐
第9章 ウェブ的音楽生活における洋楽の位置 土橋臣吾
●著者紹介●
南田 勝也 (みなみだ かつや)
武蔵大学社会学部教授。博士(社会学)。専門は音楽社会学、現代社会論。主著に『ロックミュージックの社会学』(青弓社、2001年)『オルタナティブロックの社会学』(花伝社、2014年)他多数。
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