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万人坑に向き合う日本人:中国本土における強制連行・強制労働と万人坑

¥1,870 税込

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発行:2020年11月25日
A5判並製  248頁


●内容紹介●
日本の侵略・加害が生み出した負の遺産、万人坑。
中国全土に現存する万人坑に向き合う三人の日本人に迫る。

日中戦争時に日本の民間企業により強制労働させられた中国人は四〇〇〇万人、そのうち一〇〇〇万人が死亡したと推定される。
犠牲者が捨てられた「人捨て場」は万人坑と呼ばれ、二一世紀の今も中国各地に数え切れないほど現存している。
現地に通い続け、さまざまな関わりを持ち続ける三人の日本人の半生を通して、万人坑が告発する日本の侵略責任を考える。


●目次●
第一部 大東仁さん
第一章 中国人強制連行・強制労働と大石橋マグネサイト鉱山万人坑
第二章 大東仁さんと大石橋マグネサイト鉱山万人坑
第二部 舟山守夫さん
第三章 張鳳嶺さん その一 大石橋虎石溝万人坑をたった一人で守った四〇年
第四章 舟山守夫さんと大石橋虎石溝万人坑
第五章 張鳳嶺さん その二 JR東海労働組合の墓参と大石橋市人民政府交渉
第三部 野津加代子さん
第六章 野津加代子さんと「万人坑を知る旅」
第七章 遼寧省の万人坑を訪ねる


●著者紹介●
青木 茂(あおき・しげる)
平和を考え行動する会・会員
撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員
日本中国友好協会・会員
長良川河口堰建設に反対する会・会員
アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員
NPO法人ナショナルトラスト=チコロナイ・会員
著書
『日本軍兵士・近藤一──忘れえぬ戦争を生きる』風媒社、2006年
『二一世紀の中国の旅──偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』日本僑報社、2007年
『万人坑を訪ねる──満州国の万人坑と中国人強制連行』緑風出版、2013年
『日本の中国侵略の現場を歩く──撫順・南京・ソ満国境の旅』花伝社、2015年
『華北の万人坑と中国人強制連行──日本の侵略加害の現場を訪ねる』花伝社、2017年
『華南と華中の万人坑──中国人強制連行・強制労働を知る旅』花伝社、2019年


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