朴貞花第二歌集 無窮花の園:在日歌人・朴貞花が告発・糾弾する日本近現代史
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ISBN978-4-7634-2017-6
C0092
発行:2022年7月25日
四六判並製 344頁
●内容紹介●
短歌に込めた、在日朝鮮人の叫び
「潜入盗測」(1872年)と江華島事件(1875年)にはじまり、「韓国強制併合」、強制連行、関東大震災時の朝鮮人虐殺、日本軍性奴隷、戦争責任・植民地支配責任の放置、ヘイトスピーチ、朝鮮学校への攻撃……在日朝鮮人がこの国で歩んだ、差別と惨苦の道のり。
日本と朝鮮の関わりを詠み続けた歌人・朴貞花と
日本近代批判の研究者・安川寿之輔が織りなす
もうひとつの日本近現代史
●目次●
第1章 日本帝国主義の朝鮮侵略と植民地支配
第2章 日本の偉人達
第3章 関東大震災時の朝鮮人虐殺
第4章 日本軍性奴隷問題
第5章 戦争責任・植民地支配責任の放置
第6章 靖国神社問題
第7章 拉致・核疑惑・ミサイル
第8章 在日差別
第9章 日本社会と安倍内閣の軍国政策
第10章 チマ・チョゴリへの愛着と受難
第11章 祖国愛と統一への夢
第12章 韓国民主主義の再生
●著者紹介●
朴 貞 花(ぱっちょんふぁ)
1938年 朝鮮忠清北道に生まれる。
1940年 渡日。
1957年 福島県立若松女子高等学校を卒業。
1957年 朝銀福島信用組合勤務。
1996年 「朝日歌壇賞」受賞。
1996年 近藤芳美短歌教室受講。
1998年 歌集『身世打鈴』(砂子屋書房)上梓。
1999年 『未来』入会。
2010年 『新日本歌人』入会。
安川寿之輔(やすかわ・じゅのすけ)
1935年 兵庫県に生まれる。
1964年 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。
近代日本社会思想史専攻。
宮城教育大学、埼玉大学教育学部、名古屋大学教養部などに勤務。
名古屋大学名誉教授、教育学博士、不戦兵士・市民の会東海支部代表。
著書 『十五年戦争と教育』(新日本出版社)、『日本の近代化と戦争責任』、『部落問題の教育史的研究』(明石書店) 、『福沢諭吉と丸山眞男(増補改訂版)』(高文研)『混迷する日韓関係打開の道』(ほっとブックス新栄)など多数。
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