新聞の凋落と「押し紙」
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発行 2017年5月25日
四六判並製 192頁
●内容紹介●
凋落の一途をたどる新聞
長年のタブー「押し紙」を直視しないかぎり、
新聞に明日はない
新聞販売のビジネスモデルに根深く組み込まれた「押し紙」。
部数と広告収入が激減するいま、販売店にすべての矛盾を押しつける構造は、すでに限界に達している――
「押し紙」問題は最終局面へ
●目次●
第1章 新聞の発行部数が急落している2つの要因
第2章 新聞広告の傾向分析にみる新聞の凋落
第3章 新聞凋落期のメディアコントロール
第4章 「押し紙」問題とは何か?
第5章 「押し紙」の古くて新しい定義
第6章 「押し紙」の歴史と実態
第7章 軽減税率をめぐる議論
第8章 新聞業界が消費税軽減税率にこだわる本当の理由
第9章 新聞凋落の下で進む政界との癒着
●著者紹介●
黒薮哲哉(くろやぶ・てつや)
1958年、兵庫県生まれ。フリージャーナリスト。ウェブサイト「MEDIA KOKUSYO」の主宰者。1992年、「説教ゲーム(改題「バイクに乗ったコロンブス」)」でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。1998年、「ある新聞奨学生の死」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞。
著書に、『ぼくは負けない』(民衆社)、『バイクに乗ったコロンブス』(現代企画室)、『新聞ジャーナリズムの「正義」を問う』、『経営の暴走』(リム出版新社)、『新聞があぶない』、『崩壊する新聞』、『新聞の危機と偽装部数』、『あぶない! あなたのそばの携帯基地局』、『ルポ 最後の公害、電磁波に苦しむ人々』(花伝社)、共著に『ダイオキシン汚染報道』(リム出版新社)、『鉱山の息』(金港堂)などがある。
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