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現代イギリス教育改革と学校評価の研究:新自由主義国家における行政統制の分析

¥3,300 税込

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発行:2019年2月20日
A5判並製 304頁


●内容紹介●
ドラスティックに変容するイギリスの教育
教育改革はどのような結果を及ぼしているか。

新自由主義的統治の新たな司令塔として、 イギリス教育水準局の四半世紀を批判的に分析した初めての書。 サッチャー以後、キャメロン連立政権に至るまで、全経過と結果を詳細に分析。 アカデミー化やフリースクール化という展開に至る公教育の劇的変化、 露呈しつつある「行政責任のジレンマ」……。イギリス教育改革から何を読み取るか?


●目次●
序章 本書の課題と検討の視覚
第一章 新自由主義による行政統制の改革
第二章 保守党政権期(1980-90年代)における教育改革と学校評価
第三章 1990年台における教育水準局査察の実態と教育の統制の転換
第四章 労働党政権期(1997-2010年)における教育改革と学校評価
第五章 保守・自民連立政権期(2010-15年)における教育改革と学校評価
終章 イギリスにおける新自由主義教育改革と教育水準局査察


●著者紹介●
久保木匡介(くぼききょうすけ)
長野大学環境ツーリズム学部教授。1972年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。東洋大学非常勤講師、長野大学産業社会学部専任講師を経て、2015年より現職。専攻は行政学、地方自治論。 ・主な業績 『国別行政改革事情』(共著、早稲田大学出版部、1998年) 『地方自治構造改革とニュー・パブリック・マネジメント』(共著、東京自治問題研究所、2004年) 『コレーク行政学』(共著、成文堂、2007年) 『新自由主義教育改革 その理論・実態と対抗軸』(共著、大月書店、2009年) 『東京から問う地域主権改革』(共著、東京自治問題研究所、2012年) 『ダイバーシティ時代の行政学 多様化社会における政策・制度研究』(共著、早稲田大学出版部、2016年) 「英国の学校評価システム NPM型行政統制の構造と陥穽」日本行政学会編『年報行政研究51』(ぎょうせい、2016年) 『学校が消える? 公共施設の縮小に立ち向かう』(共著、旬報社、2018年)


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