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未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992)

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未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992)

ISBN 978-4-7634-2132-6
C0098
発行:2024年9月10日
A5判並製  288頁


●内容紹介●
シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり……
「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」

シリーズ累計売上300万部突破!
23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー

急展開!!
圧巻の第4巻


シリア人の父とフランス人の母、その間に生まれた3人の子供。
一家はシリアで暮らしていたが、父を残しフランスへ帰国する。
長男・リアドはフランスで中学校に入学するが、そこでもシリア同様いじめが待ち受けていた。
そんな中、両親の言い争いは増え、関係は冷え切ってゆく。
シリアでの生活を望んだ父は、ついにとんでもない行動に出る。
──シリアとフランスで2つの文化を学び、自らのアイデンティティに悩む少年の記録。


●著者紹介●
リアド・サトゥフ(Riad Sattouf)
コミック作家、映画監督。
1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。主な作品に『Les Pauvres Aventures de Jérémie(ジェレミーの情けない冒険/未邦訳)』、『La Vie secrète des jeunes(若者たちの密かな生活/未邦訳)』、『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル/未邦訳)』など。
2010年『Pascal Brutal』でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも『未来のアラブ人』で2度目の受賞を果たす。
『未来のアラブ人』邦訳版は、2020年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
週刊誌で連載した『Les Cahiers d’Esther(エステルの日記/未邦訳)』はテレビアニメ化。2023年アングレーム国際漫画祭で全業績を対象とするグランプリを受賞、欧州コミック界最高の栄誉を得た。
自ら監督・脚本を担当した映画に『Les Beaux Gosses(いかしたガキども)』(2010年セザール賞・初監督作品賞)、『Jacky au royaume des filles(ジャッキーと女たちの王国)』。
『未来のアラブ人』シリーズは作者初めての自伝的作品で、23ヶ国語に翻訳され300万部を超える世界的ベストセラー。2022年11月に第6巻が刊行され完結した。


鵜野孝紀(うの・たかのり)
1967年東京生まれ。
1995年から2013年までパリのマンガ書店・出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。 また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる。
主な訳書に『未来のアラブ人』シリーズ(花伝社)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、ユング『はちみつ色のユン』(DU BOOKS)など。
エルザ・ブランツ『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』(DU BOOKS)ではコラム&解説を担当。


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