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夕日と少年兵:八路軍兵士となった日本人少年の物語

¥1,870 税込

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発行:2020年12月25日
四六判並製  256頁


●内容紹介●
満州に取り残された軍国少年はやがて、
自ら志願して中国人民解放軍の兵士となった──

満州で敗戦を迎え、帰還の願いもかなわず寒村で暮らし始めた日本人一家。極貧の一家を背負う元軍国少年・砂原恵は、日本人であることを隠し、「中国人として」八路軍(=中国共産党軍)に入ることを決意する。恵は身も心も中国に捧げ国共内戦を戦い、朝鮮戦争に出撃するが、上層部に日本人であることを知られてしまう。

激動の時代を生き抜いた中国残留日本人、
衝撃の実話をもとに描かれた真実のストーリー


●目次●
第一章 父の死/第二章 ソ連軍侵攻、敗戦/第三章 北鎮県六台子村/第四章 豚飼い・牛飼い/第五章 搾取/第六章 土地改革/第七章 八路軍に/第八章 師団偵察隊/第九章 規律違反/第一〇章 遼瀋戦役/第一一章 平津戦役/第一二章 潜入偵察/第一三章 母親との再会/第一四章 朝鮮戦争へ/第一五章 北朝鮮将校を怒鳴りつける/第一六章 英雄的行為と反省文/第一七章 君は何者か?/第一八章 第七航空学校/第一九章 老東北航校/第二〇章 日本語教育/第二一章 別れ/第二二章 帰国/エピローグ/あとがき


●著者紹介●
土屋龍司(つちや・りゅうじ)
1951年 静岡県裾野市生まれ 1975年 防衛庁入庁 在英大使館参事官、防衛庁国際企画課長 防衛庁人事第一課長 大阪防衛施設局長、札幌防衛施設局長等 2006年防衛庁退職、会社勤務。
著書に『雪の曙──幕末に散った松前藩士たち』(2009年柏艪舎)、 『翼よ、よみがえれ!──中国空軍創設に協力した日本人兵士の物語』(2015年花伝社)。訳書に『国防の変容と軍隊の管理』(デイビッド・チューター著、2003年朝雲新聞社)。


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