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海賊たちの黄金時代:死の王の旗の下に

¥1,980 税込

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ISBN 978-4-7634-2113-5
C0098
発行:2024年4月20日
A5判並製  144頁


●内容紹介●
彼らはなぜ、「海賊」となったのか?

舞台は18世紀初頭、植民地支配と海上交易の全盛期。掠奪を繰り返し、死の王の旗(ジョリー・ロジャー)のシンボルで恐れられた海賊の多くは、最下層の労働者として酷使されることからの逃走を試みた、船乗りたちだった。権力者に抵抗すべく海賊となった彼らは、船上に自分たちのユートピアを創り上げていく。

歴史研究を元に「悪役たち」の新たな一面に迫る、渾身のグラフィックノベル。


●著者紹介●
[作/絵]
デイヴィッド・レスター(David Lester)
カナダのグラフィックデザイナー、イラストレーター。ロックユニットMecca Normalのギタリストとして、ミュージシャンの顔ももつ。
グラフィックノベル作家として、作画を担当した1919: A Graphic History of the Winnipeg General Strike (Toronto: Between the Lines Books, 2019)ではカナダ労働研究学会の図書賞を受賞。マーカス・レディカーとポール・ビュールとは、本書に先立ってProphet against Slavery: Benjamin Lay, a Graphic Novel (Boston: Beacon Press, 2021) を刊行。

[作]
マーカス・レディカー(Marcus Rediker)
ピッツバーグ大学歴史学科 大西洋史卓越教授。
近世大西洋世界の船乗りや海賊、奴隷の研究で知られる。虐げられた労働者の闘争に価値を見出す歴史研究を実践するとともに、市民運動家として現代の社会正義のための活動にも積極的。
著作は数多くの言語へと翻訳され、日本では、本書の原作である『海賊たちの黄金時代――アトランティック・ヒストリーの世界』(ミネルヴァ書房、2014年)のほか、『奴隷船の歴史』(みすず書房、2016年)も刊行されている。

[訳]
笠井俊和(かさい・としかず)
群馬県立女子大学文学部 准教授。
著書に、『船乗りがつなぐ大西洋世界――英領植民地ボストンの船員と貿易の社会史』(単著、晃洋書房、2017年)、『海のグローバル・サーキュレーション――海民がつなぐ近代世界』(共著、関西学院大学出版会、2023年)、『改革が作ったアメリカ――初期アメリカ研究の展開』(共著、小鳥遊書房、2023年)など。


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