ガーベラを思え:治安維持法時代の記憶

発行:2021年1月25日
四六判並製 176頁


●内容紹介●
母が決して語ることのなかった「拷問」の記憶──

臨床心理士である月子は、母・琴が、戦時下における逮捕・拷問のフラッシュバックに苦しんでいることに気が付いていた。しかし琴は、当時の記憶について語ることなく逝ってしまう。良家の子女であった琴が、なぜ思想犯として逮捕されたのか。
文学を愛した両親が遺した作品に導かれるように、月子は家族の歴史を辿り始める──

治安維持法の時代を生き延びた、家族の物語


●目次●
第一章 異界の境界域
第二章 琴の生きた道
第三章 時はめぐる
第四章 瑛子の生きた道
第五章 戦火を生き延びて


●著者紹介●
横湯園子(よこゆ・そのこ)
前中央大学教授、元北海道大学教授。臨床心理士。 国立国府台病院児童精神科病棟児対象の治療的教育に関わり、都道府県長期研究生として東京大学教育学部にて研究。千葉県市川市教育センター指導主事を経て、女子美術大学助教授、北海道大学教授、中央大学文学部教授。定年退職後はフリーの心理臨床家として子ども・青年の諸事に関わる。主な著書に『教育臨床心理学』(東京大学出版会)、『ひきこもりからの出発』(岩波書店)、『魂への旅路』(岩波書店)、『子ども心の不思議』(柏書房)など。訳書にタシエス『名前をうばわれたなかまたち』(さ・え・ら書房)。

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