〈日本学術会議問題〉とは何か:任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ
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ISBN 978-4-7634-2127-2
C0036
発行:2024年8月15日
四六判並製 320頁
●内容紹介●
日本学術会議は、これからどうなるのか?
会員任命拒否事件を皮切りに、学術会議を国家機関から外す「法人化論」の登場など、学術会議の在り方が根底から問われている現在。組織の成立に遡り、政治的・社会的・学問的意義を徹底的に検証。「学問と政治」のあるべき関係性、そして「科学」に対する国の政治的責任を問う。
日本学術会議、そして「科学の未来」に向けた提言の書
●目次●
はじめに
一 日本学術会議とは?
1.学術会議とは何か?
2.学術会議の組織はどのように仕組みとなっているか?
3.会員の選考はどのように行なわれるのか?
4.学術会議は科学的助言をどのように行なっているか?
二 任命拒否はなぜ問題なのか?
1.任命拒否はどのように行なわれたのか?
2.任命拒否は正当か?
3.任命拒否と学問の自由とはどのように関連するのか?
三 学術会議のあり方をめぐって問われるべきことは何か?
1.学術会議のあり方はなぜ問題にされているのか?
2.学術会議のあり方を考えるための論点は何か?
3.学術会議の現在のあり方はどのようにして生まれ、評価されてきたか?
4.政権は学術会議をどのように変えようとしているか?
おわりに
参考文献
資料
●著者紹介●
小森田秋夫(こもりだ・あきお)
東京大学名誉教授、神奈川大学名誉教授。1946年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。北海道大学法学部教授、東京大学社会科学研究所教授、神奈川大学法学部教授を歴任。元日本学術会議会員・第一部長。専門は、比較法学、ポーランド法・ロシア法。
著書に、『体制転換と法―ポーランドの道の検証』(有信堂)、『ロシアの陪審裁判』(東洋書店)、『ソビエト裁判紀行』(ナウカ)、『法廷から見た人と社会―ロシア・ポーランド・韓国・ベトナム』(日本評論社)、『現代ロシア法』(編、東京大学出版会)、『日本学術会議会員の任命拒否―何が問題か』(花伝社)ほか。
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