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ウサギと化学兵器:日本の毒ガス兵器開発と戦後

¥1,650 税込

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発行:2020年5月20日
四六判並製  176頁


●書評・紹介記事掲載情報●
「朝日新聞 とれたて!この3冊欄」(2020年7月22日)
「J-CASTニュース」(2020年6月10日)


●内容紹介●
アジア太平洋戦争末期、父が連れ帰った一羽のかわいいウサギ。
「セッコのウサギ」と名付けられるものの、ある朝突然姿を消してしまう……

「私のウサギを返して!」
戦時下に消えたウサギを追いかけるうち、 思いがけず戦前日本の化学兵器開発とその傷痕を辿ることに――
知られざる化学兵器開発の「その後」と、現代にまで及ぶ被害の実相


●目次●
第一章  相模海軍工廠
第二章  「大久野島 毒ガス工場」
第三章  登戸研究所と七三一部隊
第四章  遺棄された化学兵器


●著者紹介●
いのうえせつこ
本名井上節子。1939年岐阜県大垣市生まれ。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。
著書として、『地震は貧困に襲いかかる──「阪神・淡路大震災」死者6437人の叫び』(花伝社)、『女たちの辞世の句──色此岸から夢彼岸へ』(環境デザイン研究所)、『女子挺身隊の記録』『占領軍慰安所──敗戦秘史 国家による売春施設』『子ども虐待──悲劇の連鎖を断つために』『女性への暴力──妻や恋人への暴力は犯罪』『高齢者虐待』『多発する少女買春──子どもを買う男たち』『AV産業──一兆円市場のメカニズム』『買春する男たち』『新興宗教ブームと女性』『帰ってきた日章旗──ある二等兵の足跡・太平洋戦争再考』(新評論)、『主婦を魅する新宗教』『結婚が変わる』(谷沢書房)、『海と緑の女たち──三宅島と逗子』(社会評論社)、『78歳 ひとりから』(私家版)。ほか共著多数。


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