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異形の良寛:渇きと訪れ

¥1,870 税込

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ISBN978-4-7634-2053-4
C0095
発行:2023年3月5日
四六判並製  208頁


●内容紹介●
「手毬良寛」の裡に潜む、知られざる人間良寛の貌

良寛の遺した和歌、漢詩、俳諧、書簡、遺墨等を手掛かりに、徹底したテクスト・リーディングを通じて浮かび上がる、生涯を覆いつくした「渇き」と、彼を突き動かした「訪れ」。
純粋無垢と簡素清貧の象徴──既成の良寛像の先にある、近世と近代を架橋する新たな良寛の実像とは。


●目次●
1 「異人」の貌
2 児童との遭遇
3 遁走譚
4 「家出」考
5 杖と望郷
6 路傍の眼窩
7 不安と自由
8 「世の中」としての草庵
9 「乞食」考
10 歩けば、良寛
11 「災難に逢時節」という思想
12 「無力」の抒情
13 贈与と挽歌
14 「命をきる斧」をめぐって
15 良寛螢
16 脱皮と諧謔


●著者紹介●
武藤雅治(むとう・まさはる)
1951年、神奈川県平塚市に生まれる。元定時制高校教員。有機無農薬栽培農家。学生時代に岸上大作、吉野秀雄の歌集に感銘を受け、短歌を作り始める。『閃』『開放区』『弾』等の同人誌に参加。現在は、福島泰樹主宰「月光の会」、長澤ちづ主宰「ぷりずむ短歌会」に所属。また、坂井信夫らとともに「現代詩歌・湘の会」を運営する。著作として、歌集に『指したるゆびは撃つために』(1978年、閃の会)、『泥の日』(1991年、ながらみ書房)、『鶫』(2014年、六花書林)など。評論集に『抒情の水位』(2000年、ながらみ書房)、その他句集や共著がある。


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