恵那の戦後教育運動と現代:『石田和男教育著作集』を読む
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発行:2021年5月25日
四六判並製 256頁
●内容紹介●
70年間に及ぶ膨大な実践と記録
石田和男の教育実践と思想、その現代的意味を読み解く
戦後民主主義教育運動の大きな流れのなかで、生活綴方教育の可能性を探求し、独創的な運動を組み立てた石田和男と恵那の教育運動。
「子どもをつかむ」思想、子どもの「生活実感」へのこだわり、「生活綴方の精神」、「地域に根差す」ことの意味、「魂の技師としての教師」論──数々の実践の教育学的な意味を探る。
現代の教育現場によみがえる、石田和男の実践と理論
●目次●
序 章 恵那の戦後教育運動の展開と戦後日本の教育学
第一章 戦後の生活綴方教育運動の出発──石田和男『ありの子学級実践記』によせて
第二章 恵那勤評反対闘争の特質――恵那勤評闘争と恵那教育会議(一九五七—六二年)
第三章 「子どもをつかむ」思想と方法の展開──「地肌の教育」から生活綴方の再興へ
第四章 「生活実感」と科学の統一という視点──石田の学力、科学、表現、生活概念について
第五章 恵那と石田和男の生活綴方のとらえ方──書くことの意味、自分を基盤とした思考、生活の再構成
第六章 坂元忠芳の教育学の展開と恵那の教育実践
●著者紹介●
佐貫浩(さぬき・ひろし)
1946 年、兵庫県丹波篠山市生まれ、法政大学名誉教授。
教育科学研究会常任委員、雑誌『教育』編集委員、平和・国際教育研究会代表。 専攻領域 教育政策論/平和教育学/社会科教育/教育課程論
主要著書
『道徳性の教育をどう進めるか──道徳の「教科化」批判』(新日本出版社、2015 年)、『18 歳選挙権時代の主権者教育を創る──憲法を自分の力に』(佐貫浩監修・教育科学研究会編、新日本出版社、2016 年)、『現代をどうとらえ、どう生きるか──民主主義、道徳、政治と教育』(新科学出版社、2016 年)、『学力・人格と教育実践──変革的な主体性をはぐくむ』(大月書店、2019 年)、『「知識基盤社会」論批判──学力・教育の未来像』(花伝社、2020年)他。
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