べ平連と市民運動の現在:吉川勇一が遺したもの
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発行 2016年4月25日
A5判 120頁 並製
●内容●
べ平連時代の遺産を いま、どう活用するか
60年代後半から動き出した市民反戦運動「ベトナムに平和を!市民団体運動」通称"べ平連"。事務局長の吉川勇一氏を中心に彼らの足跡と思想を追う。
運動の組織の在り方から見る"民主主義"のゆくえ。
●目次●
はじめに
第一部〔講義〕
第1章 吉川勇一と市民運動
第2章 べ平連、市民運動を振り返る
第3章 新しい運動の時代感覚と思想
第4章 トランス・サイエンス時代の市民の役割
第二部〔討議〕
Ⅰ 市民運動の遺産
Ⅱ 今後の市民運動へ
・吉川勇一略年譜
●著者紹介●
高草木 光一(たかくさぎこういち)
1956年群馬県生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。社会思想史専攻。主な著書に、『岡村昭彦と死の思想』(岩波書店)、『思想としての「医学概論」』、『一九六〇年代 未来へつづく思想』(以上、編著、岩波書店)、『社会主義と経済学』(共著、日本経済評論社)。
高橋 武智(たかはし たけとも)
1935年東京生まれ。わだつみ会会長。フランス文学者。東京大学文学部仏文科卒。主な著訳書に、『私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた・・・』(作品社)、A・ゴルツ『エコロジスト宣言』(技術と人間/緑風出版)、クロード・ランズマン『SHOAH』)(作品社)。
吉岡 忍(よしおか しのぶ)
1948年長野県生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学政経学部在学中からベ平連に参加。主な著書に、『M/世界の、憂鬱な先端』(文藝春秋)、『墜落の夏』(新潮社、第9回講談社ノンフィクション賞受賞)、『フォークゲリラとは何者か』(編著、自由国民社)。
山口 幸夫(やまぐち ゆきお)
1937年新潟県生まれ。原子力資料情報室共同代表。東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。物性物理学専攻。主な著書に、『原発事故と放射能』(岩波ジュニア新書)、『なして、原発?!』(共著、現代書館)、『エントロピ―と地球環境』(七つ森書館)。
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