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カントと自己実現:人間讃歌とそのゆくえ

¥3,520 税込

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ISBN978-4-7634-0984-3
C3010
発行:2021年10月25日
A5判上製  400頁


●内容紹介●
認識・実践の両面からの〈自己実現〉論、そして〈価値ニヒリズム〉へ──
カントの人間観から、現代の危機を乗り越える「思考態度」を蘇生する

人間存在に「讃嘆と畏敬」の念を抱き、地上における〈最高善〉の実現を目指したヒューマニズムの哲学者、カント。
価値の全面崩壊=〈価値ニヒリズム〉に面して徹底的に考え抜いた不屈の思索を解き明かし、危機に直面する現代人のための新たな「人間讃歌」を展望する。

〈人間学〉の視座から問う、50年にわたるカント研究の集大成


●目次●
第Ⅰ部 認識存在論
第Ⅱ部 実践価値論
第Ⅲ章 カントの真意を読む


●著者紹介●
渋谷治美(しぶや・はるよし)
1948年静岡県に生まれる。1972年東京大学文学部倫理学科卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。1979年東京大学文学部助手。1982年埼玉大学教育学部講師、その後助教授、教授。2014年埼玉大学定年退職。2015年放送大学特任教授。2019年放送大学定年退職。現在、埼玉大学名誉教授。この間、1996年冬学期ウィーン大学哲学科客員教授。2004~2008年埼玉大学教育学部長。2008~2011年埼玉大学副学長。2015~2019年放送大学埼玉学習センター所長。
専攻はカント思想、総合人間学。
主な著書に『新版 逆説のニヒリズム』(花伝社2007)、『リア王と疎外──シェイクスピアの人間哲学』(花伝社2009)。主な訳書にカント『実用的見地における人間学』(『カント全集15 人間学』(岩波書店2003所収)、G.ペルトナー『哲学としての美学 〈美しい〉とはどういうことか』(監訳、晃洋書房2017)。


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