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デジタル馬鹿

¥2,200 税込

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発行:2021年6月20日
A5判並製  308頁


●書評・紹介記事掲載情報●
「図書新聞」(2021年12月4日 第3522号)
「週刊読書人」(2021年10月15日 第3411号)


●内容紹介●
フランスでベストセラーとなった問題作
2019年度フェミナ賞受賞
膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機
大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か

リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書……
教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか
加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書!

認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。

・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない
・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響
・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる
・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ
……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。
新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。

最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。
フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞受賞)。


●目次●
プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか
第一部 デジタルネイティブ神話
第二部 使用法
第三部 影響力──デジタルに育てられた若者たち
教育──「画面」は成績を上げるか
発達──人間関係、言語、集中力
健康──もろい器械としての脳
エピローグ 基本的な七つのルール


●著者紹介●
ミシェル・デミュルジェ
1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。米国に約8年間滞在、マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学など多くの大学で研究。
著書に『テレビ・ロボトミー──テレビの影響に関する科学的な真実』(2012年)、『アンチ食事療法、健康的に痩せる』(2015年)があり、いずれもベストセラーに。

[訳]鳥取絹子(とっとり・きぬこ)
1947年、富山県生まれ。フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒。出版社勤務の後、1972~74年パリ滞在。帰国後フリーライターとして、おもに女性雑誌などで人物取材・ルポ記事を書くほか、シャンソンの対訳や翻訳をする。近年はフランス語の書籍の翻訳に主力をおき、企画提案からたずさわる。
著書に、『星の王子さま──隠された物語』(2014年、KKベストセラーズ)など多数。訳書に、『資本主義って悪者なの?』(2019年、CCCメディアハウス)、『理不尽な国 ニッポン』(2020年、河出書房新社)など多数。


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