明治維新という時代:不羈独立の精神はどこへ消えたのか
¥2,420 税込
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ISBN 978-4-7634-2118-0
C0021
発行:2024年5月25日
四六判並製 336頁
●内容紹介●
近代国家成立の源流に学ぶ
独立した精神で時代を切り拓いた「明治維新」、その輝きと衰退を西郷隆盛論から草創期帝国軍隊史、憲政史等から眺望。「日本という国」を奮い起こした「不羈独立の精神」は、なぜ帝国主義・植民地主義・絶対的天皇国家へと凋落していったのか。混迷する近代日本のその起源を辿る。
過去との対話から未来を思考する批判的歴史評論集
●目次●
はじめに
第1章 西郷隆盛は永続革命をめざしたのだろうか
第2章 外国軍隊の撤退を求めた明治維新政府
第3章 ニワトリからアヒルの帝国軍隊
第4章 明治憲法制定史序説
あとがき
●著者紹介●
深草 徹(ふかくさ とおる)
1946年6月28日生。1965年愛知県立旭丘高等学校、1969年東京大学法学部各卒業。鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録(兵庫県弁護士会)。国道43号線道路裁判、尼崎公害裁判、三菱重工職業性難聴集団裁判、市立尼崎高校障害者入学拒否裁判など多くの事件を担当。2018年弁護士リタイア。
深草憲法問題研究室。「九条の会.ひがしなだ」共同代表世話人
著書 『学術会議問題 科学を政治に従わせてはならない』(あけび書房)、『9条とウクライナ問題 試練に立つ護憲派の混迷を乗り超えて』(あけび書房)、「慰安婦」問題の解決 戦後補償への法的視座から』(花伝社)、『戦後最悪の日韓関係 その責任は安倍政権にある』(かもがわ出版)
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