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北一輝がゆく:国家改造法案と二・二六事件

¥1,980 税込

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ISBN 978-4-7634-2100-5
C0093
発行:2024年1月25日
四六判並製  248頁


●内容紹介●
日本思想史上で今も異彩を放つ革新右翼のカリスマ、北一輝。
彼は何を目指し、何に破れたのか?

『国体論及び純正社会主義』で明治期政治体制の構造的欠陥を撃ち、続く『国家改造案原理大綱』で青年将校たちの思想的バックボーンとなった北一輝。
二・二六事件で破滅を迎えるまでの、北一輝の政治理論と歴史との相克、彼に心酔する革新右翼活動家らとのパセティックな日々を描き、彼らの「夢」と「錯誤」に迫る――

その生涯のクライマックスから終焉を活写した、迫真のノンフィクション小説


●目次●
一 改造の目標
二 現れた盟友
三 革命資金の調達
四 流産した十月決起
五 暗殺未遂事件
六 隠し部屋の告白
七 宮城占拠交渉
八 正義軍が往く
九 暗黒裁判 


●著者紹介●
中川芳郎(なかがわ・よしろう)
1942 年佐渡島に生まれる。1966 年東京大学仏文科卒業、医学書院入社。
1970 年群像新人文学賞準賞(作品『埋葬』)。1970 年『埋葬』(講談社)刊行。1972 年『群像』四月号に『島の光』掲載、前期芥川賞候補となる。自費出版で、1987 年『蜜月旅行』(『島の光』所収、沖積舎)、1991 年『BMW で行こう』(沖積舎)刊行。1995 年医学書籍編集部長から辞書編集室長となる。2003 年『医学大辞典』刊行、医学書院を60 歳定年退職。
2011 年首都圏佐渡連合会主催、表参道新潟館ネスパスで講演「新しい北一輝像──国賊ではなかった」。



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