進藤榮一著作集《地殻変動する世界》第5巻 現代紛争と軍拡構造:非極紛争から軍産官複合体へ
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ISBN 978-4-7634-2135-7
C3336
発行:2024年9月25日
A5判上製 528頁
●内容紹介●
世界の紛争を非極から掴む
「専制国家」対「民主国家」とのヨコの対立に戦争の根源を見る米欧流戦争論(全体主義パラダイム)でなく、「支配する極」対「支配される非極」とのタテの抗争に現代紛争の本質を見る「非極紛争論」を、米西戦争から朝鮮戦争、ベトナム、イラク戦争に至る戦争を通じて理論構築。軍産官学複合体がつくる冷戦構造を分析、市民主義的日本外交を提示。
従来の戦争論を刷新した現代紛争理論の礎、その集大成
解説
宮田律(現代イスラム研究センター理事長)
広瀬佳一(防衛大学校教授)
●目次●
識者解説
著者解題
Ⅰ 現代紛争の構造
Ⅱ 現代の軍拡構造
Ⅲ 『世界』主要関連論考
●著者紹介●
進藤榮一(しんどう・えいいち)
1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。
専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。
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