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731部隊と戦後日本:隠蔽と覚醒の情報戦

¥1,870 税込

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発行:2018年5月17日
四六判並製232頁


●内容紹介●
ゾルゲ事件、731部隊、シベリア抑留――
すべてが絡み合う戦争の記憶

ソ連のスパイ、ゾルゲが握った細菌戦の情報。
プリンスと呼ばれた首相の息子・近衛文隆の、戦犯収容所での不審死。
『政界ジープ』、ミドリ十字、731部隊戦友会、日本イスラム教団教祖……
残虐な人体実験の中心的医師、二木秀雄がたどる戦後の数奇な運命。

明るみに出た3607人の名簿


●目次●
はじめに  湯川博士はなぜ原爆開発に協力したのか 
Ⅰ 戦争の記憶――ゾルゲ事件、七三一部隊、シベリア抑留
Ⅱ 七三一部隊の隠蔽・免責・復権と二木秀雄
Ⅲ 戦後時局雑誌の興亡――『政界ジープ』対『真相』


●著者紹介●
加藤哲郎(かとう てつろう) 
1947年岩手県生まれ。東京大学法学部卒業、博士(法学)。現在、一橋大学名誉教授。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院客員教授等を歴任。専門は政治学・比較政治・現代史。インターネット上で「ネチズンカレッジ」主宰(http://netizen.html.xdomain.jp/home.html)。メール連絡先、[email protected]
著書に、『ジャパメリカの時代に』『東欧革命と社会主義』『ソ連崩壊と社会主義』『現代日本のリズムとストレス』『二〇世紀を超えて』『情報戦の時代』『情報戦と現代史』『「飽食した悪魔」の戦後――731部隊と二木秀雄『政界ジープ』』(花伝社)、『社会と国家』『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『国家論のルネサンス』『コミンテルンの世界像』『モスクワで粛清された日本人』(青木書店)、『国境を越えるユートピア』『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、など多数。


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