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変貌する法科大学院と弁護士過剰社会

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発行:2017年10月15日
A5判並製 320頁


●内容紹介●
弁護士業界の構造的不況を解き明かす!

74校あった法科大学院の半数が撤退
法科大学院志願者は約4万人が約3000人に
弁護士資格を得ても仕事がない!
──2004年に比べて裁判所受理事件数4割減の現実……

「法科大学院は、東大、京大、一橋大、神戸大、慶應、早稲田、中央大、プラスαで良い」とする、 文科省の新しい方針「エル・エル・セブン」構想とは何か?

法科大学院、法学部、法曹関係者必読の本


●内容紹介●
序 章 法科大学院人気の凋落 
第一部 法科大学院の理念と現状──その制度設計は正しかったか 
第1章 法科大学院の生い立ち 
第2章 プロセス教育の功罪 
第3章 アメリカ・ロースクールの崇拝 
第4章 教育方法・内容に関するドグマ 
第5章 あるべき法科大学院教育 
第6章 予備試験と司法試験 
第二部 弁護士激増と法曹人口問題──司法試験合格者数はどうあるべきか 
第1章 法律専門職としての能力 
第2章 弁護士に関する需給バランスの崩壊 
第3章 被害者は国民 
第4章 どうしてこうなってしまったのか 
(1)法曹懇から改革協へ 
(2)司法審と中坊公平元日弁連会長 
(3)日弁連内でたたかわされた激しい議論 
第5章 法曹人口問題の考え方 
(1)増員論の問題点 
(2)適正な合格者数に戻して司法改革をやり直そう 
(3)なぜ減員が進まないのか 
第三部 法科大学院は、どう変わるべきか 
第1章 政府・文部科学省の取り組み 
第2章 政府が描く法科大学院の未来像 
第3章 あるべき改革の方向 
補 論 
(1)文部科学省の新政策(エル・エル・セブン構想) 
(2)修習給付金制度の実現 


●著者紹介●
森山文昭(もりやま・ふみあき)
1977 年、京都大学法学部卒業。2001 年、名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程満期退 学。1977 年、司法研修所入所(31 期)。1979 年、名古屋弁護士会(現在の愛知県弁護士会) 登録。ソレイユ法律事務所。2002 年、名城大学教授。2004 年、愛知大学教授。
〈主な経歴〉
(審議会等)法曹養成制度等改革協議会協議員、法曹三者協議会協議員。(日弁連)法曹人口政策会議副議長、法曹養成制度改革実現本部副議長、司法問題対策委員会委員、法曹養成センター委員。(中弁連)理事、司法問題対策委員会委員、司法制度調査委員会委員。(愛知県弁護士会)副会長、常議員、司法問題対策委員会委員、司法制度調査委員会委員、法科大学院委員会委員、研修センター運営委員会委員。


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