福沢諭吉と帝国主義イデオロギー
¥2,420 税込
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ISBN 978-4-7634-0800-6 C0036
発行 2016年12月15日
A5判並製 256ページ
安倍晋三・自民党改憲案・日本会議──
脈々と現代に受け継がれる福沢諭吉の思想。
その本質は、アジア侵略・人種差別・軍備増強からなる
「体系的帝国主義イデオロギー」だった
〝近代日本の祖〟の虚像を暴く!──
●内容紹介●
まえがき
第一章 ヨーロッパの帝国主義イデオロギー
第二章 福沢諭吉の帝国主義イデオロギー
第三章 福沢の帝国主義イデオロギーの行きつく先
――国内的体制と国権拡張の諸段階
第四章 現代の危機と福沢の帝国主義イデオロギー
結びにかえて
●著者紹介●
杉田 聡(すぎた・さとし)
1953年、埼玉県生まれ。帯広畜産大学教授(哲学・思想史)。
著書に『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集――「国権拡張」「脱亜」の果て』(明石書店)、『天は人の下に人を造る――「福沢諭吉神話」を超えて』(インパクト出版会)、『さようなら!福沢諭吉――日本の「近代」と「戦後民主主義」の問い直し』(花伝社、共著)、『人にとってクルマとは何か』(大月書店)、『野蛮なクルマ社会』(北斗出版)、『クルマが優しくなるために』(ちくま新書)、『クルマ社会と子どもたち』(岩波ブックレット、共著)、『男権主義的セクシャリティ』(青木書店)、『クルマを捨てて歩く! 』(講談社プラスα新書)、『道路行政失敗の本質』(平凡社新書)、『レイプの政治学』(明石書店)、『「日本は先進国」のウソ』(平凡社新書)、『AV神話』、『買物難民』(大月書店)、『カント哲学と現在』(行路社)、『「買物難民」をなくせ! 』(中公新書ラクレ)、『逃げられない性犯罪被害者』(青弓社、編著)、『「3.11」後の技術と人間』(世界思想社)など。 訳書にH・J・ペイトン『定言命法』(行路社)。
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