インド哲学教室③ インドの存在論・認識論・因果論哲学:「私」、そして「世界」とは何か
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ISBN 978-4-7634-2083-1
C0015
発行:2023年9月25日
四六判上製 208頁
●内容紹介●
私」を「私」たらしめるものとは何か?
この世界を、私たちはどのように認識しているのか?
西洋哲学との対比を交えつつ、古代から連綿と続くインド哲学の営みを丁寧に順序だてながら解説。「神秘思想」とはかけ離れた「世界一論理的なインド思想」の実像を、印哲研究の大家がいま立ち上がらせる。
いよいよインド思想史の中核に迫るインド哲学教室、シリーズ最終巻
●目次●
はじめに
I 存在論と認識論
Ⅱ 認識論
A ヤージュニャヴァルキヤの認識論
B ゴータマ・ブッダの認識論
Ⅲ 因果論
Ⅳ 流出論的存在論哲学
A ウッダーラカ・アールニの「有の哲学」
B サーンキヤ学派の二元論哲学
C 世親の唯識説──流出論的循環論
D 『バガヴァッドギーター』の汎神論
V 新造論の存在論哲学
A 因果関係検証法と無
B 数二の発生
C 量の発生の根拠
D 熱によって生ずる性質の発生
E 運動の継続過程
●著者紹介●
宮元啓一(みやもと・けいいち)
1948年生まれ。東京大学で博士(文学)号を取得。
現在、國學院大學名誉教授。
著作に、『インド哲学七つの難問』(講談社選書メチエ)、『仏教誕生』(講談社学術文庫)、『仏教かく始まりき パーリ仏典『大品』を読む』『インド哲学の教室』(春秋社)、『わかる仏教史』『ブッダが考えたこと』(角川ソフィア文庫)、『勝宗十句義論』(臨川書店)『新訳 ミリンダ王の問い』『[全訳]念処経』『インド哲学教室① インドの死生哲学』『インド哲学教室② インドの唯名論・実在論哲学』(花伝社)など。
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