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身のまわりの不思議を科学する:自然、健康、生活、料理のサイエンス
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2137-1 C0040 発行:2024年9月25日 四六判並製 136頁 ●内容紹介● 花はどうして決まった時期に咲く? 気象予報の仕組みって? 熱冷ましシートはなぜ冷たい? ブルーライトは体に悪い? 不織布とはどんな布? 2日目のカレーがおいしいのはなぜ? ……その疑問、科学で答えるとこうなります 身近な「?」が、科学への第一歩。 明日のために、科学を通じて社会を、世界をとらえよう! ●目次● 第1章 自然についてのサイエンス 第2章 健康についてのサイエンス 第3章 生活の中のサイエンス 第4章 料理のサイエンス ●著者紹介● 古崎新太郎(ふるさき・しんたろう) 1960年東京大学卒業、1964年マサチューセッツ工科大学修士、1977年工学博士(東京大学)。東京大学教授、九州大学教授、崇城大学教授、化学工学会会長、日本膜学会会長、化学兵器禁止機関(OPCW)科学諮問委員会(SAB)委員(オランダ、ハーグ)、日本学術会議会員、連携会員などを歴任。現在、東京大学名誉教授。 著書: 『移動速度論』(培風館)、『分離精製工学入門』(学会出版センター)、『バイオ生産物の分離工学』(培風館)、『化学工学』(朝倉書店)、Expanding World of Chemical Engineering(Taylor & Francis)など多数。専門は化学工学、生物化学工学。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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アメリカの悲劇(上)
¥3,300
ISBN 978-4-7634-2136-4 C0097 発行:2024年9月25日 A5判上製 568頁 ●内容紹介● アメリカ現代文学の先駆的傑作、待望の新訳! 夢を求めてアメリカ社会の中で生き抜こうとした青年……。貧困と差別、性の在り方、資本家と労働者、宗教の役割、陪審制度と死刑問題、新聞の役割など、現代に繋がるアメリカ社会の断面を浮き彫りにしながら、その中に生きる人々の苦闘を描く。 ●目次● 第一部 第二部 ●著者紹介● 【作者紹介】 セオドア・ドライサー(Theodore Dreiser) 1871年、米国インディアナ州の田舎町でカトリック系ドイツ人移民の貧しい家庭に生まれる。新聞記者見習いを経てジャーナリストとして身を立てた後、1900年に小説『シスター・キャリー』を発表したが、世に認められず、挫折感から鬱病となる。雌伏10年、作家として再起を果した後は、小説のみならず、旅行記、自伝、エッセー、戯曲、社会評論など多方面で活発に執筆し、1920年代、1930年代には米国社会のオピニオンリーダーとみなされるまでになる。1945年、死去。 【訳者紹介】 村山淳彦(むらやま・きよひこ) 東京都立大学名誉教授。1944年、北海道生まれ。最終学歴は東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。國學院大學、一橋大学、東京都立大学、東洋大学で教職に就く。国際ドライサー協会顧問。 おもな著訳書に『セオドア・ドライサー論──アメリカと悲劇』(南雲堂、1987年、日米友好基金アメリカ研究図書賞受賞)、『エドガー・アラン・ポーの復讐』(未來社、2014年)、『ドライサーを読み返せ──甦るアメリカ文学の巨人』(花伝社、2022年)、ドライサー『シスター・キャリー』(岩波書店、1997年)、キース・ニューリン編『セオドア・ドライサー事典』(雄松堂出版、2007年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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進藤榮一著作集《地殻変動する世界》第5巻 現代紛争と軍拡構造:非極紛争から軍産官複合体へ
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2135-7 C3336 発行:2024年9月25日 A5判上製 528頁 ●内容紹介● 世界の紛争を非極から掴む 「専制国家」対「民主国家」とのヨコの対立に戦争の根源を見る米欧流戦争論(全体主義パラダイム)でなく、「支配する極」対「支配される非極」とのタテの抗争に現代紛争の本質を見る「非極紛争論」を、米西戦争から朝鮮戦争、ベトナム、イラク戦争に至る戦争を通じて理論構築。軍産官学複合体がつくる冷戦構造を分析、市民主義的日本外交を提示。 従来の戦争論を刷新した現代紛争理論の礎、その集大成 解説 宮田律(現代イスラム研究センター理事長) 広瀬佳一(防衛大学校教授) ●目次● 識者解説 著者解題 Ⅰ 現代紛争の構造 Ⅱ 現代の軍拡構造 Ⅲ 『世界』主要関連論考 ●著者紹介● 進藤榮一(しんどう・えいいち) 1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。 専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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概説 グルントヴィ:近代デンマークの礎を築いた「国父」、その思想と生涯
¥2,420
ISBN 978-4-7634-2133-3 C0037 発行:2024年9月10日 A5判並製 248頁 ●内容紹介● 今あらためて脚光を浴びる北欧の教育思想家、N. F. S. グルントヴィ 19世紀、対独戦での敗北によりデンマークは独立国家としての危機を迎えていた。グルントヴィは国民の大多数を占める農民を、「デンマーク人」としての意識や政治参加する市民として覚醒させるための民衆教育を構想する──母語の獲得、神話や歴史の学習、詩や歌といった民衆文化の尊重、立場を越えた対話、政治的主体化の教育などを通じて現代まで続く豊かな民主主義の土壌を作り上げたグルントヴィの足跡と、その現代的意味を概説。 参加型・対話型民主主義が深く根差すデンマーク その精神的支柱、グルントヴィとは何者か? ●目次● 序 グルントヴィの生涯 第1章 ロマン主義者 第2章 神話論者 第3章 牧師 第4章 歴史家 第5章 教育者 第6章 讃美歌作家 第7章 政治家 第8章 デンマーク人 第9章 デンマークにおけるグルントヴィの遺産 第10章 世界のなかのグルントヴィ ●著者紹介● アナス・ホルム(Anders Holm) 1973年生まれ。コペンハーゲン大学神学部准教授。2007年にN. F. S. グルントヴィとS.キルケゴールに関する論考でオーフス大学より博士学位を取得。2011年より学術誌『グルントヴィ研究』の編集委員を務める。2016年にはアメリカのアラバマ州バーミンガムにあるサムフォード大学客員教授。教育や講演、作家活動を通じて、デンマーク国内外でグルントヴィの著作や遺産の研究と普及に貢献している。主著に、『歴史と反響――N. F. S. グルントヴィの「デーンの防塁」誌研究』(Historie og Efterklang, En Studie i N. F. S. Grundtvigs Tidskrift Dannne-Virke, Odense Universtetsforlag, 2001)、『キルケゴールとグルントヴィ――同時代思想家の相互批判』(To Samtidige: Kierkegaards og Grundtvigs Kritik af hinanden, Copenhagen, Anis, 2009)、『グルントヴィ案内とテクスト』(Grundtvig, En Introduktion og tekster, Systime, 2012)などがある。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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母を亡くした女性たち:「マザレス女性」は何を思い、どう生きたか
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2134-0 C0036 発行:2024年9月10日 四六判並製 168頁 ●内容紹介● この悲しみはいつか、私を支える強さになる── 主に10代・20代で母親を亡くしたマザレス(mother less)女性たちは、人生のロールモデルであり最も身近な理解者の不在をどう受け止め、どのような「母のいない人生」を歩んできたのか? 当事者みずからが、誰にも語れなかった当事者たちの声を丹念に拾い集めた、それぞれの喪失と恢復のストーリー。 早すぎる母親の死と向き合った、彼女たちの生き方から見えてくるものとは ●目次● 第1章 母親を亡くした女性たち 第2章 海外における先行研究 第3章 母を亡くした女性たちのライフストーリー 第4章 女性たちの気持ちの変化とライフステージ 第5章 親戚との関係 第6章 意地悪な他人、親切な他人 第7章 もがき苦しんだ先につかんだもの ●著者紹介● 臼田明子(うすだ・あきこ) 旧姓筒井。1963年東京生まれ、神奈川育ち。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員(2013年~現在)。任意団体「マザレスお嬢」(母親と早期死別した女性の会)主宰(2018年~現在)。 雙葉高校、慶應義塾大学文学部(英米文学)卒業後、NECに8年半勤務。その間に29歳で結婚、30歳で第一子出産。育児休職中に夫がオーストラリアのシドニーに転勤となり、帯同するため退職。シドニー大学大学院修士課程ジェンダー・スタディーズ専攻入学。在学中に第二子出産。修士号(Master of Letters)取得。ニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で女性学(Women’s Studies)専攻にて博士号(PhD)取得。2024年初孫誕生。 単著に、『女性進出の影で:オーストラリアのジェンダー事情』(新風舎、2003年)、“Husbands’ Inconsistencies and Resistance: Japanese Husbands’ Views on Employment of Married Women”(博士論文)(LAP Lambert Academic Publishing、ドイツ、2010年)、『オーストラリアの学校外保育と親のケア』(豪日交流基金・オーストラリア大使館出版賞受賞・旧サー・ニール・カリー賞、明石書店、2016年)。共著に、池本美香(編著)『子どもの放課後を考える──諸外国との比較で見る学童保育問題』(「第7章オーストラリア」を担当執筆。勁草書房、2009年)、松村祥子・野中賢治(編著)『学童保育指導員の国際比較』(「オーストラリア」の章を担当執筆。中央法規出版、2014年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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検証・100部隊:関東軍軍馬防疫廠の細菌戦研究
¥3,850
ISBN 978-4-7634-2131-9 C3021 発行:2024年9月5日 A5判上製 274頁 ●内容紹介● 731部隊の裏に隠された 謎多き「100部隊」、その実像に迫る! 100部隊の存在を跡付けた『731部隊と100部隊』(花伝社)の刊行からほどなく、出版社宛てに突如届いた「元100部隊隊員から遺言を受けた」人物からの匿名資料提供。新たに出てきたこの「秘密資料」に加え、さまざまな史資料を組み合わせ浮かび上がる100部隊の、その驚愕の実態とは── ●目次● はしがき 第一章 陸軍獣医部と関東軍軍馬防疫廠 第二章 関東軍軍馬防疫廠一〇〇部隊の虚像と実像 第三章 情報戦としての細菌戦 あとがき ●著者紹介● 小河 孝 (おがわ・たかし) 元日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科教授。1943年東京都八王子市生まれ。北海道大学獣医学部獣医学科卒業。博士(獣医学)。農林水産省家畜衛生試験場などで研究職として35年間勤務(疫学研究室長、九州支場長)。ほかJICAベトナム国立獣医学研究所プロジェクト・チーフアドバイザーなどを歴任。専門分野は獣医疫学。 著書に『満州における軍馬の鼻疽と関東軍』(文理閣)。 加藤哲郎(かとう・てつろう) 一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。 著書に『20世紀を超えて』『情報戦の時代』『情報戦と現代史』『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後日本』『パンデミックの政治学』(花伝社)、『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、など多数。 松野誠也(まつの・せいや) 黒龍江外国語学院特任教授、明治学院大学国際平和研究所研究員。1974年埼玉県上尾市生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。専門は日本近現代史。 編著に、『毒ガス戦関係資料Ⅱ』(共編、不二出版、1997年)、『十五年戦争期 軍紀・風紀関係資料』(共編、現代史料出版、2001年)、『日本軍 思想・検閲関係資料』(現代史料出版、2003年)、『満州国軍ノ現況』(不二出版、2003年)、『大本営陸軍部 上奏関係資料』(共編、現代史料出版、2005年)、『日本軍の毒ガス兵器』(凱風社、2005年)、『関東軍化学部・毒ガス戦教育演習関係資料』(共編、不二出版、2006年)、『陸軍省「調査彙報」』全5冊(不二出版、2007年~2008年)、『迫撃第五大隊毒ガス戦関係資料』(不二出版、2019年)、『陸軍登戸研究所関係資料』(不二出版、2024年)がある。ほか、学術論文多数。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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北大院生協議会史:大学院生の苦闘と成長の軌跡
¥3,520
ISBN 978-4-7634-2125-8 C0036 発行:2024年9月5日 A5判並製 348頁 ●内容紹介● 「高等教育の拡大・多様化」の初期に、 大学院生は何に悩み、どう手を取り合ってきたのか 戦後の高等教育の民主化の一環としての「新制大学院制度」のもとで、生活・研究条件の改善、研究の自主的、創造的発展を求め、院生協議会を組織し、大学当局・部局と粘り強い交渉を重ねた運動の軌跡を辿る。 大学院制度の未来を見据えて編まれた 貴重な本邦初の院協運動史、ついに刊行 ●目次● 目次 執筆者一覧 まえがき 第Ⅰ部 北大院史(通史) 第Ⅱ部 各研究科と個別分野における北大院協の活動 第Ⅲ部 北大院協と私(個人回想録) 第Ⅳ部 資料・年表・文献一覧 あとがき 【編集後記】 執筆者一覧 ●著者紹介● (編集委員) 佐々木忠、岡孝雄、小坂直人、佐久間亨、高田純、手島繁一、羽田貴史、平田文男、明神勲、山口博教 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992)
¥3,080
未来のアラブ人4:中東の子ども時代(1987―1992) ISBN 978-4-7634-2132-6 C0098 発行:2024年9月10日 A5判並製 288頁 ●内容紹介● シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり…… 「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」 シリーズ累計売上300万部突破! 23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー 急展開!! 圧巻の第4巻 シリア人の父とフランス人の母、その間に生まれた3人の子供。 一家はシリアで暮らしていたが、父を残しフランスへ帰国する。 長男・リアドはフランスで中学校に入学するが、そこでもシリア同様いじめが待ち受けていた。 そんな中、両親の言い争いは増え、関係は冷え切ってゆく。 シリアでの生活を望んだ父は、ついにとんでもない行動に出る。 ──シリアとフランスで2つの文化を学び、自らのアイデンティティに悩む少年の記録。 ●著者紹介● リアド・サトゥフ(Riad Sattouf) コミック作家、映画監督。 1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。主な作品に『Les Pauvres Aventures de Jérémie(ジェレミーの情けない冒険/未邦訳)』、『La Vie secrète des jeunes(若者たちの密かな生活/未邦訳)』、『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル/未邦訳)』など。 2010年『Pascal Brutal』でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも『未来のアラブ人』で2度目の受賞を果たす。 『未来のアラブ人』邦訳版は、2020年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。 週刊誌で連載した『Les Cahiers d’Esther(エステルの日記/未邦訳)』はテレビアニメ化。2023年アングレーム国際漫画祭で全業績を対象とするグランプリを受賞、欧州コミック界最高の栄誉を得た。 自ら監督・脚本を担当した映画に『Les Beaux Gosses(いかしたガキども)』(2010年セザール賞・初監督作品賞)、『Jacky au royaume des filles(ジャッキーと女たちの王国)』。 『未来のアラブ人』シリーズは作者初めての自伝的作品で、23ヶ国語に翻訳され300万部を超える世界的ベストセラー。2022年11月に第6巻が刊行され完結した。 鵜野孝紀(うの・たかのり) 1967年東京生まれ。 1995年から2013年までパリのマンガ書店・出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。 また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる。 主な訳書に『未来のアラブ人』シリーズ(花伝社)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、ユング『はちみつ色のユン』(DU BOOKS)など。 エルザ・ブランツ『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』(DU BOOKS)ではコラム&解説を担当。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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袴田巖と世界一の姉:冤罪・袴田事件をめぐる人びとの願い
¥1,980
ISBN 978-4-7634-2130-2 C0036 発行:2024年8月25日 四六判並製 288頁 ●内容紹介● いよいよ審判が下る、戦後最大の冤罪事件 見込み捜査と捏造証拠により死刑判決を受け、60年近く雪冤の闘いが繰り広げられてきた袴田事件。 数奇な運命をたどってきた88歳の死刑囚と91歳の姉、そして「耐えがたいほど正義に反する」現実に立ち向かってきた人々の悲願が、いま実現する—— 無実の人・袴田巖を支え続けた姉・ひで子と、弁護団・支援者たちの闘いを追った、渾身のルポ ●目次● 序 章 袴田巖が帰ってきた 第1章 事件発生から逮捕へ 第2章 証拠をめぐる疑惑の数々 第3章 袴田事件と交錯する人生 第4章 雪冤への長い道のり 第5章 〝開かずの扉〟の先にあるもの 終 章 「常識」を取り戻す闘い 本書によせて 袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会事務局長 山崎俊樹 解説 ルポライター 鎌田 慧 ●著者紹介● 粟野仁雄(あわの・まさお) ジャーナリスト。1956年生まれ、兵庫県西宮市育ち。大阪大学文学部西洋史学科卒、ミノルタカメラを経て1982年から共同通信記者。2001年に退社。ジャーナリストとして現在に至る。『サハリンに残されて』『瓦礫の中の群像=阪神大震災』『アスベスト禍』『警察の犯罪』『原発難民』など、現場ルポを中心とした著書多数。災害取材、将棋やレスリング、柔道の取材も手掛ける。趣味は水泳、スケートとオートバイ、ピアノ演奏、クラシック音楽鑑賞。神戸市在住。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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思いつきだらけの医療常識:「生物多様性」で見えてくる医療のウソとホント
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2129-6 C0047 発行:2024年8月25日 四六判並製 224頁 ●内容紹介● がん検診とがん治療、そしてワクチンも、すべては「思いつき」だった!? ○「おまじない」から始まった医療、実は現代も変わらない!? ○統計データから読み解くがん医療の実態と、その限界 ○過剰診断を生み出すがん検診、大きな代償をもたらすがん治療に、意味はあるのか? ○手洗いもワクチンも、実はほとんどの感染症には無意味だった事実 ○進化生物学の説く「生物多様性」から医療常識を疑えば、本当の医療が見えてくる! 「受けるべき医療は自分で決める」――新しい時代へのガイドブック! ●目次● 第1章 医療は医者の「思いつき」の歴史 第2章 がん医療の嘘と真実 第3章 無意味なばかりか有害なワクチン 第4章 医療を見抜くための進化生物学入門 第5章 医療は自由選択の時代へ ●著者紹介● 木川芳春(きかわ・よしはる) 1951年生。1977年、京都大学医学部卒業。福井赤十字病院小児科勤務後、福井医科大学小児科(現福井大学医学部)常勤講師を経て、現在、キンダークリニックきかわ小児科開設、埼玉県飯能靖和病院(木川浩志理事長)嘱託。 京都大学医学博士。京都大学医学部医化学研修員。海外研修にて米国シカゴ・イリノイ州立大学生化学教室訪問研究員。旧文部省より公費留学にてドイツ・ミュンヘン小児病院で共同研究。生化学、小児白血病、小児遺伝学、小児科アレルギー分野にて筆頭著者として英文原著論文を米国専門医学・学会雑誌等に掲載。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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藍子
¥2,200
ISBN 978-4-7634-2128-9 C0093 発行:2024年8月15日 四六判並製 430頁 ●内容紹介● 高校生の目から見た 日本共産党「50年問題」分裂時代 1951年、京都。電柱に貼られた民主青年団のステッカーが16歳の 藍子の胸を波立たせた。イールズ声明反対、文化祭、朝鮮戦争、 文学クラブ、メーデー、旗作り、山村工作隊、レポ活動……。 時代と社会にスパークした藍子の青春物語。 ●目次● 第一章 藍子 第二章 文化祭前後 第三章 明日 第四章 レポ 第五章 藍子の旗 第六章 一九五二年 藍子・最終章 70年後の藍子〜あとがきに変えて ●著者紹介● 草川八重子(くさかわ・やえこ) 1934年 京都市右京区で誕生 1953年 京都市立西京高校卒業 1953年 全電通大阪天満支部書記として就職 1990年 内田百閒生誕百年記念 第一回 岡山・吉備国文学賞最優秀賞 著書に『女の水脈』(毎日新聞社 1983年)、『少女の季節』(沖積舎 1989年)、『風の伝言』(かもがわ出版 1990年)、『海を抱く』(新日本出版社)1992年、『奔馬河上肇の妻』(角川書店 1996年)、『山の慟哭』(未来工房 1998年)、『お月さまはお空のバナナ』(未来工房 1999年)、『空飛ぶおばあさん』(本の泉社 2000年)、『ある巨木──蔡東隆ものがたり』(かもがわ出版 2001年)、『黄色いコスモス』(花伝社 2023年) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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〈日本学術会議問題〉とは何か:任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ
¥2,420
ISBN 978-4-7634-2127-2 C0036 発行:2024年8月15日 四六判並製 320頁 ●内容紹介● 日本学術会議は、これからどうなるのか? 会員任命拒否事件を皮切りに、学術会議を国家機関から外す「法人化論」の登場など、学術会議の在り方が根底から問われている現在。組織の成立に遡り、政治的・社会的・学問的意義を徹底的に検証。「学問と政治」のあるべき関係性、そして「科学」に対する国の政治的責任を問う。 日本学術会議、そして「科学の未来」に向けた提言の書 ●目次● はじめに 一 日本学術会議とは? 1.学術会議とは何か? 2.学術会議の組織はどのように仕組みとなっているか? 3.会員の選考はどのように行なわれるのか? 4.学術会議は科学的助言をどのように行なっているか? 二 任命拒否はなぜ問題なのか? 1.任命拒否はどのように行なわれたのか? 2.任命拒否は正当か? 3.任命拒否と学問の自由とはどのように関連するのか? 三 学術会議のあり方をめぐって問われるべきことは何か? 1.学術会議のあり方はなぜ問題にされているのか? 2.学術会議のあり方を考えるための論点は何か? 3.学術会議の現在のあり方はどのようにして生まれ、評価されてきたか? 4.政権は学術会議をどのように変えようとしているか? おわりに 参考文献 資料 ●著者紹介● 小森田秋夫(こもりだ・あきお) 東京大学名誉教授、神奈川大学名誉教授。1946年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。北海道大学法学部教授、東京大学社会科学研究所教授、神奈川大学法学部教授を歴任。元日本学術会議会員・第一部長。専門は、比較法学、ポーランド法・ロシア法。 著書に、『体制転換と法―ポーランドの道の検証』(有信堂)、『ロシアの陪審裁判』(東洋書店)、『ソビエト裁判紀行』(ナウカ)、『法廷から見た人と社会―ロシア・ポーランド・韓国・ベトナム』(日本評論社)、『現代ロシア法』(編、東京大学出版会)、『日本学術会議会員の任命拒否―何が問題か』(花伝社)ほか。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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進藤榮一著作集〈地殻変動する世界〉第4巻 アジア力の世紀:光は東方から
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2124-1 C3336 発行:2024年7月25日 A5判上製 448頁 ●内容紹介● 「パクス・アメリカーナ」から「パクス・アシアーナ」へ 勃興するアジアの経済社会動向を、韓国、中国、インドネシアからアセアン各国、ネパール、インドに至る現地調査を基に発展の未来を予測。アジア主義の過去と欧州統合の未来を見据え、アジア地域統合の近未来と「一帯一路」ユーラシア戦略の展望――「パクス・アシアーナへの道」を描く。 「行動する国際政治学者」の半世紀にわたるアジア論、その軌跡 解説 平川均(名古屋大学) 大西宏(京都大学・慶應義塾大学) ●目次● 識者解説 著者解題 Ⅰ 「岡倉天心と東アジア共同体」 Ⅱ 東アジア共同体をどうつくるか Ⅲ アジア力の世紀 Ⅳ 動き始めた朝鮮半島から一対一路構想へ ●著者紹介● 進藤榮一(しんどう・えいいち) 1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。 専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)、『現代紛争の構造』『アメリカ 黄昏の帝国』『戦後の原像』『分割された領土』(いずれも岩波書店)、『非極の世界像』『敗戦の逆説』『日本の戦略力』(いずれも筑摩書房)、『現代国際関係学』(有斐閣)、『国際公共政策』(日本経済評論社)など多数。『芦田均日記』全7巻(岩波書店)編纂、『国際公共政策』叢書(全10巻)総編集。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「多様性時代」の人権感覚:実例に学ぶ人権ノート
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2126-5 C0036 発行:2024年7月25日 四六判並製 256頁 ●内容紹介● ジェンダー、DV、いじめ、共同親権、過労死、冤罪…… わたしたちが直面する人権問題に、どう向き合っていけばよいのか? ジェンダーギャップをはじめ、国際的にも指摘される日本の遅れた人権環境。 多様性の時代を迎え、ますます複雑化する人権問題を前に、私たちは何を、どう変えていくべきなのか。 具体的な事例をもとに、一人ひとりの意識をアップデートするための手がかりを探る。 職場で、教育現場で、家庭で、いま求められる「人権」のあるべきかたち ●目次● 第1章 「人権」受難時代の問題例を解く 第2章 DVと人権問題 第3章 増え続ける虐待から児童を守る 第4章 同性婚とパートナーシップ制度 第5章 生存権を保障する生活保護 第6章 婚姻における夫婦の「氏」の選択 第7章 違法捜査の実態と被疑者の人権侵害 第8章 離婚をめぐる妻の人権問題 第9章 止まらぬ過労死事件――問われる経営者の人権感覚 第10章 いじめ事件と人権侵害 第11章 こどものための共同親権 第12章 トランスジェンダーの性転換をめぐる法律と人権問題 第13章 袴田事件から考える再審制度 第14章 6つの冤罪事件を読み解く ●著者紹介● 澤田省三(さわだしょうぞう) 1936年兵庫県豊岡市出身。関西大学大学院法学研究科修士課程中退、法務省入省。 法務大臣官房長付、法務省民事局補佐官、法務省東京法務局人権擁護部第二課長等を経て 鹿児島女子大学教授、志學館大学法学部教授、同図書館長、同特任教授、中京大学法科大学院教授、市町村職員中央研修所講師、全国国際文化研修所講師等歴任 主な著書 『夫婦別氏論と戸籍問題』(ぎょうせい・1990年) 『家族法と戸籍をめぐる若干の問題』(テイハン・2000年) 細川清・海老原良宗共編『家族法と戸籍――その現在及び将来――戸籍誌第500号記念論文集』(テイハン・1985年) 野田愛子・梶村太市総編集『新家族法実務大系(2)』(新日本法規出版・2008年) 『私の漱石ノート』(花伝社・2014年) 『法の適用に関する通則法と渉外戸籍事件』(テイハン・2020年) 『新版親族法概論』(テイハン・2023年) その他著書・論文多数 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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感情のアーカイヴ:トラウマ、セクシュアリティ、レズビアンの公的文化
¥4,400
ISBN 978-4-7634-2114-2 C0036 発行:2024年6月30日 四六判上製 504頁 ●内容紹介● レズビアンによる「彼女たちの歴史(ハーストーリー)」から、 トラウマ理論を組み立て直す 精神医療や、奴隷制・ホロコーストなどの公的惨事の歴史において、私的とされ、あるいは過度に病理化され不可視化されてきた、日常のなかのネガティヴな感情や性的トラウマ。ブッチ/フェム、ディアスポラ、エイズ・アクティヴィズムや癒しをめぐるレズビアン文化の多様で固有なテクスト・実践から、語られえないトラウマ、断片的ではかない記憶や感覚を拾い集め、トラウマ概念の再定義、そして未来のための新たな対抗的公共圏の創造を探求する。 小説、詩、エッセイ、回想録(メモワール)、ヴィデオ、映画、写真、パフォーマンス、インタビュー……さまざまな文化的テクストをもとにトラウマへの非臨床的アプローチの可能性を描いた2000年代初期クィア文化研究の意欲作。 ●目次● 日本語版への序文 謝辞 序章 トラウマのアーカイヴズ 第一章 クィア・トラウマの日常生活 第二章 トラウマと触覚──ブッチ/フェムのセクシュアリティ 第三章 性的トラウマ/クィアな記憶──インセスト、レズビアニズム、癒しの文化 第四章 トランスナショナルなトラウマとクィア・ディアスポラの公共性 第五章 エイズ・アクティヴィズムと公的感情: ACT UPのレズビアンたちの記録 第六章 トラウマの遺産、アクティヴィズムの遺産──喪と闘争性再訪 第七章 レズビアンの感情のアーカイヴにて エピローグ 付記──インタビューについて フィルモグラフィー 注 ●著者紹介● アン・ツヴェッコヴィッチ(Ann Cvetkovich) カールトン大学社会変革フェミニスト研究所教授。2024年よりテキサス大学オースティン校女性・ジェンダー・セクシュアリティ研究学部教授。 著書に、Mixed Feelings: Feminism, Mass Culture, and Victorian Sensationalism(Rutgers, 1992)、Depression: A Public Feeling(Duke University Press, 2012)など。GLQ: A Journal of Lesbian and Gay Studiesの元共同編集者。 菅野優香(かんの・ゆうか) カリフォルニア大学アーヴァイン校博士課程(視覚研究)修了。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は映画・視覚文化研究、クィア・スタディーズ。 単著に『クィア・シネマ』(フィルムアート社、2023年)、編著に『クィア・シネマ・スタディーズ』(晃洋書房、2021年)、共著に『日活ロマンポルノ性の美学と政治学』(水声社、2023年)、The Japanese Cinema Book (BFI/Bloomsbury, 2020)、『クィア・スタディーズをひらく』(晃洋書房、2020年)など。 長島佐恵子(ながしま・さえこ) 東京大学大学院・ヨーク大学大学院修士(英文学)修了。中央大学法学部教授。専門は20世紀英国小説、クィア批評。 共著に『クィア・シネマ・スタディーズ』(晃洋書房、2021年)、『二〇世紀「英国」小説の展開』(松柏社、2020年)『読むことのクィアー続 愛の技法』(中央大学人文科学研究所、2019年)、『LGBTをめぐる法と社会』(日本加除出版、2019年)など。 佐喜真 彩(さきま・あや) 一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。立教大学非常勤講師。専門はポストコロニアル研究・沖縄文学・フェミニズム研究。 論文に「憑依される身体から感染する身体へ:目取真俊「群蝶の木」にみる戦後世代の戦争トラウマ」『女性・戦争・人権』(21号、2022年)、“Voices of Despair: Encounter Between a Sex Worker and a Soldier in Post War Okinawa in Sueko Yoshida’s Love Suicide at Kamaara” Correspondence, (3: 2018)など。 佐々木裕子(ささき・ゆうこ) 東京大学大学院博士課程単位取得退学。大学非常勤講師(杏林大学ほか)。専門はフェミニズム研究、クィア研究、レズビアン研究。 論文に「 「ピンクの肉が覗いている」──「茅ケ崎へ、茅ケ崎へ」におけるらいてうと紅吉の身体的な感応について」『女性学』(28巻、2021年)、「 「レズビアンとか何かとは違って」──石井桃子『幻の朱い実』における女どうしの非性的で身体的な関係性について」『JunCture』(13号、2022年)。共著に『統べるもの/叛くもの──統治とキリスト教の異同をめぐって』(新教出版社、2019年)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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ハロー、はいさい、またあした!:「沖縄の心」に向き合う旅の記録
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2123-4 C0036 発行:2024年6月25日 四六判上製 256頁 ●内容紹介● 沖縄が沖縄のままで、日本だと思える日は来るのだろうか? 1972年、「日本復帰」を果たした沖縄を、本当の意味で本土は受け入れてきただろうか――積年の心掛かりと向き合うべく、私は初めて沖縄の地に降り立った。 凄惨な沖縄戦の記憶、重くのしかかる米軍基地負担、そして、ふとした瞬間に心を閉ざす人々……かの地で感じた沖縄の現状から、「沖縄と本土」の未来を考える。 沖縄と本土がともにある社会を創造するために―― ●目次● 序 章 わが生涯の悔い 第一章 平和の礎へ 第二章 ひめゆり平和祈念資料館で 第三章 嘉数高台で考える 第四章 やさしさとかすかな「拒否」 第五章 旅の終わりに ●著者紹介● 平尾彩子(ひらお・あやこ) 1944年仙台市出身。津田塾大学大学院文学研究科修士(1969年)。ミズーリ大学大学院ジャーナリズム学科修士(1983年)。大学講師を経て、1984年よりフリーランスライターとして、PHP Intersect、Mainichi Daily News、Asahi Evening News、朝日新聞社国際配信部等に寄稿。株式会社ハーレクイン勤務ののち、現在、精神対話士。 著書『モンブランに立つ』(リヨン社、1988年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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検証・コロナワクチンpart2:ワクチン接種がこの国にもたらしたもの
¥2,200
ISBN 978-4-7634-2122-7 C0047 発行:2024年6月25日 四六判上製 256頁 ●内容紹介● 「科学と医学と知る権利が歪められ、検閲が進むここ日本で、全国民が手にすべきワクチン最重要データです」 ――堤未果(国際ジャーナリスト) ワクチン接種開始当初から慎重な立場を取り、国内のデータを中心に分析した結果からそのリスクを指摘してきたがん専門医が問う、“すべてが変わった4年間”の検証。 ●目次● 第1章 コロナワクチンの効果 第2章 コロナワクチンによる副反応 第3章 超過死亡 ●著者紹介● 小島勢二(こじま・せいじ) 名古屋大学名誉教授、名古屋小児がん基金理事長。1976年に名古屋大学医学部卒業、静岡県立こども病院、名古屋第1赤十字病院で小児がんや難治性血液疾患の診療に従事。1999年に名古屋大学小児科教授に就任、次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子診断や遺伝子治療の開発を行う。日本血液学会、日本小児科学会、日本小児血液・がん学会、日本造血細胞移植学会の理事を歴任。2016年に名古屋大学を退官後は名古屋小児がん基金を設立。発表英文論文の総数:450編、総引用回数:19,000、h指数:75。 著書に『検証・コロナワクチン――実際の効果、副反応、そして超過死亡』(花伝社、2023)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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「時代」を切り拓いた女性たち:国境を越えた14人の闘い
¥1,980
ISBN 978-4-7634- 2121-0 C0036 発行:2024年6月10日 四六判並製 304頁 ●内容紹介● 「女性の時代」の本質に迫り、壁を打ち破る 津田梅子、大山捨松、川上貞奴、三浦環、クーデンホーフ光子、相馬黒光、平塚らいてう、市川房枝、山田わか、李香蘭、李方子、加藤シヅエ、沢田美喜、緒方貞子…… グローバルな視座から日本を変えた彼女たちに、今こそ学ぶ―― ●目次● 第1章 女子米国留学生たちが築いた道 第2章 世界へ飛翔した女優とプリマドンナ 第3章 孤高の国際結婚、反骨の亡命者庇護 第4章 女権解放を駆動させた3人の女 第5章 激動の昭和 流転したふたりの「李」 第6章 戦後民主化への歩み ●著者紹介● 原野城治(はらの・じょうじ) 1948年広島県生まれ。1972年上智大学文学部英文科卒。同年、時事通信社入社、政治部記者。首相官邸、自民党、外務、防衛各省担当、パリ特派員、編集委員、解説委員、秘書部長、編集局次長を経て、2003年株式会社ジャパンエコー社代表取締役、2011年一般財団法人ニッポンドットコム理事長、16年以降株式会社ジャパンエコー社代表取締役(再任)。公益財団法人日本国際問題研究所評議員、公益財団法人統計情報研究開発センター評議員、日本記者クラブ会員。2008年日伊文化協力でイタリア連帯の星勲章「カヴァリエーレ章」受章。2009年TBS番組コメンテーター。著書に『日本の発言力と対外発信 「静かなる有事」を超えて』(ホルス出版、2018年)、『国境なき時代を生きる——忘じがたき記憶の物語』(花伝社、2021年)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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SGS管理栄養士国家試験/過去問題&解説集2025
¥2,860
ISBN 978-4-7634-2120-3 C3047 発行:2024年6月10日 B5判並製 444頁 ●内容紹介● 科目別・項目別 解答のコツがひと目でわかる合格への決定版 最新ガイドライン対応 過去5年分全1000問収録 ●目次● 社会・環境と健康 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 食べ物と健康 基礎栄養学 応用栄養学 栄養教育論 臨床栄養学 公衆栄養学 給食経営管理論 応用力試験 ●著者紹介● SGS総合栄養学院 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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明治維新という時代:不羈独立の精神はどこへ消えたのか
¥2,420
ISBN 978-4-7634-2118-0 C0021 発行:2024年5月25日 四六判並製 336頁 ●内容紹介● 近代国家成立の源流に学ぶ 独立した精神で時代を切り拓いた「明治維新」、その輝きと衰退を西郷隆盛論から草創期帝国軍隊史、憲政史等から眺望。「日本という国」を奮い起こした「不羈独立の精神」は、なぜ帝国主義・植民地主義・絶対的天皇国家へと凋落していったのか。混迷する近代日本のその起源を辿る。 過去との対話から未来を思考する批判的歴史評論集 ●目次● はじめに 第1章 西郷隆盛は永続革命をめざしたのだろうか 第2章 外国軍隊の撤退を求めた明治維新政府 第3章 ニワトリからアヒルの帝国軍隊 第4章 明治憲法制定史序説 あとがき ●著者紹介● 深草 徹(ふかくさ とおる) 1946年6月28日生。1965年愛知県立旭丘高等学校、1969年東京大学法学部各卒業。鉄鋼会社勤務を経て1977年弁護士登録(兵庫県弁護士会)。国道43号線道路裁判、尼崎公害裁判、三菱重工職業性難聴集団裁判、市立尼崎高校障害者入学拒否裁判など多くの事件を担当。2018年弁護士リタイア。 深草憲法問題研究室。「九条の会.ひがしなだ」共同代表世話人 著書 『学術会議問題 科学を政治に従わせてはならない』(あけび書房)、『9条とウクライナ問題 試練に立つ護憲派の混迷を乗り超えて』(あけび書房)、「慰安婦」問題の解決 戦後補償への法的視座から』(花伝社)、『戦後最悪の日韓関係 その責任は安倍政権にある』(かもがわ出版) ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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昭和の銀行員 第2巻 システム開発篇:1971─1977年
¥2,200
ISBN 978-4-7634-2117-3 C0095 発行:2024年5月25日 四六判並製 368頁 ●内容紹介● 昭和の銀行で最先端の開発を 昭和46年4月、不動産銀行本店に異動した武田は、新設された事務管理部オンライン班に着任。不銀全店のシステム化を練る議論の熱き日々。業務を分析し、処理の手順を起こし、プログラム設計書をつくるクリエイティブワーク。新方式の外国為替計理で海外店システムを開発した武田は、ニューヨーク支店開設支援のためアメリカへ旅立った──。 『日債銀破綻の原罪』の著者が描く。 コンピュータ黎明期、システム開発に 奮闘する銀行員たちの群像劇。 ●目次● 第2巻 システム開発篇◆目次 第三章 オンラインシステム開発 第四章 ニューヨーク支店システム開発 第二巻終章 総合オンラインシステム苦難の船出 ●著者紹介● 上杉幸彦(うえすぎ・ゆきひこ) 1943年生まれ、東京大学経済学部卒業。 1965年、日本不動産銀行(1977年、日本債券信用銀行に行名変更)入行。 1971年、事務管理部配属、総合オンラインシステム、海外店システム、外国業務システムの開発に従事。 1988年、個人業務部長。 1994年、日債銀総合システム常務取締役。 1998年、同社退任。 著書 『日債銀破綻の原罪(上、下)』(東銀座出版社、1999年、筆名:田代恭介) 『青いシュプール』(東銀座出版社、2003年、筆名:田代恭介) 『昭和の銀行員 第1巻 支店遍歴篇』(花伝社、2023年) 文芸誌『白桃』同人 ホームページ 百名山登頂記他 http://home.p00.itscom.net/tashiro/ ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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『週刊文春』vs統一教会の30年:未曽有のカルト教団が残した傷跡
¥1,870
ISBN 978-4-7634-2119-7 C0036 発行:2024年5月30日 四六判並製 208頁 ●内容紹介● 統一教会とは、いったい何だったのか? 推薦:有田芳生 32年前の合同結婚式をスクープした記者が「空白の30年」を埋めた全軌跡。 カルトから家族を守る処方箋は必読だ。 合同結婚式で日本社会の話題をさらい、霊感商法で甚大な被害をもたらし、安倍元首相銃撃事件のきっかけともなった統一教会。 世間の耳目を集めた時もそうでない時も、『週刊文春』を主戦場に常に彼らを追い続けた執念の記録、そのアーカイブから見えてくるものとは—— 統一教会から“不倶戴天の敵”とされたフリーライター、30年の結晶 ●目次● 第1章 霊感商法と献金強要の実態 第2章 社会に深く根差した統一教会 第3章 統一教会が翻弄した人生 第4章 文鮮明一家「理想家庭」の真実 第5章 カルトと現代社会 ●著者紹介● 石井謙一郎(いしい・けんいちろう) 1961年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。出版社勤務を経て、1992年から2011年まで『週刊文春』特派記者。統一教会のほか、オウム真理教、摂理、幸福の科学、千乃正法(パナウェーブ研究所)、愛の家族などの新宗教やカルト取材に携わる。2013年から2020年まで「文藝春秋」契約記者を務めた後、フリーライター。共著に『統一教会 何が問題なのか』(文春新書)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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今だから分かる、コロナワクチンの真実:世界の実態と日本の現実
¥1,650
ISBN 978-4-7634-2115-9 C0047 発行:2024年5月15日 四六判並製 168頁 ●内容紹介● 「孤高の接種国」、日本で何が起きているのか 免疫学者とジャーナリストが語る、ワクチンの本当の効果と後遺症 X(ツイッター)累計閲覧数470万の動画シリーズ「免疫学者の警鐘」を書籍化 とにかくもう、うたないでください── ●目次● はじめに 免疫学者の警鐘 PART1 新型コロナワクチン 欧米の接種状況と日本の今 免疫学者の警鐘 PART2 新型コロナワクチンのメカニズムとは 免疫学者の警鐘 PART3 ワクチン接種が推奨されたワケ 免疫学者の警鐘 PART4 ワクチンを接種した人はどうすればいいのか? IgG4抗体レベルの下げ方 とは 免疫学者の警鐘 PART5 ファイザーワクチン 製造ロット別 有害事象の実態 免疫学者の警鐘 PART6 新型コロナXBB型対応ワクチンを打ってはいけない! ファイザー実験デー タの〝トリック〟を暴く 免疫学者の警鐘 PART7 mRNAワクチン〝DNA汚染〟の衝撃 免疫学者の警鐘 PART8 レプリコンワクチンとそのリスク 本書のまとめ ●著者紹介● 村上康文(むらかみ・やすふみ) 東京理科大学名誉教授。専門は創薬科学、分子生物学、免疫医学。1955年生まれ。東京大学薬学部卒業。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了(薬学博士)。アルバータアインシュタイン医科大学・スローンケタリング記念がん研究センター(米国ニューヨーク)・理化学研究所を経て1999年東京理科大学基礎工学部生物工学科教授。スローンケタリング記念がん研究センターでの腫瘍ウイルス研究以来、治療標的分子の探索、抗体の作成法の開発、抗体医薬の研究開発を一貫して実施。約700種類の研究試薬用抗体をはじめとして、診断用抗体・治療用抗体の分野において世界トップレベルの実績を持つ。著書に「分子細胞生物学事典」(医学評論社)、「ゲノム解析は何をもたらすか」(東京化学同人)など。 山路 徹(やまじ・とおる) ジャーナリスト、APF通信社代表。1961年生まれ。TBS、テレビ朝日系制作会社を経て、1992年に日本初の独立系ニュースプロダクション「APF通信社」を設立。ボスニア、ソマリア、カンボジア、アフガニスタン、ミャンマー、そのほか中東地域など世界の紛争地域を取材し、NHKや民放で放送してきた。近年は民放報道番組の制作に携わり、社会問題や災害取材に取り組んでいる。TBS「サラエボ旅行案内」ギャラクシー優秀賞、テレビ朝日「桶川女子大生ストーカー殺害事件」テレビ朝日社長賞ほか。YouTubeチャンネル「山路徹YouTubeチャンネル」、「HGA48犬猫ニュースチャンネル」運営。著書に『「正義」という名の虐殺』『真実の紛争地帯』『命の対価』(ともにフットワーク出版社)『ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ!』(光文社)など。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net
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対米自立を貫いて:民族派・一水会の50年
¥5,500
ISBN 978-4-7634-2116-6 C0036 発行:2024年5月30日 A5判上製 608頁 ●内容紹介● 日本が真の独立を果たすその日まで、我々の闘いは続く 「楯の会」事件への衝撃から結成された民族派団体、一水会。 既存の右派勢力とは完全に一線を画すその思想と行動は、立場の違いを超えた影響力で、戦後日本のあり方を鋭く問い続ける。 50年の時を経て、孤高の愛国者たちは何を成し遂げ、そして何を目指すのか── 我が国最大の課題、「対米自立」に向き合った半世紀の軌跡 ●目次● 第1章 巻頭論文 次の50年に向けて──何を守ってきて、何を継承していくのか 第2章 活動の軌跡 第3章 我らが訴えてきたもの 第4章 個別課題にどう闘ってきたか 第5章 一水会50周年によせて 第6章 追悼 鈴木邦男 第7章 資料編 ●著者紹介● 一水会(いっすいかい) 昭和47年5月30日に結成。昭和45 年11月25日に決起した三島由紀夫・森田必勝両烈士らの憂国の精神を継承すべく設立した団体。戦後体制を打破し、対米自立・対米対等、真の独立国家を目指し、結成から一貫して民族自主独立の旗を掲げてきた。 初代代表は鈴木邦男(すずき・くにお)、現在の代表は木村三浩(きむら・みつひろ)。 ※発送完了のメールが届きましたら、数量変更及びキャンセルは原則お断りさせていただいております。 ご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。 info@kadensha.net