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灯火とともに闇のなかを:二つの世界大戦にみる英米の良心的兵役拒否者

¥1,870 税込

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ISBN978-4-7634-2006-0
C3020
発行:2022年4月25日
四六判並製  204頁


●内容紹介●
戦争と兵役を拒否した人びと
彼らが歩んだ苦難の道とは──

20世紀の二つの世界大戦時、英国と米国で「正義の戦争」が支持されるなか、平和の構築に寄与するという信条にもとづき、戦争を拒否した良心的兵役拒否者たちがいた。クェイカーのパシフィズム(平和主義)を軸とした良心的兵役拒否者の抵抗と、権利獲得までの戦いとは。兵役拒否を実行した人びとや、彼らを支援した人びとの困難を日本の事例も含め多様に描き出し、その毅然とした姿に迫る。

「殺すなかれ」の実践と、「戦争に与しない権利」が確立されるまで


●目次●
略語一覧
はじめに
第1章 クェイカー史に見るパシフィズム
第2章 英国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者
第3章 米国・二つの世界大戦時の良心的兵役拒否者
終章 アジア太平洋戦争時の日本の良心的兵役拒否者
あとがき
引用・参考文献
人名索引


●著者紹介●
西村裕美(にしむら・ひろみ)
元立教大学コミュニティ福祉学部教授。英米近代キリスト教思想史。一九四七年金沢市生まれ。一九九六年同志社大学大学院神学研究科博士後期課程修了。神学博士。
著書『小羊の戦い──17世紀クェイカー運動の宗教思想』(未来社、一九九八年)、『福祉ボランティア論』(共著、有斐閣、二〇〇七年)、『複合国家イギリスの宗教と社会──ブリテン国家の創出』(共著、ミネルヴァ書房、二〇一二年)。
訳書 徐俊植著『韓国人権運動の証言』(共編訳、明石書店、二〇〇一年)、チャン・ピルファ他著『韓国フェミニズムの潮流』(編訳、明石書店、二〇〇六年)。


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