「核なき世界」を願って:消えゆく被曝者の祈り
¥1,650 税込
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ISBN 978-4-7634-2098-5
C0036
発行:2024年1月15日
四六判並製 162頁
●内容紹介●
被爆者として核兵器の惨禍を語り継ぎ、
その思いを次世代につなぐために──
原爆の悲劇を、被害者団体の先頭に立ち世界に発信し続けてきた著者が語る、戦争の実相。広島での被爆と戦後を生き抜いた実体験をもとに、戦争のリアリティが風化しつつある現代日本の課題、そして平和への道を提言する。
序文・猪飼隆明(大阪大学名誉教授)
●目次●
まえがき
一 原子爆弾の開発
二 原子爆弾投下
三 原爆被害秘匿の影響
四 被爆者補償の実状
五 世界の核意識の変化
六 ウクライナショックとは
七 核兵器使用は防げるか
八 日本の役割と責任
九 地域共同防衛体制の推進
十 核兵器禁止条約の推進
十一 平和学習のあり方
十二 学生と先生からの感想文
十三 終わりに
あとがき
友人・知人からの感想文
●著者紹介●
長曽我部 久(ちょうそかべ・ひさし)
1936年 朝鮮京城府生れ(現ソウル) 87歳
一歳で平壌(現ピョンヤン) 五歳で広島移住
1945年8月6日 広島原爆で父を失う。入市被爆
1955年 大阪府立高津高等学校卒業
1959年 関西学院大学経済学部卒業(国際経済学専攻、)
1959年 産業機械・建設機械製造販売会社に入社
取締役営業本部長 国内販売会社3社社長
システムエンジニアリング会社社長を歴任
2010年 熊本市原爆被害者の会会長
2014年 熊本県原爆被害者団体協議会会長
2016年 日本原水爆被害者団体協議会九州ブロック代表理事
2019年 〃 6月監査役就任 後退任
2024年現在 毎年学生の「平和学習」講師を継続
著作
2009年 評論「荒廃への警鐘」熊本県民文芸賞評論・ノンフィクションの部一席受賞
2014年 著書出版『世界的視点での「脱原発論」日本のとるべき道』(トライ出版)
オックスフォード大学ボドリアン図書館、ケンブリッジ大学図書館、東大駒場、東北大図書館などに収蔵
2016年 DVD「これは雲ではない」「This is Not a Cloud」を発刊 世界に発信
2019年 英文「原爆投下の真実」発刊
「The Reality Accompanying the Atom Bombings」
2020年 著書出版「核兵器・宇宙戦争 岐路に立つ日本」(トライ出版)
オックスフォード大学ボドリアン図書館に収蔵
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