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奴隷労働:ベトナム人技能実習生の実態

¥2,200 税込

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発行:2019年3月20日
A5判並製 272頁


●内容紹介●
「労働力」の前に「人間」だ!
急増するベトナム人技能実習生が見た、もう一つの〈日本〉
詳細な聞き取りで明らかになる驚くべき実態

仲介ビジネスの横行で、多額の渡航前費用を借金し来日するベトナム人実習生たち。 低賃金、長時間労働、暴力、パワハラ、セクハラ、劣悪な住居環境、家賃天引きの二重の搾取、除染などの危険な業務、「逃げる」ことを選ぶ実習生、多くの死者……。 広がる実習生支援の市民の輪、動き出す労働組合。
日本社会の対応はこれでいいのか?
外国人労働者受け入れ拡大の矛盾から、目をそらしていいのか?

大反響Yahoo!ニュース連載を大幅に加筆し書籍化。中国人に代わり増加しているベトナム人技能実習生について140人もの聞き取り調査から綴った濃厚なルポルタージュ。


●書評・紹介記事情報●
「日本経済新聞」(2019年7月27日)
「朝日新聞」(2019年5月18日)
「共同通信配信」
「しんぶん赤旗日曜版」(2019年5月19日、6月16日)


●内容紹介●
1章 実態を調査したベトナム留学生 
2章 隆盛を極める〝実習生ビジネス〟
3章 厳しい就労実態──孤立する技能実習生
4章 実習生が「逃げる」ということ
5章 「助けてください」──技能実習生が〝手紙〟で日本の国会に訴え 
6章 労働組合が動き出す
7章 広がる実習生支援
8章 草の根の支援活動――ボランティア日本語教室
9章 ベトナム難民だった神父が、台湾で行う支援活動

●著者紹介●
巣内尚子(すない・なおこ)
1981 年生まれ。フリージャーナリスト。現在はカナダ・ケベック州のラバル大学博士課程に在籍。研究分野は国際社会学と移住現象のジェンダー分析。東京学芸大学卒業後、日本で就労。その後、フランス滞在を経てインドネシア、フィリピン、ベトナム、日本で記者、ライターとして働く。2015~2016 年、ベトナム社会科学院・家族ジェンダー研究所(IFGS)客員研究員、2017 年、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。修士論文「移行経済下の国際移住労働と女性の経験── 2000 年代におけるベトナム人女性移住家事労働者の体験から」


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