2022/05/06 11:50

花伝社の久保でございます。


弊社刊「平成都市計画史」がこの度
2021年度日本都市計画学会論文賞
2022年日本建築学会著作賞
・第12回不動産協会賞
を受賞いたしました。

都市計画学者のトップランナーであり、東京都立大学教授の饗庭伸先生による、平成期都市計画の歴史絵巻。

「法」と「制度」のせめぎあいのなかで、「少しでも良い都市」を目指し展開してきた日本の都市計画。
スプロールからシュリンクに向かっていった平成期、想定外の災害に何度も直面しつつ、私たちはどのように都市をつくってきたのか?
規制緩和、コミュニティ、地方分権、復興などのキーワードを手掛かりに、“もっとも近い過去”の軌跡をたどり、現在と未来の行方を探る。
都市をつくり、使う私たちの現在地を照射する、30年間の総括した、都市計画の新たな基礎文献です。

以下、2022年日本建築学会著作賞講評より抜粋
「初学者をはじめ、専門家ではない読者にも読み通しやすい平易な語り口とあわせ、現在 に直接流れ込む近過去を総合的かつダイナミックに扱った都市計画分野の専門書として、 本書刊行の意義は高く評価できる。」

行政、都市計画、建築関係の方は勿論のこと、日本に住まう私たちにとって指針となる1冊です。


饗庭先生の代表作
「都市をたたむ」


こちらも必携の1冊です。