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ポピュリズムと司法の役割:裁判員制度にみる司法の変質

¥1,650 税込

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発行:2018年5月3日
四六判並製224頁


●内容紹介●
ポピュリズムが蔓延する世界を
司法は抑止できるのか

法の支配を堅持し、権力の抑制と均衡を図る“人権の砦”である司法が、いま、おかしい。
裁判員制度が示す、グローバル化における国家の変容、政府の役割の変化、そして司法のポピュリズム化――


●目次●
第1講 民主政治における司法の役割──権力の抑制と均衡
第2講 民主主義と自由主義──多数の支配か、法の支配か
第3講 ポピュリズム化する政治──司法は大丈夫か
第4講 司法の民営化──福祉国家から治安国家へ
第5講 司法の治安機構化──警察と司法の連動
第6講 裁判員の義務と思想・良心の自由──死刑は正当化できるか
第7講 プロフェッショナルとしての裁判官──改革すべきは司法官僚制
第8講 破綻する裁判員制度──廃止するしかない
第9講 ポピュリズムはファシズムか──司法と民主主義の危機


●著者紹介●
斎藤文男(さいとう・ふみお)
1932年和歌山県生まれ。
1956年京都大学法学部卒業、58年大阪市立大学大学院法学部研究科修士課程修了。1961年九州大学教養部講師、助教授、教授をへて同法学部教授。1996年定年退官、名誉教授。
主な著書
『問われた報道の自由』(編著)法律文化社、1971年
『子どもたちは平和をつくれるか』(編著)現代書館、1994年
『指定管理者制度と情報公開』自治体研究社、2006年
『政治倫理条例のすべて』公人の友社、2016年
ほかに、訳書、H・I・シラー『世論操作』青木書店、1979年。コラム集『冷めた紅茶』『ちびた鉛筆』現代書館、1989、92年


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