南京大虐殺から雲南戦へ:日本の中国侵略から敗戦に至る足跡を巡る
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ISBN 978-4-7634-2102-9
C0036
発行:2024年2月5日
A5判並製 264頁
●内容紹介●
惨劇の舞台で見た、侵略に対する中国の人びとの想いは?
日本による対中国全面侵略の初期に大虐殺が引き起こされた南京と、日本の敗戦を決定づけた雲南戦の舞台、拉孟・騰越……。
日中双方に忘れえぬ記憶を刻んだ二つの地を巡り、日本人の歴史認識と戦争責任を考える。
●目次●
第一部 南京
第一章 二〇一四年の南京 南京大虐殺犠牲者に対する初めての国家追悼式(国家公祭)
第二章 二〇一五年の南京 第一三次真宗大谷派南京平和法要友好訪中団
第三章 二〇一六年の南京 第一四次真宗大谷派南京平和法要友好訪中団
第二部 雲南
第四章 雲南戦=滇西抗戦 中国・雲南省西部におけるビルマ援蒋ルートをめぐる戦い
第五章 中国の視点で見る滇西抗戦
第六章 滇西抗戦の激戦地は今どうなっているのか
●著者紹介●
青木 茂(あおき しげる)
平和を考え行動する会・会員
撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員
日本中国友好協会・会員
長良川河口堰建設に反対する会・会員
アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員
NPO法人ナショナルトラスト=チコロナイ・会員
著書
『日本軍兵士・近藤一 ──忘れえぬ戦争を生きる』風媒社、2006年
『二一世紀の中国の旅──偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』日本僑報社、2007年
『万人坑を訪ねる──満州国の万人坑と中国人強制連行』緑風出版、2013年
『日本の中国侵略の現場を歩く──撫順・南京・ソ満国境の旅』花伝社、2015年
『華北の万人坑と中国人強制連行──日本の侵略加害の現場を訪ねる』花伝社、2017年
『華南と華中の万人坑──中国人強制連行・強制労働を知る旅』花伝社、2019年
『万人坑に向き合う日本人──中国本土における強制連行・強制労働と万人坑』花伝社、2020年
『中国に現存する万人坑と強制労働の現場──ガイドブック・初めて知る万人坑』花伝社、2022年
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