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インドネシア独立への悲願:アミナ・M・ウスマン108歳の証言

¥2,200 税込

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ISBN978-4-7634-2031-2
C0023
発行:2022年10月25日
四六判上製  320頁(口絵8+本文312)


●内容紹介●
インドネシア独立の志士マジッド・ウスマンを妻として支えた日本女性が語る、日本軍スマトラ占領計画秘史

スカルノとの捕虜交換、「義勇軍」誕生の真相、そして東条英機の仕組んだウスマン一家の日本幽閉……世紀を越えた沈黙を破り当事者が明かす、驚愕の歴史事実

ここに歴史を書き換える、数々の証言。
日本軍スマトラ侵略の「本当の狙い」とは?


●目次●
Ⅰ部 日本での出会い
第1章 両親と私
第2章 独立国家への思い
Ⅱ部 蘭領東インドへ
第3章 結婚
第4章 民衆のカリスマ
第5章 オランダの捕虜になる
第6章 「融和」と「独立支援」と「捕虜交換」
第7章 パダンへの帰還
第8章 日本軍との軋轢
Ⅲ部 再び日本へ
第9章 日本軍のスマトラ島植民地化計画
第10章 インドネシア共和国の誕生
第11章 新時代の幕開け


●著者紹介●
アミナ・マジッド・ウスマン長田周子(Aminah Madjid Usmanおさだひろこ)
1914年山梨県中巨摩郡二川村(現甲府市)生まれ。1935年日本女子大学社会事業科卒業。ソーシャルワーカーとして活動する中でインドネシア独立運動家のマジッド・ウスマンに出会い、祖国独立への思いに共感、同志として1936年蘭領東インドに渡る。同年結婚。以降、マジッド・ウスマンの活動を支え、二人三脚でインドネシア独立運動に従事する。1943年時の日本国東條内閣に招請され2か月間の予定で来日。その後、「反日」として一家はインドネシアへの帰国が許されず日本に留め置かれ、日本敗戦後の連合軍統治下にあっても同様の事態が続く。1950年インドネシア共和国樹立後に帰国許可が出され、同国に帰国。1955年夫の急逝により日本に戻り、以後、日本とインドネシアの両国を拠点としている。在日インドネシア婦人会会長等を歴任、日イ両国の友好親善に尽くす。現在は東京都内在住。

サルミヤ・マジッド・ウスマン(Salmyah Madjid Usman)
1939年蘭領東インドパダン市生まれ。1943年両親と共に来日。山梨大学教育学部付属小学校入学以来一貫して日本で教育を受ける。1964年日本国医師免許取得。1969年東京大学大学院医学系研究科第四臨床医学専攻博士課程単位修得。1970~79年米、英、インドネシアで産婦人科診療に従事。1979~2017年日本とインドネシア両国で産婦人科診療に従事。2017年母の『アミナ・マジッド・ウスマン回想録』を編集、ジャカルタ市OBOR社から出版。2018年母の介護のために日本に移住、今日に至る。


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