2枚のコイン:アフリカで暮らした3か月
¥1,980 税込
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発行:2021年7月5日
A5判変形並製 136頁
●書評・紹介記事掲載情報●
「まいにちスペイン語」(2021年10月号)
●内容紹介●
“泥棒”はいつも、「金」目当て──
大国による搾取が蝕む、美しい世界
17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。
「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」 本当の豊かさとは、支援とは。
SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル
●著者紹介●
作者 ヌリア・タマリット(Núria Tamarit)
スペインのイラストレーター・グラフィックノベル作家。1993年バレンシア・ビジャレアル生まれ。バレンシア工科大学美術学部在学中から多数の同人誌に参加、各地で展覧会を開き、2016年『村よ眠れ Duerme Pueblo』(シュリア・ビセンテ共著)で作家デビュー。同年『アベリーのブルース Avery’s Blues』(アングックス共著)でカルロス・ヒメネス賞最優秀新人賞および最優秀表紙デザイン賞受賞。本書でバレンシアグラフィックノベル大賞を受賞した。子供向け書籍のイラストも多数手がける。最新作は『ヒガンタ〜自由を求めて世界を巡った巨人の物語 Giganta, Historia De Aquella Que Recorrió El Mundo En Busca De Libertad』(ジャン=クリストフ・デヴィニー共著)。バルセロナ在住。
訳者 吉田恵(よしだ・めぐみ)
1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻でイスラーム・スペインを研究。卒業後スペインへ留学、マドリード・コンプルテンセ大学外国人コース等修了後、バルセロナで日本企業駐在勤務。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。現在は翻訳やスペイン語書籍関係の仕事に関わる。
共訳書に『ビジュアル版 スペイン王家の歴史』(原書房、2016年)。
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