消えゆく動物たちが教えてくれたこと
¥2,420 税込
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ISBN 978-4-7634-2149-4
C0098
発行:2024年12月20日
A5判並製 168頁
●内容紹介●
深刻化する環境問題と私たちの運命
ある日、ドラマの撮影に使われた1頭のイルカが自殺した。
この事実に衝撃を受けた環境問題ジャーナリストは、世界中で取材を重ね、動物の命が無意味に消されていく現実に直面する。
いたずらにクジラを殺す伝統儀式、漁獲の40%を廃棄する漁業、環境活動家の暗殺、世界中で毎秒250㎏海に流れ込むプラスチックごみ……
この状況を変えるために、今、私たち一人ひとりがすべきことは何か?
ヨーロッパに衝撃と希望をもたらした環境問題バンドデシネ、待望の邦訳!
●目次●
Chap.1 新たな世界大戦
Chap.2 血の海
Chap.3 集約化という名のホラー
Chap.4 消音銃
Chap.5 ブウィンディ原生国立公園のゴリラ
Chap.6 動物の知性
Chap.7 雑食動物は、肉食動物と同義ではない
Chap.8 蝶が教えてくれたこと
Chap.9 世界のゴミ
Chap.10 北極
Chap.11 地球が疲弊している
Chap.12 希望を持ち続けるために
●著者紹介●
作 ユーゴ・クレマン
ジャーナリスト、環境活動家。ドキュメンタリーシリーズ『Sur le Front』(France Télévisions)の制作・司会を務め、調査メディア『Vakita』を立ち上げた。著書に『Les Lapins ne mangent pas de carottes』(2022年、Fayard)、『Journal de guerre écologique』(2020年、Fayard)、『Comment j’ai arrêté de manger les animaux』(2019年、Seuil)などがある。
絵 ドミニク・メルモー
漫画家。著書に『Par la force des arbres』(2023年)、『Entre les lignes』(2022年)、『Les mille et une vies des urgences』(2017年、以上Rue de Sèves)、『L’Appel』(2016年、Glénat)などがある。
構成 ヴィンセント・ラヴァレック
作家、脚本家、監督・プロデューサー。著書『Cantique de la racaille』(1994年)でフランスの文学賞であるフロール賞をはじめ数々の文学賞を受賞。その他の著書に『Mémoires intimes d’un pauvre vieux essayant de survivre en milieu hostile』(2023年、Fayard)、『Sainte-Chroix-des-Vaches』三部作(2018年〜2020年、Fayard)。短編小説全集はAu Diable Vauvertより出版(2020年)。
訳 冨山真鶴
1988年、鹿児島県生まれ、和歌山県育ち。大阪大学大学院高等司法研究科で法律を学んだ後、ロンドン大学大学院開発学科を修了。専門調査員としてバングラデシュで2年勤務した後、フランスへ1年留学。その後エチオピアで草の根委嘱員としての勤務を経て、現在ロンドン在住。海外漫画が大好きで翻訳活動に意欲的。
Xアカウント:@maz_in_BD
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