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安倍政権時代:空疎な7年8カ月

¥1,650 税込

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発行:2020年10月5日
四六判並製  320頁


●内容紹介●
安倍政権とは何であったか──
歴代最長の政権は、史上最悪の政権ではなかったのか?

アベノミクス、外交、安全保障、憲法改正、拉致問題、北方領土問題、働き方改革、そしてコロナ対策……あらゆる分野の課題を“やってる感”だけで乗り切り、数々の疑惑を解明しないまま突如辞任した内閣総理大臣・安倍晋三。 21世紀の衰退する大国に現れた彼は、「亡国の総理」としてその名を歴史に刻むのか──

安倍政権を見つめ直す──同時進行ドキュメント


●目次●
第1章 低姿勢でスタートもたちまち馬脚を露わした第2次安倍政権
第2章 最初から「失敗」が約束されていたアベノミクス
第3章 外遊の回数は史上最多でも外交の成果が何もないという不思議
第4章 「やってるふり」だけで前進しなかった拉致問題の18年間
第5章 「集団的自衛権」という地雷原に踏み込んでしまった無自覚
第6章 「オール沖縄」の民意を蹴散らし基地建設を強行した安倍官邸
第7章 平成天皇も憂慮した安倍の前時代的国家観・憲法観
第8章 日本の食と農を米国に売り飛ばす「農政改革」と「農協潰し」
第9章 福島原発の処理をできないまま原発再稼働を進める支離滅裂
第10章 疑惑追及を恐れて国会を閉じてしまう安倍忖度政治
第11章 公明党の「平和の党」という看板は偽りだったのか
第12章 野党が大きくまとまって再び「政権交代」を迫る日は来るのか
第13章 コロナ禍でごまかしようがなくなった安倍政権の黄昏


●著者紹介●
高野 孟(タカノハジメ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時にニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に㈱インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。94年に㈱ウェブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊。08年に《THE JOURNAL》に改名し、現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてインサイダーを主コンテンツとする週刊メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を発信中(購読はhttp://bit.ly/vmdxubから)。 主な著書に『東アジア共同体と沖縄の未来』『アウト・オブ・コントロール』『民主党の原点』(以上共著、花伝社)、『滅びゆくアメリカ帝国』『沖縄に海兵隊はいらない!』(以上、にんげん出版)、『原発ゼロ社会への道程』(書肆パンセ)等。


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